かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

疲れが抜けない

2019-01-07 16:39:50 | ブログ記事
腰は相変わらず痛いし、脚も痛い。

それで椅子に座っていても立ち上がるのが億劫である。

こういうときは、じっとしているのがいいのか、それとも無理してでも動いたほうがいいのか。

腰が痛くなった直接の原因は、お正月に急に娘家族が帰省してくることになったとき、
洗面所においてあった私のふだんの服とかを大急ぎで2階にあげたため。

これが結構な量だったから。

服の入った衣装かごごと運んだが、かなり重かった。

ふだんは誰も来ないことをいいことに洗面所も食堂も、私の物が溢れかえっている。

いちいち2階に取りに行くのが面倒だからだ。

最近は、階段を上がる時も、下る時も手すりを持つことが多い。

手ぶらでさえこれだから、少し重いものを持つと堪える。

いよいよ私も本格的なお婆さんの仲間入りをしたということだろうか?

まだ70歳なのに?

もう70歳だから?

来月には71歳になるのよ、私。

自分でも驚いているわ。

71歳なんて、
テレビのニュースに出てきても、「こんな老婆がどうしたの?」と思って観るわ。

それが自分の年齢だと気づいたときの驚き。

え、嘘でしょ?

「だって、昨年まで、まだ母がいたのよ、私」

って言っても、誰も聞いてはくれないわね。

「腰が痛い。足が痛い」って言っても、そりゃあ年だものって他人は思うわよね。

私だって、人のことなら、そう思うもの。

*

★来月に七十一になる人は己でありて己であらぬ

★短大を卒業してから半世紀以上が経ちて七十一に

★お見合ひの話が山のやうにあり振袖を着て歩きゐしころ

★銀行に見に来る人もあまたゐしあの頃の吾(あ)と今のわたくし

★腰いたく足も痛いと言ふ老いになるとはあのころ思ひもせずに

★あの頃が花だつたとは花が過ぎ紅葉も過ぎて思ふ思ひ出

★もう誰も見向きもせずに通りすぐ七十一の年寄りなれば

★歳月はさつさと過ぎてちちははの花でありにしわれは去りたり

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