走れ!カピ!

甲斐犬、カピと山岳写真の徒然雑記

猟欲の開花!

2012年02月29日 | 甲斐犬

猟師でない私がどうすれば犬の猟欲を開花させることができるか??

猟師であってもただ猟に連れて行けば猟欲が開花されるかと言えばそうは行かないと思う。

犬にはやはり「教育」が必要なんだと思います。「訓練」と言葉を変えても良いかもしれません。

猟師でも本当に、本当の訓練、教育を犬にしている人は少ないのではないでしょうか?・・・憶測ですが。

そんな人たちで無く、普通の犬飼として甲斐犬の猟欲を開花させるための訓練、教育を模索しています。

その一つとしてとにかく山に入れることです。単独で静かに道無き山を歩くのです。

これを繰り返すことによりその犬の癖、嗜好、考え方を見て、自分の考えるような行動をとらせるように導くことだと思います。

言うは易しで、なかなか上手くいきませんが一生懸命やるしかないですね。

開けてはいますが結構な斜度があるところもガンガン走ります。

写真は距離が有るのでコンデジではうまく取れませんがご容赦を。

苔むした原生林の中から姿を現しました。高鼻を使った後、静かに遠くを見ています。そして今度は下に向かって林の中に消えていきました。

こんな感じで時々私の姿を確認しに何処からともなく姿を現してどこかに走っていきます。

これを一時間から二時間ほど続けて山歩きを堪能するのです。

この日は獲物に出会う事も無く、初夏の日差しが強かったのでこの辺で切り上げました。

機械を使っていないので実際はどの位私から離れていくのかは分かりませんが4~500mは離れると思います。

自分で実際に猟をしてこの距離で鳴かれても声が聞こえず、また聞こえたとしても現場に行くまでにかなりの時間を必要となるので

難しい距離ですね。これもまたあまり遠くに行かないような訓練をするしかないですね。

私の場合は遊びですので距離よりも戻りの時間が大事です。

今は山散歩が終了して、車に帰り、待っても30分ほどで帰ってきます。

今までで最高に待ったのが1時間と少しです。(これは鹿を追ったとき)

車のシートで少しうつらうつらしたところでドアを「開けろ~~」と騒いで起こします。可愛いやつです。

  

 お~~と、サッカーが始まるので今日はこの辺で!

 

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往古日本犬写真集

2012年02月28日 | 甲斐犬

偶然ですが日本犬の写真集を見つけましたので、いつもの通り図書館で借りることにしました。

「往古日本犬写真集」 岡田睦夫著 ㈱誠文堂新光社 発行 と言う本です。

しかし、今の図書館はすごいですね。どんな本もすぐに探し出し、そこになければ日本の何処にあるかすぐに判明。

そして、2,3日で送ってくれます。

もちろん館内でしか読めない貴重な本や、自宅に借りていける本などいろいろですが・・・。

この本は特に秋田犬の事が詳しく乗っていて、甲斐犬の事は少ないですが、それでもいろいろ勉強になります。

     

 次の三つの写真は甲斐犬がのっているページです。

 内容は著作権が発生するかもしれないので読めない程度に載せますが、昔の甲斐犬が発見されたころの写真です。

 昔の本もたくさん読んでいるのですがまだ、見たことのない写真もいくつか乗っていましたね。

 まさしく玉石混合、なるほどと言う犬もいるし、え~~~と思える犬もいますが、総じて狩猟に使われていただけあって

 実用犬らしく眼光鋭く、精悍な感じがします。現代のペット可した甲斐犬にない鋭さが感じられますね。

 ただし姿形は間違いなく現代の甲斐犬のほうが「かっこいい」と思いますがどうでしょうか?

 やはり、愛護、保存と言えども生き物はその形態を変え、時代に即して変化していくものですね。

 文中に気になることが載っていたのですが、特に、虎毛の事が掛かれていました。

 甲斐犬は「甲斐虎毛犬」と言われていたように虎毛が最大の特徴です。

 真っ黒い犬が流行った時期が有り、(まあ、今も多少ありますが・・)嘆いている文章には賛成できますね。

 虎毛(現在の中虎)が有り、その両サイドに黒虎と赤虎が有るのが正しい認識だと思います。

 ある人が黒虎と赤虎が有ってその過程に虎毛(中虎)が存在すると言ってましたが私の考えでは違うと思います。

 まあ、それぞれの考え方が有って良いのですが、甲斐犬の最大の特徴が虎毛に有ることは間違いないことだと思います。

         

 そこで現代のペット化された甲斐犬の「カピ」の顔写真を載せますが、どうですか?みなさんはどんなふうに感じますか?

 猟欲も無い、愛玩犬、ペット犬でしょうか?

 それとも猟欲もあり、眼光鋭く、しかし現代の家庭犬としての素質を併せ持った甲斐犬に見えるでしょうか?

 みなさんの評価はいかに??

 

 

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もも、初めての立ち込み!

2012年02月27日 | 甲斐犬

先週に続いてももちゃんがお泊りにやって来ました。

ちょうど私も連休で、時間が有ったので、たくさん遊ぶことができて、結構仲良くなれましたね。

ドッグランに行ったり、ロング散歩をしたりしましたが犬の性格は親子と言えども違うもんですね。

ももはまだまだお子ちゃまなのでとにかくじっとしていません。

写真を撮るのが大変ですが、それでも良いのが少しあるので載せてみます。

キリちゃん、駒子見ているか~~い。ももはこんな仔に成長しましたよ。

キリちゃんと同じく気が強すぎます。見てくださいこのハチキン顔!

自分からは行きませんが、ランで掛かってきた犬は吠えてベンチの下に追い詰めて喜んでいます。

立ち込みは全くできません。ほんの3秒ほどです。 

 

今朝の散歩の時に母さんに撮ってもらいましたが・・・瞬間芸です。やや上から。

何回目かに何とか真横からですが、顔が向こうを見てしまいました・・・残念。

虎毛は右側のほうが多いような気がします。

尾は気合が入っているときは差尾、ちょっと油断すると尾先が背中の真ん中につきます。

耳も大きからず、小さからず、角度も良いのですが、時々後ろに引きます。

如何なもんでしょうか。結構イケてる気がしますが・・・!如何せんじっとしてくれません。

 

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思い出の稜線」

 この写真は鹿島槍、東尾根、一ノ沢ノ頭からの撮影です。

 大谷原の駐車場からしばらく歩くと東尾根の末端が有りますがそこから樹林帯の急登を登ります。

 ここも全くのバリエーションルートですから地図と感が便りのルートをひたすら登ります。

 鹿島を正面に見て、左側が北俣本谷、右側がアラ沢です。

 山屋さんは右側のアラ沢を超えて天狗ノ鼻周りのルートを行きますが私にはとても無理なので一の沢ノ頭を目指します。

 初日は一ノ沢の頭か二ノ沢ノ頭でビバーク、写真的には一ノ沢ノ頭からが好きですね。

 テントを設営して一と二の頭を行ったり来たりして撮影します。

 見事な高度感と陰影、アラ沢ノ頭から上が綺麗ですね。たまりません!

 鹿島槍も普段見る形とだいぶ違うと思いましが北方のピークはちょっと見えません。

 最初に行った頃は余り人も来なかったのですが今は結構人が来るようです。

 あくまでバリエーションルートです。力量を考えて自己責任で登ってください。

 どちらに落ちても助からないと思ってくださいね。特別な山屋さんの世界です。あくまで自己責任ですよ!

 ここは朝日が最高!正に至福の時を過ごしました。

 この写真も余り発表されたことが無いと思います。もちろんこの写真も未発表です。

 もう、今となっては、二度と行くことがかなわぬ、大切な思い出の尾根ですね。  

                       ウイスタ 4×5 210㎜ コダックE100VS

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蕎麦打ち会!

2012年02月26日 | 甲斐犬

 同級生の仲間と忘年会をやった時に約束した蕎麦打ち会をやりました。

 もちろん、中身は蕎麦打ちを理由にみんなで飲み会です。

 ちょうどお雛様の時期ですので立派な雛飾りが飾られていましたが、我が家は男ばっかりなのでその素晴らしさにびっくりです。

 娘さんのものですが、遊びに来るお孫さんのために飾ったそうです。

   

 お内裏さ~~まとお雛さま~~! 顔が命ですね!  

  

  お酒が入る前に蕎麦打ちです。久しぶりなので少し柔らかかったかな~~。

  Sさんが昨年、丹精込めて作った蕎麦、大切に打ちましたよ。

  もちろん、必殺のそば粉100%のおいしいお蕎麦です。

  スピードが命のお蕎麦、あっという間に出来上がり、あとは座敷の宴会場へ・・・飲み会で~~~す!

  

 女性陣はまずはお蕎麦から・・・男性陣はさっそく一杯です。

 ビールも飲んでお酒も一升空になり、焼酎も2本ほど開けて昔話に花が咲きました。

 竹馬の友と高校生の時の友達ですから良いことも悪いこともみん~~な知っているのでとっても楽しかったです。

 4家族、時のたつのも忘れていっぱい楽しみました。Sさん、奥様有難う御座いました。

  

 昨夜からお泊りで来ている「もも」 少し眠くなってきたようです。カピはとっくにダウンです。

 

 

 

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大和ママさんの写真

2012年02月24日 | 甲斐犬

  カピの父親は「大和」と言いますが、その大和の飼い主、東京の大和ママさんからいただいた写真を載せることにします。

 大和ママさんは写真を撮るのが上手ですが、大和がモデルのようにカメラ目線をするので、いつも感じの良い写真を載せてくれます。

 写真は展覧会に行ったときにいつの間にか撮ってくれた写真ですが、さすがですね!

 カピはなかなかカメラ目線をしてくれないのですが、ばっちり決まっています。

 

 車内で待機している所もパチリ!やっぱりカメラ目線ですね。チャンスは逃しません!

 

 偏屈親父の顔はカットです。ううううう~~~やっぱりデジイチが欲しい~~~!

    

   3枚ともyamatomamaさん撮影です。

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 「思い出の山稜」

 山に行き始めた頃の懐かしい写真です。

 八ヶ岳は大体が佐久方面から登ることが多いのですが、これは夏沢峠から硫黄岳に向かう途中から

 (硫黄の登り)西天狗、東天狗、蓼科山、奥に北アルプスです。

 毎年、正月の4日には山彦荘か硫黄岳山荘で宿泊して朝夕をねらうのですが八つは寒いですよ!

 硫黄岳山荘の玄関で-15度以下は当たり前、外に出て風が有れば-20度は確実に下ります。

 そんな中でフィルムの交換は気を付けないと凍傷になること間違いありません。

 私は意外と血行が良いので余程のことが無い限り手が冷たくなることは有りませんでした。

 それでもフィルム交換の時は最低でも薄い手袋はしていましたね。

 もう、八ヶ岳もご無沙汰して何年になるのでしょう・・・。毎日見ているのに遠いところに成ってしまいました。

                                      マミヤ RZ 6×7   ベルビア

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