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第1話(1)

 錬金術(1)

 古代ギリシャの哲学者アリストテレスは
「この世のすべてのものは4つの元素―火、空気、水、土からできている」
と考えました。
  火 ------エネルギー
  空気------気体
  水 ------液体
  土 ------固体

 その後、いろいろな元素が古今東西、多くの学者により提唱されました。
そして、それらの元素を上手く組み合わせれば、望むものが作れる、と思ったのです。


 昔から人間が渇望していたもの、それは光り輝く金や銀、それと不老不死の薬でした。

 万物を構成する元素の結びつき方を変えれば、鉄や銅の卑金属から金や銀の貴金属を作り出すことができる、というのが錬金術の考えです。
また、万病を治す力を持つ薬も作れると信じていました。

 古代から近世の17世紀まで、その考えに従い、多くの錬金術師達が実験を繰り返しました。
かの有名なニュートンも、錬金術の研究をしたとか。

 〇いろいろな金属を熱で溶かして混ぜ合わせてみる
          
   銅と亜鉛から黄色い金属が生まれた----金だ!
          
  残念ながら黄銅(合金)で金ではなかった

 参考図:「図説 錬金術」、吉村正和、河出書房新社、2012
     
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