庭を眺めながらベンチに座ってビールを飲みたいとずっと思っていた。
思い立ちIKEAへ、安物家具を探しに行く。
まず、お昼ごはん。カレーが美味しくないって・・・。
ついでにチリトリとほうきのセットも買う。危うく箱に入った6個セットを買うとこだった。
コスパもいい、なかなかのベンチを見つけた。座り心地も確かめ購入。
涼しくなってから組み立てる。
この物干し場に置きたかった。
庭を眺め、また8月は近くのお寺の花火も眺められる。
日中は余裕を持っていたつもりがバタバタと慌ただしかった.
でも,あさイチは,気持ちのいい夏を過ごした公園Argo Parkへ冬の様子を見に行く.
夏と冬に比較.やっぱり夏が気持ちいい.
その後,レンタカーを借りる.
レンタカーは初のヒュンダイ. Veloster。ノンターボ。
スポーティーな作りだけど1.6Lは広いアメリカではちょっと頼りない。
ATのタイミングがちょっと笑ってしまうくらいおかしい。MTだとイイかもしれない。でもギア比の問題なら・・・.低速ギヤの変速が違和感・・・.
スタイル、内装はイイ感じ。アイドリングはとても静か。
その後、ミシガンで購入した車を正式に売却。
ACURA TL無駄にフル装備、3.2L V6 VTECはパワフルで快適だった。
代金はチェックでもらい、銀行に行って自分のアカウントに入金してもらった。
ナンバープレートはミシガン大学のプレートカバーと一緒にお土産で持って帰る.
Pure Michigan
最終夜の食事は去年1月に出張でAnn Arborに来た時に,ミシガン大のプロフェッサーに教えてもらい,美味しかった店を事前に予約.
「Vinology」
予約の時間まで,少し時間があったので,楽しい思い出に浸りながらダウンタウンを散歩.
休日によくランチに来たケリータウン.ダウンタウン中心から3ブロックくらい離れるけど,とても気に入った街.
最後の晩餐は,創作アメリカ料理.
まずチーズとワインを・・・.
店員と相談しながら,ダックとビーフをメインに.
最後はミシガンの地ウィスキー(ライ)を飲む.
他の場所をよく知らないが,アメリカで永住するならAnn Arborに住みたい.
実際こっちに永住してる日本人の方は,5年くらい居るともう日本に帰りたくなくなると言っていた.
帰国まで10日を切ったので,
航空機および日本入国検疫の準備を進めている.
日本検疫への連絡は40日前までに,
メールでのやり取りでかなり詳しく教えてくれ,PDFで書類の確認もしてくれる.
それから,これは主に航空会社が求めるもので搭乗10日以内の健康診断書が必要.
問題はマイクロチップの種類,日本で主に使うのはデータマース社(スイス)のチップで他にも規格がある.
これのリーダーを持っている病院でないと個体識別ができない.
事前に猫の渡航書類作成に慣れている病院, データマース社のリーダーを持っている病院を探して確認.
いろいろ仕事が忙しい時期,妻が調べて手順をすすめる.
狂犬病抗体は1年間有効なので,日本出国前に検査したのでこちらでは必要ないので助かった.
病院は家からすぐ近く.その名も『Animal kingdom』へ.
まさに動物王国であった.
うさぎ,でかい.
ちきん
なんかわからん虫
なんかわからん,かわいい鳥.
病院内はおしゃれな感じ.受付に猫が自由にいる.
で,診断.診断は一瞬.かなり怯えてる.また帰国の航空機が心配.
主にデスクワークで獣医は慣れた手順で書類をそろえてくれた.
日本の病院より猫は落ち着いてるかも.
スタッフもみんな親切でした.
国際線,乗り継ぎ国内線,デルタとANAに猫を載せる予約をする.
はいOKって感じで心配.来るときもそうだったかも.
もう一つアメリカの検疫で書類に裏書をもらう必要があるため,来週 (U.S. Department of Agriculture)に行く.
フォアローゼス蒸留所からすぐ近く,ワイルドターキー蒸留所に行く予定.
時間が気になっていたが,何とかランチを取れそうなので Lawrenceburgのダウンタウンで食事.
余計なスパイスなどを使わないで普通に美味しいサンドウィッチとスープ.
アメリカもヨーロッパと同じで南に行くと食事がましになるのか・・・?
すきっ腹,連続で試飲はきついので丁度よかった.
そしてワイルドターキー蒸留所へ.
ゲストハウスは新築のきれいな建物.
ワイルドターキー
本来前日のジンビーム蒸留所が規模的には一番近代化されているだろうが,その部分はツアーでは比較隠していた.
ワイルドターキーは近代化を前面に押した見学コースだった.
ブレンドの部屋.実験室.
最後にテイスティング.
現行の物から一人2種類が飲める.二人で4種類飲んだ.
テイスティングの場所からの風景は悪天候にもかかわらず素晴らしいが,写真では伝わらない.
最後にマークの入ったグラスをもらって解散.
三日目(最終日)のバーボントレイルに備え,Lawrenceburgのホテルに宿泊.
ホテルの案内で日本食レストランを見つけ,ネットの口コミもそこそこ良いので行ってみる.(ダメだとわかっていても)
店は大繁盛.ちょっと期待した.
でも日本人としてはちょっと恥ずかしい内容.かなり調理もショーアップされた物になっていた.
まぁ,味の方向性は間違っていないような.でも無理.
味噌汁はAppetizer扱い.ほぼ一口で無理だった.
お弁当.
いろいろ無理だった.
アメリカ全土は大雪,大雨洪水,季節外れのハリケーンで大変なことになっている.
うまいことにケンタッキーは雨程度.ガイドツアー中は雨がやんだり,小雨だったりで助かった.
夕方からフォード博物館併設のGreenfield Villageへ.
完全予約制のHoliday Nights.
予約制だけあって車も園内もそんなに混まない.
雰囲気はゆるいディズニーランド.
特に凝ったアトラクションはない.
・T型フォードに乗れる(これは混んでであきらめた).
・馬車に乗って皆でクリスマスソングを歌う.
・古そうなメリーゴーラウンド.
・閉園前は,またみんなでクリスマスソングを歌って花火を見る.
ゆるくて幸せな気持ちになる.
いろんな場所で歌を歌う.
直火焼きローストビーフ.パンを買うと切り取って山盛り挟んでくれる.
めちゃくちゃ旨い.アメリカ来てから一番旨かったかも.
みんなで歌をうたう馬車.乗った.楽しかった.
最後は花火.
今年は暖冬だけど,やっぱり寒い.
残りの滞在期間が短いので購買意欲が涌かないなんて言いながら,いろいろ買う.
こちらでしか買えない,とか安いものを見つけて買っておいく.
Decibullz CON-LTB Custom Molded In-Ear Headphones
熱で柔らかくして,個人の耳の形に合わせて成型するヘッドフォン.
最初Kickstarterで見たときに気になっていた.その時は特にFundingしなかった.
しばらくしたら,普通に買えるようになっていて,日本でも買えるけど海外送料分+手数料くらい安く買えるので購入.
早速,成型.熱湯に浸す.
けっこう急いでやらないと固まってしまう.
思ったよりしっかり固くなる.
レビューで結構絶賛されていたけど,今のところ思ったほどではないかな.悪くはない.
装着のたびに手軽に成型できれば良いのだけれど.
もう一つは,ニースリーブ.
自分はインラインスケートとスキーで両足とも前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament; ACL)を損傷している.
普段の生活にはほとんど支障はない.(高い段差から降りるとき怖い)
スポーツ中に膝がずれ,激痛が走る.
自然治癒はできなく,治す場合は手術になる.アスリートレベルで運動をする人はたまに手術,リハビリしている.
しかし回復に要する時間が長いので,アスリートでもテーピングとサポーターでやり過ごしている人が多く,
フリースタイル系の選手のほとんどは何かしら損傷しているらしい.
ミシガンではあきらめているが,帰国したらまたスキーは続けたいし,実際ここ数年は朝練と言いながら雪山に出かけている.
そのため,強力なサポーターをいろいろ買って試行錯誤している.サポーターコレクションになってる.
最近はほとんど触ってないが,トランペットを吹いていた時にマウスピースを買っては次のより良いものを探すように,
同じく,自転車乗りがより良いサドルを探し続けるように.
医療費の高いアメリカ,このての商品や薬品は充実している.
日本では正規では入っていないものを試してみる.
WEBTECH KNEE BRACE
前後へのサポート感と曲げの弾性は良さそう.
大事な横方向へのずれは・・・今のところちょっとわからない.日本に帰ってから他のと比べてみる.
Ann Arborダウンタウンへブランチ.
前から気になっていた店LENAへ.
結構おいしい.
その後,KERRY TOWNへクリスマスのリースを探しに行く.
決めたのはこれ,早速ドアに飾る.
アナーバーの街ではよくリスやウサギ,鹿がいる.リス冬支度でふっくらしている.
ダウンタウンなのに野生動物や夏は蛍が見れる.自然の多い場所.
Ann Arborから北へ約1時間半車を走らせる.
Frankenmuthというドイツ村へ.
感謝祭→クリスマス→New Yearとホリーデーシーズン.
本格的に寒さ厳しいくなる1月,2月を前に人々が楽し気に過ごしている.
名所となっている木造の橋.橋を抜けるとドイツ風ロッジ.
橋入り口.
耐荷重10tまで.
遠目で見ると,こんな感じ.ん,ちゃんとコンクリで支えてる・・・.
街をぶらぶら歩く.
少し早めにランチ.店を出る頃には満席で混んでいたので良かった.
名物のフライドチキン的なやつとヴィーナー・シュニッツェル.
味はドイツとアメリカのコラボだから・・・期待してはいけないが,不味くはない.
また,街ぶら.
馬車.
ちっちゃい馬『プリンス』ちょっとストレスで病んでる感じでかわいそう.
せっかくなので地ビールを購入.もう消費できるものしか購買意欲が湧かない.
Milk Shake stout と謎なので買ってみる.
黒ビールに乳糖が加えてあり甘いらしい.
キリストが生まれたところ.
12月24日とキリストの誕生日は関係が無いことはよく知られていることだが,
なぜドイツや北欧でクリスマスが盛り上がるのか疑問だったので調べた.
冬至と深い関係がある.寒い地方,冬を乗り切るのが大変で冬至に景気づけの祭りをやることと,
北欧,ゲルマン神話で冬至に神様が贈り物をもってやってくるという話が混ざり合って,そういう事になったようだ.
エルサレムの温かい気候とクリスマスはちょっと似合わない.
ちょっと移動し,自称世界最大のクリスマスショップ
『Bronner's Christmas Wonderland』 へ.ここでもイエスが生まれた.
自称世界最大もまんざら嘘でもないかも.
みんなカートですごい勢いで買ってる.
木に掛けるオーナメントを増やしていく楽しみだろうか.
そういえば最近こういう車を街中でよく見る.モミの木,種類もいろいろあって香りの違いを楽しんでいるらしい.
スーパーの入り口で売っている.鮮度にこだわる人(スーパーのは失敗するとクリスマスごろには枯れてしまう)はモミの木農園に行って切り倒してくるらしい.
やっぱり1月末に帰国することを考えると何か買う気にはならない.
もともとクリスマスになにか飾る家でもないし.
見て楽しむ.
いろいろな文化圏のクリスマスの様子がうかがえる.
小さなリースぐらいはと思っていたが,そういう雰囲気(ド派手)ではなかったので,
明日ダウンタウンの雑貨屋に探しに行く事にする.
冬のホリデーシーズンに向けて酒を調達.
まず,デトロイトの Atwater Brewery
『Winter Bock』
いわゆるボック・ビール(ラガーと同じく下面発酵させて貯蔵するタイプのビール、ラガーより麦芽やホップの味が濃い。)だろうか?
それから,引き続きミシガンウィスキーを買い続ける.
今回は ライウィスキー.
Traverse cityの蒸留所Grand Traverse.
酒屋のにいちゃんが新しく入ったんだと教えてくれた.
そのようで,現時点でウェブサイトには載っていない.
当然スモールバッチ,地産(もしかしたら麦畑持ってる)の麦使用だと表記.
香ばしく,味深い.
感謝祭用に適当なワイン.
それから冬はラム.日本でも飲みなれたPampero.
日本での物と皮の風合いが少し違うような気がする.
そしてパックに入ったエッグノッグ.
気持ち悪いが季節の飲み物でたくさん売っているので買ってみた.
味見したが,それとは別物という感じ.人工的な・・・正直美味しくない.
やっぱり作った方が良いらしいが,こちらの卵,火の入れ加減次第で怖いかも.
昨日はThanksgiving Dayというよく考えると身勝手な祝日.詳しくはwikiって.
ネイティブアメリカンは 「大量虐殺の始まりの日」という.
こちらでは家族が集まってターキを食べる祭りとなっている.
何のゆかりも無い我々だが,妻がどうしても流れに乗ってみたいと言うので,
前もってターキーと付け合わせを予約.
営業時間を間違えていて,ギリギリの時間に慌てて取りに行く.
2~3人前サイズで注文したのだが,オーダーが消えていて,
ホールサイズになってしまった(値段はそのままで良いと).
段ボールに入れて持ち帰る.
街の様子を見に,ダウンタウンを通って帰る.
いつも賑やかな通りだけど,寂しい感じ.店もほとんど閉まっている.
日本の正月みたい(最近は元日から店が開いてるけど)
そんで,ターキー.
Mr.ビーンが頭からかぶるイメージ.
味は美味しくない.
料理においてイギリス,アメリカ人の共通する点は,スパイス,ハーブで素材を台無しにするところ.
付け合わせはまぁまぁ美味しかった.しかしこの量どうしたものか,10人分くらいある.毎日食べるほど美味しくない.
そして,その晩から次の日にかけて『BLACK FRIDAY』という.バーゲンセールが行われる.
最近はネット通販が多いので,週明けの月曜をサイバーマンデーというらしい.(会社のPC使って買い物したら駄目だよ)
滞在あと2か月ちょっとと円安で何も買う気にはならないけど,Amazonはちょっと見ている.
2つめ.
日本から持ち込んだノートPC,Vaio pro13 VJP131.
まだ購入後1年経っていないのだけど,夏頃から冷却ファンが轟音を立て始めた.サポートにも出せない.
最初のうちはだましだまし,筐体にテンションかけたり,
裏ぶた開けてファン(軸が歪んでしまっていた)に干渉する部分を外したり試行錯誤.
しばらく収まっている時期もあった.
しかし,見切りを付けたのは国際会議のスピーチ中に再発.
もとから苦手な英語のプレゼン,更に集中力を欠いてしまった.
その後,インテルcore i第6世代搭載機の各社の動向を見ながら選定.
Surface book はかなり魅力的だった.
しかし,アメリカに来て身体(腹)も気持ちも大きくなったのか,
一回り大きなモバイルPCを持ちたくなった.そしてDell XPS15に決定.
モバイル用ではハイスペックな Core i7-6700HQ,
グラボ NVIDA GeForce GTX960M (ゲームはやらないけど)搭載.
そしてこのクラスだとかなり大きくなりモバイルとは言えなくなるが,
XPSの特徴は液晶の枠(ベゼル)の幅が極薄なので15.6インチなのに14インチノートとほぼ同じ大きさ.
メイン機としては必要十分.価格はSurface bookより手頃.
ということで注文.モデルは
Core i7-6700HQ,16GB DDR4 2133Mhz,
512GB PCIe SSD,4Kタッチ ディスプレイ
とだいぶ贅沢してしまった.大事に使いたい.
納品は4Kディスプレイの生産が遅れているらしく,注文からだいぶ長くかかかった.
少しだけ遅れて日本発売となったが,日本では同様モデルは年明け1月下旬納品のお詫びメールが来ているらしい.(某掲示板情報)
ということで,現段階では日本ではほとんど手に入っていないらしい.(小確幸ならぬ小確悦か短確悦)
開封
4Kにした分電力消費が多いのでFHDモデルより余計にバッテリーを積んでいるので,重量はかなり感じる.
やっぱりそれなりに大きさは感じるが持ち歩けない程ではない.ACアダプタもわりとコンパクト.
何より4Kは綺麗,動作は快適. 筐体は強堅な印象.
SDカードはAppleと同じではみ出てしまうので,Mac用のショートサイズをさらにちょっと加工した.
今まで使っていたブリーフケースに収まらなくなったが,帰国後新しいバッグを選ぶ楽しみもできた.
先進国日本,手に入れようと思えば何でも手に入ると思うが,
2015/11/22現在,正規では入手困難な物2つ投稿.
1つめ
これはだいぶ前に発売されて,試用していた『Microsoft Band 2』 ,
アクティブトラッカー,フィットネストラッカーとか色々言い方はあり各社特徴を持たせている.
『Apple Watch』とは少し距離を置いてる感じのもの.
(個人的にはApple Watchのような製品は普及しないと思う.)
決して健康になって長生きしたい訳では無い事は断っておく.
この世界では jawboneやfitbitなんかが評判で割と売れている?らしい.
自分も上記2社の製品はもちろん過去に買って試している.
fitbitのchargeHRはかなり気に入っていて,渡米後紛失して,こっちで買い直しているくらい.
瞬時心拍の計測と睡眠の自動検出の機能に優れている.
特に不満は無いわけだが,新しいものは気になるし使ってみたい.
悩んでるそばから注文.
開封
インプレッションは,
表示部が大きく見やすい反面,装着している存在感は大きい.
睡眠は就寝時にセットしなくてはいけない.これが実は大きな確認事項だった.
自分の生活は寝ようと思って『さぁ寝るぞっ』という寝かたをする事がほどんど無い.
仕事だけじゃなく,遊び(主にネットやHuluなどの動画配信とか)中に,そのまま寝落ちしている.
この点,Microsoft Band 2最初はがっかりしたが,睡眠のトラッキング精度,睡眠の質の測定などが優れている.
いつ寝るのかわからないけど,夜中になったらセットしておけば良い.この欠点はほとんど解決した.
今大きな問題は,日本語に対応していない事.
最初これが問題になると思っていなかった.設定や基本的な表示が英語だってだけだと思っていた.
MicrosoftBand2の立ち位置は,いわゆるフィットネストラッカーとApple Watchなどのウェアラブル端末の中間に位置する.
スマートフォンと同期して,メール,Facebook,カレンダー予定などの情報が表示される.
また,『Cortana』 にも対応している.
これらの表示の日本語がすべて『□□□□□□□□』 となってしまう.誤算だった.
しかし,いずれ日本発売が訪れるだろうから,その時のアップデートを待とう.
しばらくは使ってみる.
しつこいが,決して健康になって長生きしたい訳では無い
正確には「Trader Joe's」.
ちょっとこだわりセレクト,オリジナルの商品が置いてあるスーパー.
ミシガンに滞在中,お気に入りの店.アメリカ全土に展開しているチェーン.
オーガニックや少し高級志向なのでたまに良いもの探しにぶらつく.
アメリカにおいてはわりと美味しいもの,掘り出し物がある.
店員はとてもフレンドリー.ネイティブ同士だと店員と客がレジの最中ずっと話をしている.
今日はビールを購入,1つはいつも売ってるメキシコ産ラガー.
これ,トレジョオリジナルラベルだが,僕は中身はコロナだと思ってる.同じ味.
それから今回一押しで売っていたトレジョオリジナル2015年ビンテージ,ダークエールビール.
「Spices and Natural Flacor added」と書いてあるので警戒した.
スパイスでフレーバーを付けたビールをこちらではよく見るのだが,美味しかったことが無い.
イギリス人,アメリカ人ほか西洋人の多くは美味しいものを,クローブ,シナモン,アニス系のスパイスで台無しにする傾向がある.
ただ,レジの兄ちゃんに「Good choice!!」と言われたので期待.
大きなボトルにコルクの蓋なので残せない.アルコールも9%.ビールはあまり量が飲めないので心配したが,
とても美味しく,一気に飲んでしまった.フレーバーもほどよかったのか,嫌な感じがせずに飲めた.カナダ産と書いてあった.
いろいろ仕事が溜まっていて長居は出来ないけど,気晴らしにダウンタウンへランチ.
Monahan's Seafood Market
基本は魚屋?,食事も出来る.
オイスター(ちょっと生臭いかな),シーフードチャウダー,サーモンバーガー.結構美味しい.
朝市ではクリスマスのオーナメントが.
うちも何か飾りたいがちょっとまだ気が早いか.
感謝祭(11月の第4木曜日)の後ぐらいかな.
渡航以来非常に悩ましいことがあり,ずっとモヤモヤしていた.
それが快方に向かっている.
渡航前に日本から海外赴任者用の保険に入っていった.
ところがミシガン大学には,関係者がほぼ強制,自動的に入ってしまう保険がある.
そして大学にチェックインしたと同時に保険適用となる.
それはある程度知っていたのだが,解約のフォームを提出すれば解約できると書いてあった.
International Centerでのチェックイン時に解約したいとの事を伝えると,
保険は独立した会社が担当しているから,そこに解約のフォームを提出してくださいと言われたが,微妙な表情だった.
正面切って保険の細かい話をやり取りできる語学に自信は無かったため,メールで申請するが,ここからが長かった.
保険なんて基本的には自己責任,自分が必要な物に入るかはどうか,自分で決めれば良いと思う.ごく普通.
特に合理主義社会のアメリカ当然そういう物だと思っていたが違っていた.
自分の入っている保険が,大学の示す細かい基準を満たしていないと解約ができないという.
まず保険の契約条件が英文で書かれている物を提出しろと言ってきた.
この後にも,なんで自己責任の物を解約できないのだと,何度かメールの応酬があったが無駄.
日本の保険の担当者に連絡して資料を取り寄せたり,
とにかくかなりの労力を使った.というのは保険額が高額.
$426.75×120円=51210 / month × 10ヶ月
それから,この額に半額近くの保険に日本から入ってきているので納得いくわけがない.
自己主張の国,徹底的に戦うことにした.
何度かやり取りをして,相手が検討できる資料を揃えて提出.
資料提出後,数日以内に返答をすると連絡が来た.
しかしその後,返答なし.夏休みにも入っていった.
保険料は4月から毎月自動的に請求がされており,大学のHPで自分のアカウントから確認できる.
もちろん納得いかないので払うつもりはなく,払わないことでLate fee(延滞金)が蓄積されていった.
終いにはビザの権利も危ういようなメールも来た.負けたくない.
しばらくして,こちらからどうなっているんだと返答の催促.(かなりキツい文面)
結果としては,やっぱり基準を満たしていないから解約は受け付けないと・・・.
なぜだと聞けば以下のプロテクションがないと.
"pre-existing conditions, pregnancy, preventative check-ups, drug abuse treatment, suicide or attempted suicide."
即答でおまえはアホかと,1月までの滞在でそんな物必要あるか!
(そもそも自殺,自殺未遂に保証がでるのかな? )
もっと柔軟に対応するべきだと伝えても,担当者はできないという.
で,この返答メールに「apologize」という言葉が含まれていることに目を付けた.
ステレオタイプかもしれないがアメリカ人は簡単には謝罪はしない物と思っている.
担当者は明らかに自分の不備を認めている.
そこで攻め方を変え,最初から担当者の対応に不備があったこと.
担当者が判断できないなら上司や大学のInternational Centerと調整するべき事を伝え,
メールのccに大学の財務担当のアドレスを加えた.
その後は,また何の返答もなかった・・・.ふと自分のアカウントメールを見てみると今までの保険料,延滞料がすべてキャンセルされていた.
勝ったのか? 勝利宣言して良いのか? もう疲れたよ・・・.
はっきりとした返答がないので安心はできないが,快方に向かっている.
長文失礼(自分の記録ですので)
写真は妻がやりたかったかぼちゃランタン.