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紙芝居の色塗り

前に書いたように、桃太郎話を新潟弁にしたものを作っています。
線画のあと、色を塗るのですが、紙芝居は「同じものは同じ色で塗る」というセオリーがあり、一度に全部広げて塗る必要がありました。同じ色の方が、瞬間的に理解できますからね。
私は数年前に骨折してから、骨粗しょう症がわかり、前かがみには気を付けています。
床に広げると這うようにして彩色することになり、どうすればいいかと悩んでいました。
冬場はコルセットをしていますが、11月頃「カッパ」の詩を4枚の紙芝居(絵カード)にコルセットなしで描いたら、すぐ背中に痛みが来てよく動けなくなって、病院のお世話になりました。これはマズイ。
「少し高くすればいいのだな」と思って数日考え、使っていない襖を衣装ケースの上に乗せて即席の台を作りました。さらに100均の箱4つを並べて、衣装ケース(20㌢位)の高さに10㌢位を足しました。
表紙は別物なので、全部で13枚のうち、他12枚を並べることができました。写真の状態は、1時間描いて3回目位の状態。今のところ背中や腰に痛みは来ません。
絵巻物に倣い、右から左にカードを並べていきます。3畳のスペースがあれば描けることに気づきました。絵具は、昔、明和義人ものがたりを描いた時に買ったアクリル絵の具がほとんどです。固くなって使えないものもありました。すべての画面に力を入れるのではなく、強い絵、弱い絵などとメリハリをつけて塗ります。
今回、小さめな段ボール箱を浅くなるように切り、切れ端で境目をつけて、絵具入れにしています(左下)。赤系、黄色系、などと6等分し、絵具を分けて入れたら「あの色を出そう」と探す時にすぐ見つけることができる。これはうまくいきました。絵具を溶くのは納豆の空きケース。日本画の人は瀬戸物の小皿を使うのでしょうが、空きケースは底がデコボコしていて溶きやすいです。これも新しい発見。
なにより、印刷できるようになって、安心して作ることができます。
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