二日目もヘロヘロになって帰りましたが、この日は雷鳥に会えて心は晴々でした。
小屋に帰って飲むお酒が旨い事、美味い事・・・・天気もまずまずで良かったです。
三日目は午前中、本業をやり、次回の準備を済ませ、午後1時過ぎに双六小屋を後にしました。
小屋を出る時間としては遅すぎるのですが、いろいろやらなければ成らないことが有りますので仕方が有りませんね。
じ~~~~と、槍、穂高を見る雷鳥に見送られて帰途につきました。
前日、ほんの少し陽が射した瞬間の双六岳台地からの槍ヶ岳と北鎌尾根です。
夕焼けに赤く染まれば、もっと、もっと綺麗なんですが…この日は焼けませんでした。
「また、綺麗な夕景を見においで!」って言う山の神様の計らいなんでしょう?
帰り道、左俣谷の新緑です。
柔らかい緑と白い幹・・・タケカンバのもっとも美しい時ですね。
私は、紅葉も綺麗ですが、この柔らかい色が一番綺麗だと思いますね。
すぐ隣のタケカンバはまだ、これから芽吹きです。
双六の本峰、南側斜面にキツネが走るのを目撃しましたが動物も植物もいよいよ動き出しましたね。
自然の営みが延々と続く、双六は本当に良い所です。
この時期は慣れない人は無理ですが、夏のトップシーズンは子供達でも登れるところです。
機会が有ったら是非行って見てください。