作家シリーズ・新田次郎のつもり…

　司馬遼太郎『燃えよ剣』と並んで『孤高の人』が現在の次点においてわが愛読書なのです。
　この二人は生涯にたった一度だけ会っていて、新聞記者時代の司馬さんが新田さんに連載小説の依頼に行ったものの、あまりに多忙なため断られた、と最近知りました。う～む、両雄、静かなる激突か…？

　他の作品ではやはり三部作の他の二つ、『栄光の岩壁』『銀嶺の人』が好きです。
　あとは歴史もので『武田信玄』『武田勝頼』、それと『八甲田山死の彷徨』などを読んでいます。
　しかし未読のものも多く、映画化された『劔岳 点の記』『アラスカ物語』それに『槍ヶ岳開山』などの大作も読んでいません。今度図書館で借りてみようかな。
　今年に入ってからは『アイガー北壁』などの短編集を二つばかり読んでいます。