かのんタイム

私、“かのん”が自分でいられる時間を「かのんタイム」と呼んでいます。あなたも自分の時間を大切にできますように。

マイブーム 今と学生時代

2023-11-29 19:32:37 | 日記

かのんはある団体に所属し、ピア活動的なことをしている。

その活動の中で「マイブームについて」を話す機会があった。

マイブーム…自分がハマっていること…いきなり聞かれるとなかなか答えるのが難しい。しかし、活動に参加してくださった方々は皆さん発表してくださり、質問も出たりして大いに場が盛り上がった。

お風呂の入浴剤、昭和歌謡、動画観賞、英語の勉強などなど…様々な回答があったので司会をしていた、かのんは大いに安堵した。

ちなみに、かのんは「ブログ」と答えた。自分の好きなように文章が書けるブログは、かのんのマイブームであり、ストレス解消法の一つである。

かのんが学生の頃のマイブームは「カラオケ」であった。自分の部屋でイヤホンを通しCDを聞きながらガンガン歌う。高校の頃は暇さえあればすぐカラオケ店に行ってガンガン歌っていた。

しかし、大人になるにつれて歌う機会が減っていった。それで、かのんは次のマイブームを探すこととなる。

編み物、アロマ、原付、映画、ゴールデンボンバー、ティモンディ、はんこ…などなど、色々経験した。こうやってみると、かのんは多趣味である。自覚はなかったが多趣味である。

かのんにとって、マイブーム=ストレス解消法のようだ。

精神疾患を持つ、かのんにとってストレス解消は大切中の大切だ。

最近は趣味活動をする時間がなかなか取れないが、大切中の大切。精神の健康に必要不可欠。無理矢理でも時間を取りたい。

だから、協力してくれ。夫よ(笑)

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病気になって気づいたこと

2023-11-28 20:27:27 | 日記

心は目に見えず、伝えなければ他人には伝わらない。

当たり前のことの様に思えるが、かのんは統合失調症になったことにより、このことに気づくことができなかった。かのんは「他人にかのんの心がすり抜けている」と思っていたため他人に気持ちを伝える必要などないと思い込んでいたのだ。

また、自分がどれだけ疲れているかどうかも気づかなかった。

かのんは120%の力を出して仕事や勉強をすることが多かった。現在も120%の力を出して仕事をしてしまうことがあるが、すぐに気づき休憩を取るようにしている。以前は、自分がどのくらいの力を出しているかも、自分がどれだけ疲れているかも気づいていなかった。なので、いつも疲れていた。でも、なぜ疲れているかわかっていなかった。

現在は自分の体調を管理するため4種類のスタンプを使い、その日の気分・体力を記録している。4種類のスタンプはニコちゃんマークで良い⇆悪いを表している。かのんはこの記録を続けている。自分が疲れていることを視覚的に捉えることができるようになり、体調管理がしやすくなった。また、自分がどれだけ疲れているかも感じやすくなった。

病気になったことで困ることもたくさんあったが、気づくこともたくさんある。

そんな気づきをこれからも書いていけたらなと思う。

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B型作業所のメンバーさん

2023-11-27 19:06:24 | 日記

かのんは以前、移行支援に通ったことがある。

移行支援とは障害や病気がある方が一般就労を目指し、面接の練習やピッキングなどの訓練を行う福祉施設のことだ。ちなみに、最長2年しか使えない。

かのんが通っていた移行支援はB型作業所を併設していた。

B型作業所は、一般企業に就職することに対して不安があったり、就職することが困難だったりする場合に、雇用契約を結ばず生産活動などの就労訓練を行うことができる事業所及びサービスのことである。

…文字にすると2つとも堅苦しいが、B型のメンバーさんとクッキーを作ったり、話したり、かのんが通っていた時はとても楽しかった思い出が多い。移行支援の作業の一環としてB型作業所で作業することも多かった。

B型のメンバーさんは車椅子の方や、視覚障害を持っている方、知的障害を持っている方、などなど、とても個性が光る方々が多かった。その中で、かのんは色んな方と関わった。

その経験が今でも役に立っている。様々な人と関わったことで、様々な感情・気持ちを知ったのだ。

例えば、視覚障害を持っている方は触ることを「見る」と言われる。かのんが作ったマフラーを差し出すと、「ふわふわで綺麗ですね。」と言ってくださり、隅々まで見てくださった。そして、とても褒めてくださった。

知的障害を持っている方で、作ったクッキーを食べてしまう方もいた。その方とお話しすることは難しかったが、愛嬌がよく、かのんと手を繋いだりもしてくださった。かのんと仲良くなりたかったのかもしれない。ちなみに、かのんはとても癒された。

…そんな思い出がある。

移行支援は卒業したが、かのんが移行支援時代を過ごしたB型作業所の街中での出店がたまにある。その時はできるだけ出向き、商品を購入するようにしている。というか、クッキーとコーヒーが美味しすぎて普通に購入してしまう(笑)

少しもの恩返し、できていれば良いと思う。

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疲労困憊からの回復

2023-11-26 18:33:59 | 日記

最近、疲労困憊だった、かのん。心身ともに疲れていた。趣味もする気が起きず、ブログも書けなくなっていた。

そして、疲労困憊、かのんは疲れすぎてすみっコぐらしの映画を観に行った。…感動した。ネタバレはしたくないので内容は言わないが、心が洗われた気がした。

疲労困憊の時は、感動する映画を観たり、部屋の大掃除をした方が良いらしい。感動する映画も心の掃除になるというが、疲労困憊の時はなぜ掃除をした方が良いのだろうか?

部屋は心の鏡という言葉を聞いたことがある。

心は見えないが、部屋の片付け・大掃除をすることにより、知らず知らず自分の心を掃除しているのだ。心が掃除されると身体も元気になってくる。「病は気から」という言葉をイメージするとわかりやすいかもしれない。

そして、感動する映画を観た、かのんは心の大掃除に成功し、元気を取り戻した。

実際住んでいる部屋の掃除?それはまぁ、今度しよう(笑)

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青春を取り戻せ!!

2023-11-18 17:40:10 | 日記

リカバリーについて話を聞く機会があった。リカバリーとは「回復」「取り戻すこと」と訳される。今回は、病気からの回復をテーマに話を聞いてきた。その話の中で『自分の人生をちゃんと生きてる?』と問いがあった。

かのんは一瞬困惑した。それは、かのんの生い立ちに関わる問いだった。

かのんは病気のこともあったが、家族の中でとてもとても気を遣って生活していた。いじめられていたことも、学校であったことも言えず、1人気持ちを抑え込み悩み続けていた。それが当たり前だった。幼い頃は、自分の人生ではなく、家族や他人のために生きていた。

かのんは25歳の時に統合失調症の治療を始めたが、治療が始まって初めて「かのん」がやってきた気がする。治療を通して、自分は自分に優しくして良いことを学んだのだ。そこから、家族や他人のためではない、かのんは、かのんの人生を歩み始めた。

今、かのんは25年来の青春を取り戻すため、幼い頃よりわがままになり遊びほうけることもある。でもそれで良いと思っている。

だって、かのんはかのんの人生を生きているのだから。人生を生きるのがこんなに楽しいとは思わなかった。

これからも、かのんの、かのんによる、かのんの人生は続く。

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