オタキング岡田斗司夫がデスノート最終回について論評していた。
私はまだDEATH NOTEの最後の方を読んでいないのだけれど、
ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟の「大審問官」の章に似ていると思った。
ただ、Lの部下や捜査本部の人間のような強い人間というのが現実の世界ではいないような気がする。
『強い人間たちは、現実をはっきり見据える。 この世界には天国や地獄はない。 奇跡も神も、そして悪への裁きも存在しない。 だからLたちは、今日も現実の犯罪を追いかける。 「悪人を裁く」のではなく「犯罪を食い止める」「すでに起こった犯罪の犯人を逮捕する」。 Lたちができるのは、たったそれだけのことだ。 絶望しない。夢なんか見ない。 Lは、Lのような人たちは強いから、そんな世界でも生きていける。 彼らにとってキラとは「独裁者」以外のなにものでもない。 自分だけを信じて生きていける人間にとっては、たしかにキラなど必要ではないだろう。 彼らは「自分」を信じればいいのだから。』
デスノートの中では強い人間として描かれているのかもしれないが、現実の世界のこういった人達というのは強いのではなくて「思考を限定している」だけなんじゃないだろうか。
「大審問官」でも大審問官は葛藤をかかえながら現実をみつめている。
しかし、当時のカトリックの僧侶の内面にそういったものがあったとは思えない。
今の世の中でも強い人間というのはほとんどが思考を限定している、あるいは想像力を働かせないから強いような気がする。
謀叛(イワンの「だから神を認めるわけにはいかないのだ!」という、子供を例にとった説得力のある考え)
大審問官 《上》
大審問官 《下》
私はまだDEATH NOTEの最後の方を読んでいないのだけれど、
ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟の「大審問官」の章に似ていると思った。
ただ、Lの部下や捜査本部の人間のような強い人間というのが現実の世界ではいないような気がする。
『強い人間たちは、現実をはっきり見据える。 この世界には天国や地獄はない。 奇跡も神も、そして悪への裁きも存在しない。 だからLたちは、今日も現実の犯罪を追いかける。 「悪人を裁く」のではなく「犯罪を食い止める」「すでに起こった犯罪の犯人を逮捕する」。 Lたちができるのは、たったそれだけのことだ。 絶望しない。夢なんか見ない。 Lは、Lのような人たちは強いから、そんな世界でも生きていける。 彼らにとってキラとは「独裁者」以外のなにものでもない。 自分だけを信じて生きていける人間にとっては、たしかにキラなど必要ではないだろう。 彼らは「自分」を信じればいいのだから。』
デスノートの中では強い人間として描かれているのかもしれないが、現実の世界のこういった人達というのは強いのではなくて「思考を限定している」だけなんじゃないだろうか。
「大審問官」でも大審問官は葛藤をかかえながら現実をみつめている。
しかし、当時のカトリックの僧侶の内面にそういったものがあったとは思えない。
今の世の中でも強い人間というのはほとんどが思考を限定している、あるいは想像力を働かせないから強いような気がする。
謀叛(イワンの「だから神を認めるわけにはいかないのだ!」という、子供を例にとった説得力のある考え)
大審問官 《上》
大審問官 《下》
大昔の「ナンバー」に作家の塩野七生さんがサッカーについてのコラムを書いていた。
ほぼ日の関連記事
この記事の内容の他にワールドカップで勝つには「監督、10番、キャプテン」という3要素が必要という話があった。
監督はまあ当然として10番、キャプテンというのは言ってみれば特殊能力みたいなものだ。
本当に窮地に陥った時に点を決める(決めさせる)のが10番、失点を防ぐのがキャプテンだと思う。
実はフランスは94年に予選の最後で敗退してしまった。
日本のドーハの悲劇どころじゃない騒ぎだ。
しかし98年には優勝、そして2000年のユーロまで優勝してしまった。
それはなんといっても世界ナンバーワンの10番、ジダンがいたからだが、
それだけではなく、ブラン、デシャンといったベテランの起用があった。
日本も韓国戦に勝って皆が浮かれる中、ラモスだけが「まだ終わってない」と言っていたのだが、
それをチームに浸透させるキャプテンが不在だった。
老獪なベテランがいればロスタイムでの失点というのは防げたはずだ。
その記事の中でもイタリアのマルディーニについて「結局キャプテンにはなれなかった」と書いてあったと思うんだけど、後にチャンピオンズリーグの決勝で逆転劇を食らわされることになった。
そういった観点からすると今回のブラジルというのは優勝候補でありながらマイナス面も大きい。
94年に優勝した時は守備的すぎると酷評されながらも悪魔のような決定力男ロマーリオと、周りの選手もベテラン揃いだった。
しかし今回は圧倒的な才能を集めながらもみんな精神的に子供だ。
ドゥンガのようなキャプテンも不在。
前回はその分リバウドが大黒柱として奮闘したが今回ロナウジーニョがそういった役割を担うのかが不明だ。
そして
日本の決定力男釜本のインタビュー
インタビューつづき
さらに塩野七生さんとの後日談
私はこの記事を読んで塩野七生が大好きになった。
そしてこの『カッティヴェリア』こそ自分が目指しているものなんだと気付いた。
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この記事の内容の他にワールドカップで勝つには「監督、10番、キャプテン」という3要素が必要という話があった。
監督はまあ当然として10番、キャプテンというのは言ってみれば特殊能力みたいなものだ。
本当に窮地に陥った時に点を決める(決めさせる)のが10番、失点を防ぐのがキャプテンだと思う。
実はフランスは94年に予選の最後で敗退してしまった。
日本のドーハの悲劇どころじゃない騒ぎだ。
しかし98年には優勝、そして2000年のユーロまで優勝してしまった。
それはなんといっても世界ナンバーワンの10番、ジダンがいたからだが、
それだけではなく、ブラン、デシャンといったベテランの起用があった。
日本も韓国戦に勝って皆が浮かれる中、ラモスだけが「まだ終わってない」と言っていたのだが、
それをチームに浸透させるキャプテンが不在だった。
老獪なベテランがいればロスタイムでの失点というのは防げたはずだ。
その記事の中でもイタリアのマルディーニについて「結局キャプテンにはなれなかった」と書いてあったと思うんだけど、後にチャンピオンズリーグの決勝で逆転劇を食らわされることになった。
そういった観点からすると今回のブラジルというのは優勝候補でありながらマイナス面も大きい。
94年に優勝した時は守備的すぎると酷評されながらも悪魔のような決定力男ロマーリオと、周りの選手もベテラン揃いだった。
しかし今回は圧倒的な才能を集めながらもみんな精神的に子供だ。
ドゥンガのようなキャプテンも不在。
前回はその分リバウドが大黒柱として奮闘したが今回ロナウジーニョがそういった役割を担うのかが不明だ。
そして
日本の決定力男釜本のインタビュー
インタビューつづき
さらに塩野七生さんとの後日談
私はこの記事を読んで塩野七生が大好きになった。
そしてこの『カッティヴェリア』こそ自分が目指しているものなんだと気付いた。
ネットの日記 「ブログ」を長く続けるコツという記事があった。
後の方に心理的効果について書いてあるけど、確かにアウトプットをすることによってストレス解消効果はあるでしょうね。
私が思う長く続けるコツは
1文1内容にする。
論理展開を考えすぎない。
推敲は誤字脱字のチェックだけ。
ということでしょうか。
文章を書く負担を減らすにはポンポンと書いた方がいいです。
接続詞も考えすぎないで省いてしまった方が楽です。
改行を接続詞がわりにしてしまえばいいんです。
ま、そういった楽なやり方をしているとちゃんとした文章が書けなくなっていくかもしれないけどね。
後の方に心理的効果について書いてあるけど、確かにアウトプットをすることによってストレス解消効果はあるでしょうね。
私が思う長く続けるコツは
1文1内容にする。
論理展開を考えすぎない。
推敲は誤字脱字のチェックだけ。
ということでしょうか。
文章を書く負担を減らすにはポンポンと書いた方がいいです。
接続詞も考えすぎないで省いてしまった方が楽です。
改行を接続詞がわりにしてしまえばいいんです。
ま、そういった楽なやり方をしているとちゃんとした文章が書けなくなっていくかもしれないけどね。
評論家の宮崎哲弥氏は月に260冊読むそうだ。
月にですよ!
超速読なんだろうな。
読書速度測定というのをやってみたらだいたい1800から2000字だった。
私の中でのボーダーラインは年100冊なんだけど最近は読めてない。
実家にいる時は図書館に寄れたんだけど今はなかなか行けない。
日経ビジネスも年50冊来るんだけどたまり気味、、、
今度引っ越す時は図書館のそばに住もう。
月にですよ!
超速読なんだろうな。
読書速度測定というのをやってみたらだいたい1800から2000字だった。
私の中でのボーダーラインは年100冊なんだけど最近は読めてない。
実家にいる時は図書館に寄れたんだけど今はなかなか行けない。
日経ビジネスも年50冊来るんだけどたまり気味、、、
今度引っ越す時は図書館のそばに住もう。
ビールはいつもジャスコで6缶パックを買う。
サッポロ黒ラベルが薄くなってしまったんで最近はもっぱらクラシックラガーです。
普通のラガーも好きなんだけど同じ値段だったら味がしっかりしたクラシックラガーということになってしまう。
なんか最近若さというものがなくなってきた気がする、、、
サッポロ黒ラベルが薄くなってしまったんで最近はもっぱらクラシックラガーです。
普通のラガーも好きなんだけど同じ値段だったら味がしっかりしたクラシックラガーということになってしまう。
なんか最近若さというものがなくなってきた気がする、、、
カップヌードルのCMがかっこいい。
大友克洋が製作しててAKIRAっぽい。
宇多田ヒカルの曲もいいね。
で、そのCMの中で
カップヌードルを食べていて「お前、いっつもそれだよな」「外で食うとうまいんだよ」というやりとりがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/9c/c67dcdb5cb91d678c107f45a710e64c9.jpg)
たしかにそうでうちの母親も山登りに行って頂上で食べたカップヌードルが最高だったと言ってた。
うちのベランダからはビルしか見えないんで、こんどベランダに出て食べてみよう。
大友克洋が製作しててAKIRAっぽい。
宇多田ヒカルの曲もいいね。
で、そのCMの中で
カップヌードルを食べていて「お前、いっつもそれだよな」「外で食うとうまいんだよ」というやりとりがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/9c/c67dcdb5cb91d678c107f45a710e64c9.jpg)
たしかにそうでうちの母親も山登りに行って頂上で食べたカップヌードルが最高だったと言ってた。
うちのベランダからはビルしか見えないんで、こんどベランダに出て食べてみよう。
月曜の夜に家にいるとついブラックジャックを見てしまう。
新シリーズになって続き物になってるようだ。
両親が出てきたりしている。
やはり手塚作品は面白い。
なんか「ブラックジャックによろしく」なんかは、
「現実はきれいごとじゃないですよ」ということがテーマなんだろうけど
その構造自体がきれいごとなんであまり面白くない。
ブラックジャックへのアンチテーゼというわけでもなく、ま、ただ題名に使っただけか、、、
一方、漫画界で相変わらず面白いものが出てくるのは手塚先生が一定レベルのものを作って基準ができたからなんだろうね。
そういったところに「古典」というものの役割があるのかもしれない。
新シリーズになって続き物になってるようだ。
両親が出てきたりしている。
やはり手塚作品は面白い。
なんか「ブラックジャックによろしく」なんかは、
「現実はきれいごとじゃないですよ」ということがテーマなんだろうけど
その構造自体がきれいごとなんであまり面白くない。
ブラックジャックへのアンチテーゼというわけでもなく、ま、ただ題名に使っただけか、、、
一方、漫画界で相変わらず面白いものが出てくるのは手塚先生が一定レベルのものを作って基準ができたからなんだろうね。
そういったところに「古典」というものの役割があるのかもしれない。
結構前に電波+ソーラーというある意味最強の四角いGショックが出た。
電池交換がいらないしなにより秒単位で狂わないというのは素晴らしい!
かなり楽しみにしてたんだけど「あれ?」というかんじだった。
なんか文字が白だけでなんか地味だよね。
それだけでもトーンダウンしてたんだけどさらに追い討ちが。
なんと、日付と曜日が同時に表示できない。
今持ってるのは電池で動いて電波も受信しないタイプだけど日付と曜日が同時にわかる。
なんかわざわざ新型を買うのに不便になるのはやだなー、ってことで保留中です。
電池交換がいらないしなにより秒単位で狂わないというのは素晴らしい!
かなり楽しみにしてたんだけど「あれ?」というかんじだった。
なんか文字が白だけでなんか地味だよね。
それだけでもトーンダウンしてたんだけどさらに追い討ちが。
なんと、日付と曜日が同時に表示できない。
今持ってるのは電池で動いて電波も受信しないタイプだけど日付と曜日が同時にわかる。
なんかわざわざ新型を買うのに不便になるのはやだなー、ってことで保留中です。
4月は結構寒かったんだけど今日から暖かい。
でもなんだか生ぬるいんだよな。
部屋がもわんとしている。
5月って紫外線もきついし1年の中で一番過ごしにくいかもしれない。
上着を着なきゃいけないのに暑かったり、冷房がまだかかってなかったりする。
体もなんだかゆるくなるよね。
というわけで「爽」のチョココーヒー味でも食べよう。
でもなんだか生ぬるいんだよな。
部屋がもわんとしている。
5月って紫外線もきついし1年の中で一番過ごしにくいかもしれない。
上着を着なきゃいけないのに暑かったり、冷房がまだかかってなかったりする。
体もなんだかゆるくなるよね。
というわけで「爽」のチョココーヒー味でも食べよう。