7.軍事ドローン(UAV、無人機)の攻撃
フーシ派は当初の新型機に改良を加え、次々と新しい軍事ドローンを
作り出した。
それらを使い、戦場での偵察、標的への攻撃などの戦術的攻撃を行い、
成果を上げる。
また、遠方の重要目標への戦略的攻撃も実施した。
「貧者の空軍」の誕生である。
〇2018年 UAE、アブダビ空港襲撃
2019年 サウジアラビア、アブハ空港襲撃
〇2019年 サウジアラビア、アブカイク石油施設襲撃
サウジアラビアの最も重要な天然ガス液化施設
フーシ派の前線から1000キロ離れている
*襲撃
早朝、18機のドローンが2波に分かれて攻撃。
施設は大きな損害を受け、回復に数週間を要した。
施設周辺には、パトリオットミサイルや最新防空システムが
設置されていたが、低空で飛来したドローン群を撃破できなかった。
*アメリカは襲撃に巡航ミサイルも含まれていたことから、襲撃は
フーシ派ではなく、イランが行ったものだ、と言明している。
参考図:https://news.yahoo.co.jp 「フーシ派のイラン製デルタ翼ドローン」