脚本 『ぴかりんがうまれるよ』

写真は表紙

7月に子どもが紙芝居を作って演じるサポートをしました。その時に、ボランティアについて説明するように課題をいただいたので、紙芝居の物語にして説明しました。彩色が済んで、ボランティアセンターに寄贈します。
読み聞かせボランティアをする話ですが、ほかのボランティアにも置き換えて読んでもらって構いません。ボランティアするのって、こんな感じ、と思っています。

ボラセンブログにも紹介していただきました。→こちら


『ぴかりんがうまれるよ』

          石倉恵子/作

①「ぼくは ほしのぴかりん。きらりんが持っている棒の先に ついているんだよ。ほら、みて。ぴかぴかっ。いつもね、ぴかっとボールをだしているんだ。

② 今日はね、ぼくは(読み聞かせ)ボランティアをしに 子どもたちの所に行ったのさ。「むかし、むかし」っておはなししたよ。
すると、ぴかっとボールがね、こどもたちにくっつくんだよ。
「おはなししてるよ」「おもしろいな」 みんなは大よろこび。でもね、

③ ぼくは、あなだらけになっちゃった。どうしてかな。
 失敗しないか どきどきしたせいかな。
   <抜きながら>
 すると、おやおや、ぴかっとボールが 雲の上にとんでって、

④ そこにいたのは、雲のぼうやでね。ぴかっとボールが、ぼうやの、

⑤ はなのあなに、ぽこっ。「はふ、はふ、なんだこれ。は、は、」

⑥ 「はーっくしょん。 ぶひ、ぶひ、」
  びちゃびちゃ、ざーざー。 雨がふってきたよ。

⑦ それから、なぜか おにぎりもふってきたよ。どさん どさん。

⑧ なーんと、トイレットペーパーもふってきて。
  くるりん シュー、くるりん シュー

⑨ ぐるぐる、ぺたぺた、みんなくっつくよ。ぐーる ぐる、ぺた ぺた、ぐーる  ぐる、ぺた ぺた。

⑩ あれ、なにかが できてきた。ぐーるぐる ぺーたぺた。
  ぼくのあなにも、おにぎりがくっついた。ぴかっとボールとおにぎりと、トイレットペーパーがくっついて、
 
⑪ ほら、みて、ぴかりん2号ができたんだって。
  ぴかりん2号をもっているのは、だれだろうね。
                             おしまい
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