日本サッカーあれこれ（4/23）

リーグ観客減る、Ｗ杯イヤーなのに　朝日
こういうのを印象操作っていうんだろうな（笑）。

たしかに前年比で減少してるが、細かい考察は無視。
減少しました、なんでですかね？人気ありませんね、って結論ありき。
今の時代、こんな記事を鵜呑みにするおめでたい人居ませんよっと。

仮に動員UPしても、短絡的に「W杯効果で動員増加」って記事にするんだろう。
それも印象操作ってやつだ。
ポジティブでもネガティブでも同じこと。
そもそも、Jリーグは昇降格制度をとってる。
動員力のないクラブが上がってきたり、逆に動員力のあるクラブが落ちたら
それだけで前年比が増減する。
つまり、平均だけでリーグの人気は語れないのよね。

前回のW杯年より2000人近く平均を上げてるじゃないか（笑）。
当時は自国開催+J所属の代表選手が大半、今は海外組が大半・・
でも上がってる。
「今の日本代表はほぼメンバーが固まっていて、代表選考レースに
生き残るのは誰かという関心が、それほど高くないのではないか」
と分析するＪリーグ関係者もいる。
競争原理が働いてないのは否定しない。が、02年より上がってるのを説明できてない。
真偽が疑わしい「関係者」のコメントにしてるけど（笑）。

Jリーグ公式に99年からの推移が掲載されてるので、朝日が掲載した
2002年を合わせて転載してみる。
1999年　11658人
2000年　11065人
2001年　16548人
2002年　16368人
2003年　17351人
2004年　18965人
2005年　18765人
2006年　18040人

チーム数が増えたり、前後期を廃止したり、引き分けを導入したりと
細かい制度を変えてる。
現時点で短期的には減少してるけど、着実に増やしてるんだよね。
そりゃ開幕当初のバブルには敵わないけど、よくここまで戻したと思うけどね。
各チームは「いかに満員にするか？」をもっと模索しないといけないのは大前提。
リーグも興行は重要だけど、それありきになるのではなく、サッカーの質を
もっと追求してほしい。
審判問題が一番大きいかな・・まあ挙げたらキリないけど。

事実を「客観的」に書くのであればいいけど、印象操作はほどほどにって事で。