篤姫と維新の志士たち

鹿児島を舞台にし、また徳川将軍の妻となった篤姫と明治維新の志士たちを尋ねて歩くブログです。いろんな異人達を探りますよ

豊玉媛神社(とよたまひめじんじゃ)を訪ねて

2009-04-01 02:11:09 | Weblog
豊玉媛神社にまつられている神様は、豊玉姫命です。今和泉郷社では、中宮大明神と呼ばれ、デメジンサーと通称されました。神社の棟札(むねふだ)には元禄8年(1695年)のものがあり、島津家第20代当主・綱貴の無事と地元の繁栄を祈るために地元の人たちが「主君を敬い、民を愛し、災難がおこらないように」「長生きして子孫に恵まれ、それぞれの願いが叶うように」という鳥居と任王像を建てたと書かれています。また、今和泉家の領主の棟札も残っています。篤姫の事なども奉られ、この神社にきて今和泉が常に穏やかで、平和な土地柄だったと思われました。