かのんタイム

私、“かのん”が自分でいられる時間を「かのんタイム」と呼んでいます。あなたも自分の時間を大切にできますように。

かのんのお仕事 その1

2023-10-13 19:37:24 | 日記

某看護師ドラマのようなタイトルになってしまった…。

今回は愚痴っぽくなっているが、ご容赦いただきたい。

かのんは30歳から職についた。

ちょっと遅咲きのような気もするが、それまでは入院したり、病院のデイケアや移行支援というところに通ったりしていた。その話もいずれ書きたい。

かのんは、最初、障害者雇用で介護職に就いた。おじいちゃん、おばあちゃんのお世話をする介護である。

障害者雇用とは障害者専門の求人のことで、病気や障害を開示して働く「オープン」と病気や障害を開示しないで働く「クローズ」の2種類がある。かのんはオープンを選択した。

統合失調症を開示していたので、何か仕事に対する配慮があるかなぁ。と初めてのお仕事に胸躍らせ、配慮を期待していた。

・・・が、現実はそう甘くなかった。

かのんが応募したのは介護の補佐的な役割の仕事で、例えば「利用者さんのトイレ介助を1人で行うようなガッツリした介護は行わない。」とされていた。ところがどっこい(古)確かにトイレ介助は1人で行わなかったものの、食事介護やレクレーションの司会、朝のミーティングの司会など「いや、聞いてないんですけど?」と思う仕事がバンバン入ってきた。

「社会人なんだから聞いてない仕事も任されるのは常識」と思われる方もおられるかもしれないが、100歩引いてその常識を飲み込むとしよう。ただ、かのんは教えてほしかった。やり方を丁寧に教えてもらってからデビューしたかった。

かのんは、介護の仕事を「教えてもらう」というよりは「見様見真似」ですることがとても多かった。

おじいちゃん、おばあちゃんが好きで介護の仕事を選び挑戦したが、3年ほどで終わってしまった。

この3年で仲の良いおばあちゃんに巡り合うことができてうしろ髪引かれる思いもあったが、半年ほど体調を崩し泣く泣く退職することとなったのだ。

ずっとこの仕事で生きていくと思ったこともあったので落ち込みは半端なかったが、かのんが働かないと旦那と暮らしていけないし、かのんは何か仕事をしていたいと思っていたので、次の仕事を探すことになった。

さあ、どんな仕事に就いたのか?は明日書こうと思う。