大昔の「ナンバー」に作家の塩野七生さんがサッカーについてのコラムを書いていた。
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この記事の内容の他にワールドカップで勝つには「監督、10番、キャプテン」という3要素が必要という話があった。
監督はまあ当然として10番、キャプテンというのは言ってみれば特殊能力みたいなものだ。
本当に窮地に陥った時に点を決める(決めさせる)のが10番、失点を防ぐのがキャプテンだと思う。
実はフランスは94年に予選の最後で敗退してしまった。
日本のドーハの悲劇どころじゃない騒ぎだ。
しかし98年には優勝、そして2000年のユーロまで優勝してしまった。
それはなんといっても世界ナンバーワンの10番、ジダンがいたからだが、
それだけではなく、ブラン、デシャンといったベテランの起用があった。
日本も韓国戦に勝って皆が浮かれる中、ラモスだけが「まだ終わってない」と言っていたのだが、
それをチームに浸透させるキャプテンが不在だった。
老獪なベテランがいればロスタイムでの失点というのは防げたはずだ。
その記事の中でもイタリアのマルディーニについて「結局キャプテンにはなれなかった」と書いてあったと思うんだけど、後にチャンピオンズリーグの決勝で逆転劇を食らわされることになった。
そういった観点からすると今回のブラジルというのは優勝候補でありながらマイナス面も大きい。
94年に優勝した時は守備的すぎると酷評されながらも悪魔のような決定力男ロマーリオと、周りの選手もベテラン揃いだった。
しかし今回は圧倒的な才能を集めながらもみんな精神的に子供だ。
ドゥンガのようなキャプテンも不在。
前回はその分リバウドが大黒柱として奮闘したが今回ロナウジーニョがそういった役割を担うのかが不明だ。
そして
日本の決定力男釜本のインタビュー
インタビューつづき
さらに塩野七生さんとの後日談
私はこの記事を読んで塩野七生が大好きになった。
そしてこの『カッティヴェリア』こそ自分が目指しているものなんだと気付いた。
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監督はまあ当然として10番、キャプテンというのは言ってみれば特殊能力みたいなものだ。
本当に窮地に陥った時に点を決める(決めさせる)のが10番、失点を防ぐのがキャプテンだと思う。
実はフランスは94年に予選の最後で敗退してしまった。
日本のドーハの悲劇どころじゃない騒ぎだ。
しかし98年には優勝、そして2000年のユーロまで優勝してしまった。
それはなんといっても世界ナンバーワンの10番、ジダンがいたからだが、
それだけではなく、ブラン、デシャンといったベテランの起用があった。
日本も韓国戦に勝って皆が浮かれる中、ラモスだけが「まだ終わってない」と言っていたのだが、
それをチームに浸透させるキャプテンが不在だった。
老獪なベテランがいればロスタイムでの失点というのは防げたはずだ。
その記事の中でもイタリアのマルディーニについて「結局キャプテンにはなれなかった」と書いてあったと思うんだけど、後にチャンピオンズリーグの決勝で逆転劇を食らわされることになった。
そういった観点からすると今回のブラジルというのは優勝候補でありながらマイナス面も大きい。
94年に優勝した時は守備的すぎると酷評されながらも悪魔のような決定力男ロマーリオと、周りの選手もベテラン揃いだった。
しかし今回は圧倒的な才能を集めながらもみんな精神的に子供だ。
ドゥンガのようなキャプテンも不在。
前回はその分リバウドが大黒柱として奮闘したが今回ロナウジーニョがそういった役割を担うのかが不明だ。
そして
日本の決定力男釜本のインタビュー
インタビューつづき
さらに塩野七生さんとの後日談
私はこの記事を読んで塩野七生が大好きになった。
そしてこの『カッティヴェリア』こそ自分が目指しているものなんだと気付いた。