日々妄想で暴走

萌えを追いかけ生きてゆく

嵐一夜 (CV.茶介)

2018年01月09日 | 茶介
江戸に向かう旅の途中、山道で私は供の者とはぐれてしまった。日は沈み、辺りはどんどん薄暗くなっていく。 持ち物を供に預けていた私は往くも退くもできず途方に暮れた。 そこに突然、雨が降りだした。雨は次第に勢いを増し、強い風を伴って嵐になった。私は嵐をしのごうと近くにあった小屋へと急いだ。 荒れ狂う雨風が古い小屋をガタガタと揺らし続ける。(怖い……) ふいに戸が開き、張りのある男の声が小屋の中に響いた。 . . . 本文を読む