ヤスの駄文部屋

今からあなたの目はあなたの体を離れ私のブログの世界に入っていくのです。

ウルトラマンルーブの流れを読みとく&お詫び

2018-10-07 16:17:37 | ウルトラマン
どうも皆さん、ヤスでございます!

まずはお詫びから入ります。

ウルトラマンルーブの各話感想の更新が止まってしまって誠に申し訳ございません。別にウルトラマンルーブを見るの止めてしまったとか、そういうわけではなく単純にモチベーションが下がってしまっていました。
なぜモチベーションが下がってしまったかについてですが、原因はおおきく分けて二つあります。
一つ目は忙しくて更新できない日が続いてしまったこと。ブログの感想なのですが実はどんなに早く書いても3時間ほどかかってしまうんです。おまけに色々とそこに付け足して書いていくと、半日くらいかかりそうになることもあります。そんな訳で一度でも更新を怠るとどんどん記事を書くのが大変になってしまい、書くモチベーションが下がっていってしまったんです。
もう一つの理由としてはどうもルーブの評判が著しくないこと。そんなもん気をにせんでええやんけと言われればそれまでですが、やはり自分の好きな作品が悪く言われていると思うとモヤモヤしてしまうんです…。そうなると作品をフラットに見ることも難しくなってしまいまして、モチベーションがどうにもあがらなくなってしまいました。我ながら情け
ないと思います…。

そんな訳で5話以降更新がウルトラマンルーブの更新が止まってしまったわけですが、最近ようやくその辺りに踏ん切りがつきました。おかげで最近は、また改めてフラットに見られるようになってきました。特にオーブダーク以降を改めて見てみたのですが、やはりルーブはかなり面白いと思います。そんな訳でここからはオーブダーク登場以降のウルトラマンルーブの話の流れについて書いていきたいとも思います。
ただこれまでのように画像を挿入したりすると、また時間がかかってしまうのでかなりラフに書くことになります。読みづらくてもうしわけありません。






オーブダーク登場と「ウルトラマンへの自覚」について

ウルトラマンルーブ8話にて愛染社長がウルトラマンオーブダークノワールブラックシュヴァルツ(以下オーブダーク)に変身し兄弟の前に立ちはだかりました。
この戦いで兄弟は改めて「ウルトラマン」について考えさせられます。結果的に愛染はヒーローごっこがしたいだけの宇宙人だったわけですが、それでもこの兄弟がここまでウルトラマンとしての自覚が弱かったのは事実でしょう。
一度負けた後のリベンジマッチで彼らは「ウルトラマンの名の下に」という言葉を使いました。これは愛染の言うウルトラマン象に対する兄弟達からのカウンターです。しかし逆に言ってしまえばこれはカウンターでしかありません。
彼らはこの時点では「ウルトラマンとは何か?」を完全に理解しているわけではないのです。ただ身勝手な理由で人々を傷つけ、挙げ句の果てに自分のような存在こそが真のウルトラマンであると豪語する愛染を否定しただけにすぎません。
そのために「誰かを守るために戦うこと」こそがウルトラマンの本質であるという言葉を愛染にぶつけたわけです。
ですからここからは「ウルトラマンとは何か?」と「誰かを守ること」に焦点が当たっていくことになりました。






愛染のウルトラマン象と兄弟のウルトラマン象について

「ウルトラマンの名の下に」という言葉を使った兄弟に怒りを覚えた愛染社長は、強力な怪獣であるホロボロスを差し向けてきました。
そして兄弟を倒したホロボロスをオーブダークに変身して倒し、民衆の心を引き付けます。
そしてここで「愛染の抱くウルトラマン象」が明らかになります。彼の考えるウルトラマンとは「カッコよくて、強く、人々に希望を与える」存在でした。
兄弟達はそのために怪獣を自ら召喚し、自演までして人々を危険にさらす愛染を否定しますが、愛染は民衆の反応を見せて自分の正しさを証明しました。
ここで大切なのは愛染の考え自体はあながち間違いだとは言い切れないということ。やっていること自体は間違っていますが、兄弟達とは違い愛染はしっかりと怪獣を倒し人々に希望を与えていました。
そのことは兄弟達もわかっているようで民衆の反応を前に、愛染の方が正しいのでは?という疑問を持つところまで追い詰められてしまいました。
そこまで追い詰められた兄弟ですが、それでも「街を守れるのは自分達しかいない」と決意し再びオーブダークに挑んでいきます。
ここで兄弟達が胸に秘めている思いはオーブダークに「ウルトラマンの名の下に」と啖呵を切った時とは大きく異なるでしょう。
愛染のウルトラマン象を聞いた上で、そしてそれが正しいかも知れないと理解した上で自分達の「誰かを守る」ということを貫くことを決めたのです。
そして次の回で兄弟の「守るべきもの」に焦点があたり、彼らがいつか帰ってくる母親のために街を守ろうとしていたことが明かされました。
それを踏まえると心配するアサヒに兄弟達が言った「俺たちはウルトラマンだ!」という言葉の重みがわかると思います。
「自分達が生まれ育ちいつか母親が帰ってくる場所である街を守る」それが自分達にとってのウルトラマンだ!という思いを込めた言葉が「俺たちはウルトラマンだ!」なのだと思います。ただのカウンターではないしっかりとした意思のある言葉です。
愛染との対立とアサヒとの交流を通して「兄弟のウルトラマン象」が描かれたわけですね。
ここまででウルトラマンルーブは前半終了という形になるわけですが、ウルトラマンルーブの前半は「それぞれが思い描くウルトラマン象」に大きくスポットが当たっていたことがわかると思います。
そしてここからそれぞれの考えにとどまらないウルトラマン象が描かれていくことになると思います。






これからの展開への考察
兄弟のウルトラマン象が確立されたわけですが、私はこれがウルトラマンルーブの結論という訳ではないと思います。
美剣レナが兄弟を批判するようなことを言っていますし、愛染もまだ納得した訳ではないようですからまだまだ何かあると思います。何よりもまだ愛染の言うところのウルトラマン象は否定されてはいません。
また今回のグルジオキングの戦いにおける兄弟達の行動は所謂ヒーローとは遠い存在だったと思います。兄弟喧嘩で窮地に陥るようではまだまだ甘いと言われても仕方ありません。
兄弟達そして愛染が描くウルトラマン象がこれからどうなっていくかが楽しみです。
またアサヒの謎がだんだんと明かされて来ましたが、湊家の家族の物語も気になるところです。行方不明の母親はどうなったのか?アサヒはなにものなのか?後半はここにもスポットが当たっていくことでしょう。
そして美剣レナの正体と目的について。
最初は新しい敵程度のキャラクターだと思っていましたが、そういうわけではないようです。
彼女は一見すると兄弟達に向けて批判をしているように見えますが、その発言の内容は愛染に刺さる部分もあると思います。今回の「この程度か」という言葉がわかりやすいのではないでしょうか。
愛染に近付いて明らかに利用しようとしている節もありますし、愛染が狙いなのか兄弟が狙いなのか一切不明です。
またアサヒにやたらと絡んできたり、本人曰く「本物のジャイロ」を持っていたり他にも謎が多いです。ここまで何から何まで謎のキャラってちょっと珍しいのではないでしょうか?
テーマとしてはこれからも「ウルトラマンとは何か?」とか「家族の物語」にスポットが当たっていくと思いますが、本筋は正直全く想像できません。
ここまで話の流れが予測できないのはシリーズ全体どころか、創作としても珍しい気がします。
それでも話の展開はとても丁寧ですし、コミカルなようでしっとりと胸に染みる感じで個人的にはとても面白いです。また商品展開が違うためかフォームの登場等が例年と異なっているのも新鮮で良いです。来週にはもう強化形態が登場するようですが、どんな話になるのやら。





この辺で今回の記事は終わります。一応言っておきますがどうも私はネットに向いていない人間のようなので、多分ツイッターは滅多に使わなくなると思います。私のツイートに興味を持ってくださった方々申し訳ございません。これからもブログの更新はツイッターでお知らせしていきますが、それくらいになってしまうと思います。
またルーブの感想についてですが現在のところ今後の方針は未定です。簡単な各話感想を書いていくか、或いは今回のように一連の流れについて書いていくことになると思います。
各話感想の場合はかなり簡潔な記事になると思うので、これまでのような記事は書けません。
今のところこれからはもっとラフな記事を沢山書いていけたらいいなぁと思っていますが、その時はよろしくお願いします。