直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

わかっているのに出来ていないこと…

2016年11月16日 | 日記
11月16日
朝。
職員朝礼が終わると、最近はたいていの場合、男性が生活されている生活棟(私たちは男子寮と言っています)へ向かいます。
女性の利用者さんにも「おはよう」の声をかけたいところですが、生活の場は着替えなどしている場合もあるので、遠慮するようにしています。

さて、男子寮に行くと、いつも私を部屋で待っていてくれる方がいます。
いつのころからか、朝一番は私が彼の部屋に行って挨拶するところから始まるようになりました。
「おはようございます」
お互いに丁寧に挨拶を交わすところから始まり、天候に合わせた服装の話、家族のお話、行事などの予定の話、、、

いつも変わらない会話をするのですが、それが心地良いようです。
最後に、「今日も頑張りましょう」と肩をトントンとして励まし、握手をして部屋を後にします。

その後、食堂や作業棟にも立ち寄って、出来るだけ多くの利用者さんと言葉を交わします。
職員室に戻ると、私を待っていてくれる方がいます。

いつも、カウンターの修理を依頼してきます。
ほとんど何もすることはないのですが、ネジの締め付けや、プラスティック製のカバーをテープで固定するなど、関わりを楽しみながらお付き合いをしています。

私がいないとワーワー騒いでアピールすることがあるので、「それは恥ずかしいよ…」とお伝えするのですが、分かっていてもなかなか改善するのは難しいようです。
それでも、彼と付き合う時間を大切にしようと思っています。

私の朝はこんな感じで始まります。
利用者さんとの関わりは自分が楽しんでいる時間でもあり、意識していなくてもほぼ毎日同じように進んでいくのですが、それ以外の仕事の段取りが定着できていません。
今日は、朝礼で伝えなければいけないと思っていたことを忘れていましたし、連絡しようと思っていた電話を忘れていることもありました。

予定を書くこと、こなしたらチェックすることなど、年度当初は行っていたのですが、しばらくするといい加減になってしまっています。
当たり前のことと、わかっているのに出来ていない…

やるべきことを無意識のうちにできるようになるまでは、相当意識して継続するための努力をしなければいけない…

昨日、来年の手帳を買ってきました。
気持ちを新たに取り組もうと思います。