ヤスの駄文部屋

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今こそ、ウルトラマンXとユナイトだ!

2016-12-17 22:03:11 | ウルトラマン
皆さんどうも!ヤスでございます。

今回は私の大好きな作品である「ウルトラマンx」の魅力を語っていきたいと思います。

2015年の作品を何故、今語るのかと言いますと、私が最近ウルトラマンシリーズの盛り上がりを実感しているからです。ウルトラマン好きならばご存知のことだとは思いますが、ウルトラマンシリーズは2006年の「ウルトラマンメビウス」以降、まともなテレビシリーズがありませんでした。深夜枠で「ウルトラセブンX」を放送したり、BSで「大怪獣バトル」を放送したりもしていましたが、それ以外は基本的にOVや映画くらいでした。
その後「ウルトラマン列伝」、「新ウルトラマン列伝」という再放送、再編集番組のレギュラー放送、さらに「ウルトラマン列伝」内での三分間番組「ウルトラゼロファイト」、「新ウルトラマン列伝」内での番組「ウルトラマンギンガ」、「ウルトラマンギンガS」、「ウルトラマンX」を放送。ようやく列伝の枠を抜け「ウルトラマンオーブ」の放送に至るわけです。列伝オーブにかけてはテレビ東京系列のみの放送ですし、1クール〜2クール程で一年放送は出来ていませんが、それでも少しずつ話数も増えてきて復活の兆しが見えてきていると思います。

さらに、最近ではXオーブから見始めたという方も増えてきていて、徐々に新規層も増えてきているように感じています。そんな新規の方の中でもオーブから見始めた方、あるいはウルトラマンシリーズに興味があるけど何から見たらいいかわからないという方、そんな方達にお勧めしたいのが「ウルトラマンX」なのです。実は自分は放送当時「ウルトラマンX」を素直に楽しめていなかったのですが、二週目をした時に改めてその素晴らしさに感動し、その時からなんとか形にして発信していきたいと考えていました。ツイッターでも何度かつぶやいてきましたが、今回はその決定版となる記事を書きたいと思います。またしても前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入らせていただきます。





今回もネタバレは極力排除するので未見の方も是非!





王道と原点回帰
ウルトラマンシリーズの原点は元々「怪獣映画」にあります。ウルトラマンシリーズの原点である「ウルトラQ」は当時映画館でしか見れなかった「怪獣映画」がテレビで見れるということで人気を博しました(制作段階で色々あったことはともかく)。つまりウルトラマンにおいては怪獣も主役なのです。「ウルトラマンX」では、そのもう一人の主役とも言える怪獣がとても魅力的に描かれています。怪獣とそれに立ち向かうウルトラマンや防衛隊の描写をしっかりする。そんな原点回帰の一面を持っているのが「ウルトラマンX 」です。
また、ウルトラマンシリーズの魅力の一つに、一話完結による話のバラエティの豊富さがあります。「初代ウルトラマン」をはじめ、一話ごとに少し作風の違った話が楽しめるのがウルトラマンシリーズの王道と言えるでしょう。「ウルトラマンX」はまるで怪獣映画のような話から、少し考えさせられるような話、思わず感動してしまうような話、終始笑いが止まらないような話までバラエティに富んだ話ばかりで、まさしく王道と言える作品です。
こういったウルトラマンシリーズにおける、原点回帰王道にあふれているのが「ウルトラマンX」の魅力の一つです。





筋の通ったストーリー
一話完結とは言いますが、実は随所随所に、後の展開に繋がる要素が散りばめられています。例えば本作の特徴であるアーマーを纏う設定や、怪獣を殺さない設定は作品を通した「怪獣との共存」、「つながる力」といったテーマにも繋がっています。そういった縦筋の話で見ても楽しめる作品です。





斬新な要素
ウルトラマンというとあまり喋らないイメージがあると思いますが、今作のウルトラマンであるエックスはめちゃくちゃ喋ります(一応ゼロという先輩もいます)。
時に言ってはいけないことを言ったり、宇宙人なのに人間くさいことを言ったり、主人公の大地との掛け合いも含めて、とてもユニークなキャラクターになっています。ウルトラマンが喋ることに違和感を感じる方もいらっしゃるとは思いますが、喋ることで大地とのバディ関係がより明確になり、エックスならではの魅力に一役買っているのもまた事実でしょう。他にもサイバー感溢れる設定等シリーズ全体で見ても中々面白い要素が多いです。





他ウルトラマンの客演
今作では、過去の作品から何人かのウルトラマンが客演しています。過去作の客演と言うと中には抵抗を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、仮に過去作を見ていなくても「ウルトラマンX」のエピソードとして十分楽しめます。
また、本作に客演したウルトラマンの中から気になった作品を見ていくのもいいと思います。客演したウルトラマンについて色々知ってから、もう一度その客演回を見てみるのも、一つの楽しみ方でしょう。劇場版(これについてはまた別の記事を書きたいです)も含めてリスペクトにあふれた客演になってるので、過去作を見てから見るとより感動が増しますよ!






特撮の魅力
ウルトラマンX」を語る上で忘れてはいけないのが、特撮の魅力です。今やCG全盛の時代になって、ミニチュア特撮はもう古いイメージがあるかもしれません。しかし、「ウルトラマンx」では従来のミニチュア特撮とCGの融合により、今までに見たことのないような映像が盛り沢山です!特にエックスの必殺技であるザナディウム光線は「誰が一番カッコよく撮れるか?」を監督達で競いあった結果、非常にカッコいい演出ばかりになっており、「ザナディウム大喜利」と呼ばれています。これに関しては是非、本編を見て楽しんで欲しいところですね。





総評
話数が少ないことで、やや描写不足や説明不足も目立ちますが総合的に見て、王道と原点回帰筋の通ったストーリー斬新な要素他ウルトラマンの共演特撮の魅力が見事に融合(ユナイト)した、かなり出来のいい作品だと思います。全22話+映画ですぐに見られますし、もし何かウルトラマンシリーズを見たいと思っている方がいたら是非「ウルトラマンX」から見始めてはいかがでしょうか?きっとウルトラマンが大好きになると思います。



さあ、君も一緒にユナイトだ!




では、皆さんまたいつか





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (geta)
2018-07-11 09:14:30
なんと!「ザナディウム大喜利」なる不文律が!?

確かに、最後の締めの部分は今思うと一話からして最高にかっこよかったなぁ、と今にして思います。

かくいう私も第一話から「これじゃない感」満載の否定的な気分で見ていたのですが、あのサイバーな攻撃を食らわせてるラストの感じは、瞬間的に「お!」と身を乗り出してしまったほど”美しかった”と思います。

やばいなぁ、また全部見直さなきゃ…。

最近、Amazonプライムのウルトラマンの放送がジードあたり以外、軒並み「再生不可」になってしまっていて、困ってはいるのですが。自分の環境だけなのかなぁ。
ウルトラマンXのシールを貼ってゲームボーイアドバンスsp[黒]を捨てたこと (金城光永)
2019-07-17 12:52:39
僕は沖縄県浦添市港川緑ヶ丘五班に住んでいる金城光永と言う者です。
ぼくは2016頃ウルトラマンXとTVマガジンをよく見ていてTVマガジン十二月号に付いてたウルトラマンXのメリーX'masというシールを表面に貼った黒のゲームボーイアドバンスspを使える状態で捨ててしまいました。 僕の夢はゲームボーイアドバンスspのファイプロAで未収録のレスラーや日本のTVヒーローを出来るだけインプットできるゲームボーイアドバンスタンク([仮称]・・・笑)です。 あと僕の家の隣町に城間[ぐすくま]と言う地域にエクシードと言う散髪屋さんがあります。

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