カニさんの家

I wanna become a person who can feel small happiness a lot!

なぜ「働く」のか? (長文注意☆)

2007年12月11日 14時35分32秒 | Weblog

先日購入した「なぜ、あなたは働くのですか?」という本を読み終えた☆☆
まぁ、本を読んだからといって核心を突いたような良い言葉が見つかるとも思えなかったけど、「働く理由」というより「こう考えて働け!」と言うようなことばかり書いてあったように思う。
いつも思うんだけど、社会科学や経営学、自己啓発系の書籍の中身は、奇をてらいすぎると突拍子もなくなって真実味が薄れるし、当たり前のことしか書いてないと「そんなのわかってるよ!」ってことになる。
大抵後者の方が多い。。
この本に関しては内容はまぁまぁ満足♪

この本では繰り返し「志」&「ミッション」を持って働け!!! ということを言っている。
何故働くのかを考え、何のために働くのかを考え、自分の役割を探し、仕事の中に自分の志&ミッションを持てというのである。
俺が個人的に思っている『仕事』っていうのは、

1.自分に向いているか
2.好きな分野か
3.(生きていくだけに)or(自分が望む)十分なお金をもらえるか
4.失敗してもプラスに考えることができる仕事内容か
5.自分の成長が社会への貢献につながるか

こんなもんかな。。
俺は「やりがい」とか「人を助けることができる」とかっていう言葉は仕事をする上で引き合いに出すのはオカシイといつも思っている。だってやりがいのない仕事なんてないんだから。。 この本の著者が言うように、自分の仕事に志を持って働くことで、自分の仕事が社会に貢献できてたり、人を幸せすることに一役買っていることを知ればどんな仕事にだってやりがいを感じることができると思う。
例えば掃除のおばちゃんだって「お客さんを快適な気分になるように床をピッカピカにしよう!」って考えて熱心に働くことで喜ぶ人は沢山いる。 自分でちゃんと探せばやりがいのない仕事なんてない!!!
それに「人を助ける」ということも、どんな仕事だってできる。
人を助けられるのはなにも「医者」じゃなきゃできないわけじゃない。会社の受付嬢だって人の命を救える(かも)。。
歌手だって、スポーツ選手だってキャバクラ嬢だって、、自分の役割(ミッション)に一生懸命になって、いかにお客さんの役に立つか!を考えて行動すれば、人助けはできる☆☆
極論をいれば「人の命を助ける医者ばかりじゃない」。。
もしそのお医者さんがテキト~な人で、「家が代々医者の家系だったから」とかで何となく医者になって、患者さんを救う気もなくて、、、、、って感じだったらどうだろう。こういう人、全くいないわけじゃないと思う。。
それだったらまだ飲み屋の女の子の笑顔の方がやんでるお父さんを幸せにしてるかもしれない。

社会人を見るとき「どこどこの会社の○○さん」って感じで肩書きがついてくる。
正直、肩書きや収入だけ見て判断するのは玉の輿を狙う女の子ぐらいで十分! 大事なのはお給料じゃなくてその会社でどんな志を持ってどんな仕事を誰のためにやっているか。
内容だけ見れば社員もアルバイトも関係ない。好きで選んだ仕事であれば社員以上に良い仕事をするアルバイトだっている。もちろんやらせてもらえる仕事に限界があるために、かなわないことも多いけど仕事ってそういうもんだと思う。きっとそのアルバイトの人にとってはお給料は2の次・・・。
よくテレビで見かける「セレブ」という人たち・・・
旦那さんがどっかの会社の社長さんで、そのご夫人がテレビで自分の家自慢をしてたりするのをみて、俺はいっつも「この人は本当に幸せなんだろうか?」と虚しさを感じる。こういう人たちに「お金が全てじゃないよ」って言っても、妬みとかにしか感じないんだろうなぁ~。テレビでこういう人たちを見ても全く羨ましいと感じたことがない。。
一番自分が羨ましく感じるのは、早期に自分の天職ともいえる職業を見つけて一生懸命努力している人を見た時☆☆☆

この本の中で気に入った言葉
<仕事を変え、キャリアを決めるのは自分である。自らの得るべきところを知るのは自分である。組織(社会)への貢献において、自らに高い要求を課すのも自分である。飽きることを自らに許さないよう予防策を講じるのも自分である。挑戦し続けるのも自分である : 経営学者P・F・ドラッカー>


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