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島原鉄道 大三東駅

ATTIモード(マニュアル)での練習はしておくべきだと思う いつも自動が効くとは限らない

2023年11月10日 | 機材関係

時々充電の必要ありのリチウム電池、久しぶりにファントム3Pro を引っ張り出して4個を充電した。

落下させてからカメラとジンバル部分が不調になって、仕舞い込んだままにしていて。

 

上、ファントム3  下、MAVIC AIR2

 

2016年1月初飛行のphantom3は当然慣れずで何度も落とした。

一番酷かったのは阿蘇高原で30mほどの上空で突然コントロールを失い、草原に斜め45度くらいの角度で突っ込んだ時。

プロペラ付いているからふわふわと落ちて来るなんて物ではない、それはいきなり突っ込むの感じで1秒ほどの間で起こった。

幸い周りに人は居らず落ちた場所も草深い草原は、カメラ部分が外れただけで済んだ。

致命傷になったのは電柱の支線に引っ掛けて墜落させ、そこが川でカメラ濡れ、それからは飛ばすだけの練習用になっていた。

 

水没用に準備している 釣り竿の先に付けたお助けフック

 

phantom3が良いのはATTIモードが選択出来る(GNSSが外せる)こと。

つまりGPSなど全地球測位システムを外せて、その分飛行が安定せず、操縦技術の取得にはとても良い。

 

ATTIモードにすると、「こんなに流される?」と思う程に少しの風でスーッと流される。

そんな時、リモコンステックをどう動かせば良いかとパニックになる、誰だって高額ドローンを落としたくないぶつけて壊したくないと頭によぎる。

事実山中の渓流でコントロール出来なくなった時は焦った、ATTIモードの練習をしていなかったら水没させていた。

今は公的な機関でもドローンを飛ばしていて、でもGNSS頼り飛行はパニックになるような経験を何人がしただろう。

スクールで講習受けたとしても実際その場の緊迫感とはまるで違う、谷川に入って拾うなんて想定してもいない筈だ。

 

ドローンは進行方向でステック右に倒せばは右に動く、でも逆向きでは右のつもりは左に動く。

それが逆斜め方向ではその逆になるのだから、慣れていないと頭こんがらがる。

GNSS操縦ではそんな時、スティックを放せばその場に静止する慌てる必要は無い。

でもそれが効かない場では静止なんてしない、機体はこちらの意図しない方向へ勝手に飛んで行くラジコンヘリと同じ。

上周りに木々枝がある狭い渓流なら引っ掛けないように、水没させないようにと頭パニック状態になる、経験すれば分かる。

今、GNSS自動が外れる状況は滅多に無いけれど、ATTIモードでの練習は日ごろからしておくべきだと思っている。

ただ自動操縦化された今殆どのドローンでそれは出来ない、ATTIモード自体無いないのだから。

 

注意-- 練習時にプロペラガードは必要必須、無いと惨めな結果になる。 特に室内での飛行には。

 

 

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