栃木県オペラ協会公演が終演致しました。
今回はオペラ「魔笛」を演奏会形式で
「ヘンゼルとグレーテル🍭」を
お話つきハイライト版でお送りしました。
私は第1部の「魔笛」にパミーナとして出演しましたが
やはりパミ子は難しい
もう少し精度を上げられるよう勉強し直しです。
第2部「ヘンゼルとグレーテル」には
大学の恩師、今井伸昭先生を演出に迎え
4月より稽古が始まりました。
公演まで、約10回の稽古。
今井先生の演出助手として「ヘンゼルとグレーテル」に関わって参りました。
本来であれば演出を勉強していない私が「演出助手」なんて
とても務まるような仕事ではありません
しかし稽古に歌い手としてではなく
スタッフのひとりとして関わることは
とても新鮮で興味深く改めて作品を作る楽しさを知りました。
何より、今井先生の隣に座り
先生と同じ方向から演者を見続けられる事がとても嬉しかったです。
今井先生には学生の頃、稽古中に何度怒鳴られたか…
。゚(゚´Д`゚)゚。
今となっては笑い話でも、当時はどうにもこうにも、
先生のおっしゃっていることに全く対応できない、
解決できない自分が腹立たしかったのを覚えてます。
それでも先生は諦めずに、真剣に真正面から向き合ってくれました。
一人一人に愛情深く、また作品に対する想いを常に感じることが出来ました。
今回、公演にあたり先生にはご迷惑ご心配をお掛けし、
特に最後の1週間は本当に心苦しく申し訳なさでいっぱいでした。
足向けて寝られません
次回は私も歌い手として先生に演出を付けてもらえるよう、
更に勉強を重ねようと思います。
怒ってくれる人がいるのは、ありがたいことです。
何も言われなくなったら、寂しすぎます。
今回は「親子で楽しむオペラシリーズ」でしたので
ご来場くださいましたお客さまも年齢層に幅がありました。
小さなお客さまからも、大変嬉しい反応が多々ありました
「おもしろかった」「また見たい」「また聴きたい」と
思ってもらえるような公演を今後も目指し頑張ります。
キャストの皆さん、スタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。
関わってくださった多くの方々に感謝を込めて。
ありがとうございました