皆無斎残日録

徒然なるままに、日々のよしなし事を・・・・・

祭りのあと

2010年10月16日 16時03分27秒 | 世相・風俗

散歩に出て、あちこち見るともなく見ていると、普段気にならないことに気づきます。

 

跡継ぎの子供がいなかったり、子供が他所に出て行ってしまったり、そして住んでいた人も年老いて施設や病院に入って、建物や庭の世話をしなくなった空っぽの家が目につくようになりました。そんな家の庭木に花が咲きているのをみると、言い表せぬ寂寥を感じます。ましてその家の人が私の幼い頃からを知っていた人だと猶更です。

 

そんな家の一つに金木犀の花が咲いていました。

 

昨日まで町の秋祭りでした。神輿を担ぐ人も少なくなり、いつの頃からか宮入り、宮出しの時もほとんどの距離は車で運ぶようになりました。神輿の喧嘩などは遠い昔の話になってしまいました。秋祭りの喧嘩神輿は大きな都市の方が盛んになっているようです。

 

秋祭りの名残の幟が風に翻っていました。

吹く風に玉生八幡大明神幟はためき秋は深まる

 


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