2.生命=細胞の誕生
40億年前、地球上に単細胞生物が出現する。
そして20億年後、増殖と代謝機能をもつ真核生物が誕生した。
その後、20億年という長い年月の間に無数の種が出現,進化
または絶滅していった。
どのように最初の生命=細胞が生まれたかに関しては種々の学説
があり、決定的なものはない。
(1) 大気から化学変化により生まれた。
大気中のメタン、水蒸気、アンモニア+雷 → アミノ酸、塩基
→ タンパク質、核酸 → 原始細胞 →生命=細胞
(膨大な化学反応と変化を経て)
(2) 宇宙からアミノ酸や塩基が供給され(隕石)、膨大な化学反応
と変化を経て、生命=細胞が生まれた。
(3) 海底の熱水噴出孔で、メタンやアンモニアからアミノ酸が生まれ、
膨大な化学反応と変化を経て、生命=細胞が生まれた。
(4) 陸上の温泉地帯でアミノ酸が生成され、膨大な化学反応と変化を経て、
生命=細胞が生まれた。
「生命=細胞の誕生に不可欠なもの」
岩石、液体の水、炭酸ガス、無機物、エネルギー
参考図:「生命の誕生と進化の38億年」、Newton別冊、ニュートン・プレス、2012