カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

「つるし雛」は娘の成長を祈って

2009年01月28日 | 保育サポーター

公民館の調整会議に出席して友人と会った。

その友人が 

「つるし雛の展示会をしているというのが新聞に載っていたから行って見ない?」と誘われ、行ってきました。

大田原の格式ある和風建築の、広~い畳の部屋で行われていました。

Photo 色とりどりの可愛い作り物が

たくさんつるしてあって、それはそれはすばらしいものでした。

Photo_2 一つ一つ良く見ると

とっても可愛いんです。

手まり、鶴亀、お嫁さん、ハイハイ人形など

Photo_3 ←こ~んなかわいいミニチュアの着物とか

(小さい頃母が作ってくれたのを思い出した)

写真はあまりパチパチ撮っているのも失礼かと

これだけですが、もっともっとたくさん展示してありました。

これみ~んな、布川みち子さんという方が作られたそうです。

大きなお宅の床の間の前に座って、飾られたつるし雛を見ていると

ふ~っと、心が落ち着き、とっても癒される感じがしました。

古くから伝わるつるし雛の力なのでしょうか。

つるし雛とは

江戸時代から伝わる、おばあちゃんや、お母さんが娘の成長を祈って

一針一針縫い上げる、魔よけや縁起物のぬいぐるみだそうです。

一つ一つのぬいぐるみには、それそれの言われがあるそうです。

鶴亀、扇子、米俵などは一般的にわかりますが

唐辛子は

虫除けの効能があり、赤ちゃんにも悪い虫が付かないようにとか

這い子人形は

ハイハイの多い子は丈夫に育つので健やかな成長を願ってとか

花は

子どもが花のように可愛くなりますようにとか

ぞうりは

足が丈夫になりますようにとか

手まりは

子どもの遊び道具で良いことが回りますようになど

子を思う母や祖母の願いそのものが、映し出されているのを感じました。

こう言う思いが、代々女の子に伝わっていったのでしょうねぇ。

とても勉強になりました。

そして癒されました。

ありがとうございました。

この催しが、明日の朝栃木テレビで6時半からの番組で

だいたい7時ごろに放送されるそうですよ。

コメント (8)
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