風はエーゲブルー・・・にしたい

愛車の307SWのことや、興味のある様々なことをダラダラと書いていきたいです。

グレンファークラス1965カスク

2004年12月20日 | たわごと
今日は清水の舞台から飛び降りた。
お馴染みのにっか亭スピリッツで、ボトルを入れた。それがグレンファークラス1965カスクストレングス。ほとんど原価の4万円ナリ。
売る方も、買う方も、外したときのファークラスを知っているだけに、ボトルを開けるまではドキドキである。
もっとも、ファークラス特有の赤みの濃い色、65年蒸留、2000年瓶詰めとは思えない60度という度数からして、「ハズレではないだろう」とはお互いに思っているものの、やっぱりドキドキ。
開けた時に、マスターが
「コルク、逝っちゃってないかな?」
と言いつつも、開けると、コルクはキレイで、しかも下部はしっかりとファークラスに染められている。それを嗅いだマスター、
「大丈夫、当たりだ」
と、のたまう。
香りは60度という度数にふさわしい力強さが残っていて、なかなかわからない。
そして、一口飲んだ。絶句。
香り、味、タンニン、アルコール度数、それらが恐ろしく高いレベルで存在している。こりゃあ、あたりどころか、大当たり勘九郎劇場ですぜ、旦那!(注:これは飲んだ帰りに書いています)。
っていうか、濃すぎて一度にはそんなに飲めませんぜ。
とりあえず、常連のM教授にごちそうする。御愛飲の葉巻に負けないとのこと。だろうなあ、教授の葉巻の香りで、どれだけモルトが飲みたいと思わされたことか!今日は立場が逆転でござんす。
というわけで、今後は味のわかるK君にご馳走などしつつ、楽しみたいと思う。
ああ、良い買い物でした(二度と手に入らない、一期一会を堪能できます)。

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