図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
実演時の身振り手振り
2007-01-05 / 資料
子どもの読書と教育を考える会が、シンポジウムをしたそうだ。ゲストは松岡享子、村中麻衣、鳥越信、の3氏。読み聞かせの時の身振り手振りについて考える、という内容だそうです。 「子どもの文化」誌で読みました。
平成15年だったか、図書館協会主催の児童図書館員の講座があったときの報告会があり、その時、私は記録係だったので、鳥越先生の発言の又聞きをせっせと記録ノートに書いた。そのコピーをまだ自分で持っています。
「どんちゃん騒ぎをしている」「下界の刺激に成り下がっている」などと先生方の怒りの声がじかに聞こえてきた気がした。
「どんちゃん騒ぎ」はいいとして、「下界の刺激・・」にはちょっと驚きました。つまりは、絵本は高いところにいると思ってんだなー、と。
紙芝居はちょっとちがうものがあるけれど、やはり激しくジェスチャーをする方もあり、この方には注意しました。楽器を使うものもある。レクとして、ごろごろ動き回るものもある。絵本で同じような内容の本があれば、子どもはごろごろするだろうなー、などと思うこともある。
ここで書いてもあんまり効果ないかもしれないけど、先生方は、現実を憂う前に、「どうしてそうなったか」を冷静に分析して欲しいです。アタマをやわらかく、相手の立場に立って考えて欲しい。当会には80歳台の会員さんもおられるのだから、遠慮なくどこかのボランティア団体に入って、現実と向き合って欲しい。
前にもブログに書きましたが、
「絵本の絵が小さくてよく見えない」→ 「大きく書き直す」→ 「きてくれるお客さんを楽しませようと脚色する」→ 「大げさになる」ということではないでしょうか。
集団読み聞かせは「口承文芸」のジャンルになるので、手が動いたり身振りがはいったりするのは自然なことではないかと思います。 ところが本は「口承文芸」ではなく「印刷文化」ですよね。このポイントを押さえる人が少ないと思います。
お客さんが多ければついそうなるのです。口承文芸だからね。なるべく早く確実に聞き手をひきつけなくてはならない。長岡の超大型紙芝居もそのノリだったのではないかと思います。やっていくうちにそうなったのです。
「大げさ」が気に入らないならば、お客さんが少なければいいのだから、個別に読んであげればいいだけの話だと思うんだけどな。
集団相手の読み聞かせを提唱したのは、その先生方本人ですから、なるべくしてなった結果ですね。自分自身を振り返ってみればいいと思います。自分はあくまで批判する立場で、批判される立場でないと思っていらっしゃる先生方へ。このタコ・・・は、お正月の酢の物で食べてしまいました。本年もよろしくお願いいたします。
平成15年だったか、図書館協会主催の児童図書館員の講座があったときの報告会があり、その時、私は記録係だったので、鳥越先生の発言の又聞きをせっせと記録ノートに書いた。そのコピーをまだ自分で持っています。
「どんちゃん騒ぎをしている」「下界の刺激に成り下がっている」などと先生方の怒りの声がじかに聞こえてきた気がした。
「どんちゃん騒ぎ」はいいとして、「下界の刺激・・」にはちょっと驚きました。つまりは、絵本は高いところにいると思ってんだなー、と。
紙芝居はちょっとちがうものがあるけれど、やはり激しくジェスチャーをする方もあり、この方には注意しました。楽器を使うものもある。レクとして、ごろごろ動き回るものもある。絵本で同じような内容の本があれば、子どもはごろごろするだろうなー、などと思うこともある。
ここで書いてもあんまり効果ないかもしれないけど、先生方は、現実を憂う前に、「どうしてそうなったか」を冷静に分析して欲しいです。アタマをやわらかく、相手の立場に立って考えて欲しい。当会には80歳台の会員さんもおられるのだから、遠慮なくどこかのボランティア団体に入って、現実と向き合って欲しい。
前にもブログに書きましたが、
「絵本の絵が小さくてよく見えない」→ 「大きく書き直す」→ 「きてくれるお客さんを楽しませようと脚色する」→ 「大げさになる」ということではないでしょうか。
集団読み聞かせは「口承文芸」のジャンルになるので、手が動いたり身振りがはいったりするのは自然なことではないかと思います。 ところが本は「口承文芸」ではなく「印刷文化」ですよね。このポイントを押さえる人が少ないと思います。
お客さんが多ければついそうなるのです。口承文芸だからね。なるべく早く確実に聞き手をひきつけなくてはならない。長岡の超大型紙芝居もそのノリだったのではないかと思います。やっていくうちにそうなったのです。
「大げさ」が気に入らないならば、お客さんが少なければいいのだから、個別に読んであげればいいだけの話だと思うんだけどな。
集団相手の読み聞かせを提唱したのは、その先生方本人ですから、なるべくしてなった結果ですね。自分自身を振り返ってみればいいと思います。自分はあくまで批判する立場で、批判される立場でないと思っていらっしゃる先生方へ。このタコ・・・は、お正月の酢の物で食べてしまいました。本年もよろしくお願いいたします。
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