「口は災いの元」という諺がある。
私は子供の頃、
特に、小学校低学年の頃迄は、
誠に無口な少年だったようだ。
それが、成人した頃から多弁になり、
今迄に何回、この諺を思って後悔した事か、
数え切れない。もう少し口を謹んでいれば、
今までと違う人生を歩んでいたであろう事は明白である。
それほど要所要所で失敗してきている。
一方、
「目は口ほどに物を言う」という諺もある。
私は、今でこそ上の目蓋が弛んで
だらしのない目になってしまったが、
若い時は、二重まぶたで
パッチリとした可憐な眼をしていた。
視力も余裕の1.5で、
数十メートル先の看板の文字を読んでは、
友達に自慢していた。
それが、
退職してパソコンに向かう日々になってからは、
電線が二重に見えたりする。
老眼に乱視が加わってきたようだ。
「災いの口」と「駄目な目」、
これもわが人生で獲得してきた財産だ。
今更スターにはなれないが、
武骨な人生なら自信がある
私は子供の頃、
特に、小学校低学年の頃迄は、
誠に無口な少年だったようだ。
それが、成人した頃から多弁になり、
今迄に何回、この諺を思って後悔した事か、
数え切れない。もう少し口を謹んでいれば、
今までと違う人生を歩んでいたであろう事は明白である。
それほど要所要所で失敗してきている。
一方、
「目は口ほどに物を言う」という諺もある。
私は、今でこそ上の目蓋が弛んで
だらしのない目になってしまったが、
若い時は、二重まぶたで
パッチリとした可憐な眼をしていた。
視力も余裕の1.5で、
数十メートル先の看板の文字を読んでは、
友達に自慢していた。
それが、
退職してパソコンに向かう日々になってからは、
電線が二重に見えたりする。
老眼に乱視が加わってきたようだ。
「災いの口」と「駄目な目」、
これもわが人生で獲得してきた財産だ。
今更スターにはなれないが、
武骨な人生なら自信がある