入院前、前回の反省から、家族に強くお願いしていたことが1つありました。
それは、「あまり見舞には来ないで欲しい。洗濯物だけ取りに来て欲しい。」
という、かなり身勝手なものでした。
家族とはいえ、さすがにストレートに「あんまり来ないで。」とも言えなかったので、
「今回は病院が遠いし、私も次はゆっくり休みたいから、
なるべく1人だけになる時間を多くしたい。その分、上の子の相手をしてやって。」
そういう言い方をしました。
上の子の時は、面会時間になると、晩までべったりと母や夫が付き添っていてくれ、
それはありがたいことでもある反面、私には、心身共に休まらない時間でもあったのです。
「ちょっと眠ったら。」等と気づかってはくれたのですが、
ひそひそ声で話をされていたりすると、なかなか眠れるものでもなく、
面会時間が終わってから、その辺りの物を簡単に片付けたりすることすら、
いちいち疲れ切ってしまったのです。
それほど、前回の入院では、時間と労力に余裕が無かった、ということでもありました。
なので、LDRに居るときから、夫も母も、私に遠慮して、
側にべったり座って長時間しゃべって過ごす、ということがありませんでしたし、
入院中も、用事が済むと、さっさと帰っていってくれました。
病院の人たちには、あまり家族のかげの無い人だ、と思われていたかもしれませんが、
私は、自分の思い通り、こころゆくまで休息を取ることができました。
今回は、授乳や食事、シャワーの合間にも、「空白の時間」がありました。
テレビのスイッチを入れてちょっと見てみたり、友人に出産報告メールを打ってみたり、
いろいろもらった試供品の資料や、廊下に置いてある雑誌を眺めてみたり。
1人目の時、あんなにいそがしかったのは、一体何だったのか・・・
「余裕ができるまで母子別室」をお願いしていましたが、
出産翌日の日中からは、夜間をのぞき、ずっと一緒にいました。
子どもは、すやすやとよく眠ってくれていました。
上の娘の時は、空腹のために3日間、ひっきりなしに泣き続け、
母乳の出ないおっぱいを口にくわえさせるか、途方に暮れて抱いてまわるしかなすすべもなく、
それも負担で疲れ切ったのでしたが、
今回は、自分から何度も抱き上げては、ゆっくり眺めまわして楽しむ時間と気分的余裕がありました。
そんな環境で、私は産後の疲れをすっかり忘れ、元気を取り戻していくことができました。
朝、昼、晩に加えて、3時のおやつまで、
ボリュームたっぷりの、高級レストラン並の美味しい食事やデザートが出てきました。
毎食すべてを、ぺろっと完食しました。
便秘になるのが怖かったので、目の前にペットボトルの水を置き、
1日ほぼ2リットルの水分を、せっせと取りました。
前回のお産の後に処方してもらっていた「マグミット錠」という便秘薬の余りを持ち込んでいたので、
看護師さんに飲んでよいかどうかたずねると、
「酸化マグネシウムね、いいですよ。ここの病院のは粉薬だけど、錠剤のほうが飲みやすいよね」
と、あっさりOKが出て、自分で量を調整しながら、飲んでいました。
おかげで今回は、痛むお尻に苦労しつつも、便秘に悩むことはありませんでした。
なんといっても、下半身が傷と痛みだらけのお産後、
「自分だけのトイレ」が部屋の中にあるというのは、最大にありがたいことでした。
行きたくなった時に、すぐ行ける、
トイレのたびに自分が必要なものを、すぐ手が届くそばの洗面台に置いておける、
どんなに時間がかかっても、落ち着ける、
かなり助かりました。
そして、この病院にも、一度、エステのサービスがありました。
前回は、疲労のあまり、受けに出てゆく気力もなくて辞退しましたが、
今回は、溶ろけるほどみっちりと、顔も手も足も撫で回してもらいました。
日曜午前に出産、入院したので、前回の感じからいうと、
木曜ぐらいには放り出されるだろうと思っていましたが、土曜退院になる、とのことでした。
もっとも、経産婦は、希望すれば1日早く退院してもよいということだったのですが、
夫や母の仕事からも、土曜のほうが都合がよく、
たっぷり1週間、この入院生活を「楽しんだ」あげくに、晴れ晴れと退院しました。
最初にこの病院のHPで見たとおり、
「これからの育児のために、心も身体も元気になる期間」、そのものでした。
いろいろな考えがあると思いますが、
私は、病院を変えて本当に良かった、正解だった、と満足しました。
お産の疲れをひきずりこんで、クタクタで退院するのは、まず、最初の大きな間違いだと思います。
それは、「あまり見舞には来ないで欲しい。洗濯物だけ取りに来て欲しい。」
という、かなり身勝手なものでした。
家族とはいえ、さすがにストレートに「あんまり来ないで。」とも言えなかったので、
「今回は病院が遠いし、私も次はゆっくり休みたいから、
なるべく1人だけになる時間を多くしたい。その分、上の子の相手をしてやって。」
そういう言い方をしました。
上の子の時は、面会時間になると、晩までべったりと母や夫が付き添っていてくれ、
それはありがたいことでもある反面、私には、心身共に休まらない時間でもあったのです。
「ちょっと眠ったら。」等と気づかってはくれたのですが、
ひそひそ声で話をされていたりすると、なかなか眠れるものでもなく、
面会時間が終わってから、その辺りの物を簡単に片付けたりすることすら、
いちいち疲れ切ってしまったのです。
それほど、前回の入院では、時間と労力に余裕が無かった、ということでもありました。
なので、LDRに居るときから、夫も母も、私に遠慮して、
側にべったり座って長時間しゃべって過ごす、ということがありませんでしたし、
入院中も、用事が済むと、さっさと帰っていってくれました。
病院の人たちには、あまり家族のかげの無い人だ、と思われていたかもしれませんが、
私は、自分の思い通り、こころゆくまで休息を取ることができました。
今回は、授乳や食事、シャワーの合間にも、「空白の時間」がありました。
テレビのスイッチを入れてちょっと見てみたり、友人に出産報告メールを打ってみたり、
いろいろもらった試供品の資料や、廊下に置いてある雑誌を眺めてみたり。
1人目の時、あんなにいそがしかったのは、一体何だったのか・・・
「余裕ができるまで母子別室」をお願いしていましたが、
出産翌日の日中からは、夜間をのぞき、ずっと一緒にいました。
子どもは、すやすやとよく眠ってくれていました。
上の娘の時は、空腹のために3日間、ひっきりなしに泣き続け、
母乳の出ないおっぱいを口にくわえさせるか、途方に暮れて抱いてまわるしかなすすべもなく、
それも負担で疲れ切ったのでしたが、
今回は、自分から何度も抱き上げては、ゆっくり眺めまわして楽しむ時間と気分的余裕がありました。
そんな環境で、私は産後の疲れをすっかり忘れ、元気を取り戻していくことができました。
朝、昼、晩に加えて、3時のおやつまで、
ボリュームたっぷりの、高級レストラン並の美味しい食事やデザートが出てきました。
毎食すべてを、ぺろっと完食しました。
便秘になるのが怖かったので、目の前にペットボトルの水を置き、
1日ほぼ2リットルの水分を、せっせと取りました。
前回のお産の後に処方してもらっていた「マグミット錠」という便秘薬の余りを持ち込んでいたので、
看護師さんに飲んでよいかどうかたずねると、
「酸化マグネシウムね、いいですよ。ここの病院のは粉薬だけど、錠剤のほうが飲みやすいよね」
と、あっさりOKが出て、自分で量を調整しながら、飲んでいました。
おかげで今回は、痛むお尻に苦労しつつも、便秘に悩むことはありませんでした。
なんといっても、下半身が傷と痛みだらけのお産後、
「自分だけのトイレ」が部屋の中にあるというのは、最大にありがたいことでした。
行きたくなった時に、すぐ行ける、
トイレのたびに自分が必要なものを、すぐ手が届くそばの洗面台に置いておける、
どんなに時間がかかっても、落ち着ける、
かなり助かりました。
そして、この病院にも、一度、エステのサービスがありました。
前回は、疲労のあまり、受けに出てゆく気力もなくて辞退しましたが、
今回は、溶ろけるほどみっちりと、顔も手も足も撫で回してもらいました。
日曜午前に出産、入院したので、前回の感じからいうと、
木曜ぐらいには放り出されるだろうと思っていましたが、土曜退院になる、とのことでした。
もっとも、経産婦は、希望すれば1日早く退院してもよいということだったのですが、
夫や母の仕事からも、土曜のほうが都合がよく、
たっぷり1週間、この入院生活を「楽しんだ」あげくに、晴れ晴れと退院しました。
最初にこの病院のHPで見たとおり、
「これからの育児のために、心も身体も元気になる期間」、そのものでした。
いろいろな考えがあると思いますが、
私は、病院を変えて本当に良かった、正解だった、と満足しました。
お産の疲れをひきずりこんで、クタクタで退院するのは、まず、最初の大きな間違いだと思います。