むぅちゃーーーーーーん！！

ティモンディ前田さんがとある番組で保護猫を預かるボランティアをされていた。

その保護猫の名前は『むぅちゃん』。エキゾチックヘアー、10歳の女の子だ。

その、むぅちゃんが可愛くて可愛くてしょうがなかった。

元々犬派だった、かのん。猫派の夫と知り合い、段々と猫派になっていったが、むぅちゃんが可愛すぎてもう、『むぅちゃん派』になってしまっていた。

むぅちゃんが舌をしまい忘れてペロっと舌を出している姿や、首を傾けて一所懸命にご飯を食べる姿など…もう、たまらなかった。むぅちゃんは最終的に優しいご家族の一員となったのだが、そのことが自分のことのように嬉しくて思わずテレビに向かって拍手をしていた。

かのんはティモンディ前田さんのファンなので、フィルムがかかって見えているのかもしれないが、それでもいい！むぅちゃんが可愛いのには変わりない！

もちろんむぅちゃんに対する前田さんの接し方も本当に良かった。無理に近づこうとせずむぅちゃんのペースに合わせて心の距離を縮められていた。だから、前田さんだからむぅちゃんは心を開いたんじゃないかと、かのんは思う。

むぅちゃんは今まで人間のせいでとても苦しい、かのんでは到底想像できない猫生を送ってきたと思う。でも、前田さんという方に出会って人間と心を通わせることを学んだむぅちゃん。「人間のせい」で苦しんだ。が「人間と共に」幸せ。になればいいな。と、かのんは思う。

そして、いつか、「むぅちゃんに負けないくらいの可愛い猫を飼うんだ！」と心に決めた、かのんであった。

マジでスマホを落としただけなのに…〜夫心配編〜

スマホを道に落としたことがある方はいらっしゃるだろうか？

かのんは、ある。

自転車に乗っていて、うっかりポケットから落としてしまったのだ。

家に帰り、スマホを探すも全く見つからない。スマホを鳴らして探そうと思ったが、夫は仕事中。…夫に連絡できない。スマホが見つからないから。そして、ようやく『スマホどっかに落とした？！』という思考にたどりついた。家を飛び出し、自転車で通った道を探しまくる、かのん。でも全く見つからない。泣きそうになる、かのん。

そして、『そうだ！夫に助けてもらおう！』という思考になった。

夫の職場までは車で片道３０分ほど。…この時かのんはそれを考えず、「いける！助けてもらえる！」と、思い込んでしまっていた。

地元で初雪が降ったとても寒い日だった。コートは着ていたものの、雪がちらつき寒く感じる気温だった。その中を、かのんは片道1時間歩き続けた。夫に会えることを信じて。

ようやく夫の職場に辿り着いた。しかし、、、夫の車がない？！

この時、他の従業員さんに助けて貰えば良かったのだが、かのんのコミュ障が発症して声をかけることができなかった。

愕然とする、かのん。でも、ここに用はない！と言わんばかりに立ち去る、かのん。そして雪がちらつく中さらに1時間歩き続け、家に辿り着いた。

夕方６時を回っていたと思う。暗くなりかけた空の中、かのんは家に入ろうとした。が、「夫が探しているかも」と思い、外に出た。その瞬間、車に乗った夫が少し怒った顔をしながら『プッ！』っとクラクションを鳴らした。夫に手招きをされ、車内に入る、かのん。そして「スマホがね、なくなってね…」と夫に説明しようとした。それを遮るように「交番じゃ！！」と夫が言った。そして次の瞬間、何故か夫が泣き出した。しかも号泣。『何？！』と思い、理由を聞く前に、「もう、俺の前からいなくなったのかと思って心配したぁ！！」号泣しながら夫が説明する。「ごめんごめん」と夫の背中をさすりながら謝る、かのん。

そのあと、2人で交番に行き、無事スマホは帰ってきた。

かのんのスマホを拾い、交番に届けてくださった方、本当にありがとうございました。

この話は今は夫婦の中で笑い話になっている。このことがあったから、スマホは絶対ポケットには入れない。というより、夫がカバンに入れさせる（笑）

それにしても、誰かにあれだけ心配されたのは初めてだった。夫よ、スマホ落として、書き置きもなく出ていってごめんなさい。めちゃくちゃ心配してくれてありがとう。

他人に心配かけてはいけないが、心配されるのもいいものだ。

『かのんタイム』の必要性

「かのんさんは、お仕事や食料品の買い物に出かけるなどの時以外は何をしていますか？」

カウンセリング中、病院の心理士さんからそう尋ねられた。

かのんはちょっと考えて「掃除しています。」と正直に応えた。

「休む暇ないですねぇ！」と心理士さんから驚いた様に言われ、なんで驚かれたのか、わからないでフリーズする、かのん。心理士さんは言葉を続けた。

「かのんさんは、職場のスタッフとしての役割、家庭での奥様としての役割、この2つしかないんです。でも、もう一つ、かのんさんが『かのんさん』という役割でいられる時間が必要なんです。」

かのんが、かのんでいられる時間…。考えたこともなかった。心理士さんによると「ふーっとリラックスする時間」「趣味の時間」がかのんが、かのんでいられる時間なのだそうだ。

思えば、そんな時間とったこと今までなかった。最近疲れているのもそのためだったかもしれない。

大体、趣味と言えるものが最近なかった。確かに文房具は好きだし、前は編み物をしていた。しかし、やる暇がなくなって、暇がないのにかまけてやる気がどんどん薄れていった。それで、「やらなくてはいけない」掃除をやるようになったのではないか？と、かのんは自分自身を分析した。

「このままじゃまずい」と一念発起し、趣味を探し始めた、かのん。

そして、このブログに辿り着いた。

かのんが、かのんでいられる時間を、かのんは『かのんタイム』と呼んでいる。これから、心の健康・メンタルヘルスのためにも、かのんタイムを続けていこうと思う。

このブログを読んでくださった方、かのんタイムへようこそ！！

 

 

心を動かし・掴んで・離さないもの〜部活編〜

今回、ナーバスなお話です。

苦手な方はすっ飛ばしてください。

 

地元の高校生が吹奏楽を演奏する機会にたまたま巡り会った。

さすがは高校生。若さ爆発で、迫力がある素晴らしい演奏を生で聴くことができて幸せだった。最初の音合わせの音を聴いただだけで涙が出るほど感動した。（早い）

実は、かのん、中学時代吹奏楽部で部長を任されていた。

やって気づいたのだが、あまりにも向いていない。まともな指示は出せないし、部員をまとめられない。そんなこんなで、毎日副部長に叱られていた。

「なんで、かのんが部長になったのか」→「なんで、かのんはうまくできないのか」→「なんで、かのんは生きているのか」…と毎日のように堂々巡りな考えをして、落ち込んでいた中学時代だった。

もちろん楽しいこともあった。でもそれ以上に嫌な思い出ばかりが心にのしかかる。

そんな嫌な思い出が仕事中、リラックス中、ふとした時に甦ってくるのだ。夢にだって出てくる。かのんの頭・心を悪い思い出が占領する。

中学を卒業して２０年経った。もう、かのんの頭から、心から、悪い思い出よ卒業してほしい。

 

今回、少しでも離れてくれればと思い、吐き出させてもらった。

読んでくれた方、ありがとうございました。

小さな、かのんの大冒険

現代女性の平均身長は165センチだそうだ。かのんはそれより10センチも低い。これでも健康診断で身長が伸びているのが判明し、喜んでいたのだ（笑）そう、かのんは身長が低い。

そんな、かのん。今日は街中へと遊びに行った。久しぶりに街中に来たのだが、それには理由があった。

「文具Love博」が地元で初めて開催されたのでいそいそと出向いたのである。

文具Love博は名だたる文具メーカーさんたちが一堂に集まり、販売してくださる販売会だ。

かのんは、スタンプとか、マスキングテープとか、可愛い付箋とか、そんな文房具が大好きな「文房具女子」なのである。もう、その文房具博開催を知った時は大興奮で思わず手を上に振りかざし、バンザイをしていた。

しかし、一つ問題があった。かのんは大の人混み苦手だ。

今日の文房具博は会場に入るまでに長蛇の列ができていた。人混み苦手かのんはそれを見ただけで震え上がり、一旦落ち着こうと元来た道を戻った。そして、大きく深呼吸をした。いざ！出陣！の儀式である。

チケットを見せ、会場に入った。ら、人人人…。人しか見えず、肝心の文房具がどこにも見当たらなかった。

それでも、「せっかく来たんだっ！」と自分を鼓舞する、かのん。

でも、お目当てのものがどこにあるのか全くわからない。泣きそうになる、かのん。

会場の地図を手にいれ、少し冷静になった。

それから、マスキングテープゲット！インクゲット！ハンコゲット！ついでに、旦那が好きなガンダムの折り紙もゲット！

ミッションコンプリート！やったぜ！かのん！

そのあとは人の多さに倒れそうになったので早々と退散した。

滞在時間３０分。…短っ！（笑）

それでも大満足な、かのんなのでした。