かめと音楽にかこまれて

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ベートーヴェン

2014年10月22日 | 音楽
ちょっと前の話になりますが、
ベートーヴェン交響曲全曲耐久レース…もとい、
交響曲全曲試奏会(演奏会、と呼べるほどではないので試奏会)が
無事に終了しました

難しい8番と9番は1、2回の事前練習がありましたが、
応募で集まったメンバー達が当日いきなり集合し、
演奏前に簡単な奏法の説明が指揮者からあった後、ぶっつけ本番で演奏です

ホルンは4人いたので分業しまして、
私は1番、5番、6番、9番の2ndと3番の3rdを担当。
5番以外は全てナチュラルホルンを使用しました

どっちの楽器を使おうか悩んでたものの、
結局は指揮者からナチュラルを指定されまして、
結果として4人中3人はナチュラルを使用
寄せ集めオケでなんという暴挙

オケメンバーにはお初の方もたくさんいましたが、
幸いなことに皆さま心が広く、
ナチュラルホルンの演奏を温かく迎え入れていただきました

さてさて演奏…

いやー楽しかった!!
基本的に「お祭り」状態だったので、
普段なら泣いて悔しがりそうな大きなミスも
「ごめーんソロ吹けなかった(笑)」って感じでした

オケ全体は、初合わせとは思えないほどハイクオリティな出来
それぞれがピリオド奏法を念頭に置きつつ表現豊かに演奏を楽しみ、
ちょっとずれそうになってもみんなが見合い聴き合って合わせていく、
一回のみの演奏を心から堪能できる本当に貴重な経験ができました



あと、ナチュラルホルンについて思ったこと。
6番の二楽章、弦楽器はミュートでホルンはB♭basso調なのですが、
弦ミュートの柔らかい音色とB♭basso管のくぐもった音色がすごくマッチして、
やっぱりナチュラルホルンいいわーって実感しました

それぞれの曲の雰囲気と、指定された調性の音色はリンクしてるんですよね。
実際にナチュラル吹かないと実感できないと思うのですが
一番から順番に吹いて改めて感動したのでした

(後日知ったのですが…ナチュラルの指定調は、曲の雰囲気だけではなくて
弦楽器の運指ともリンクしてるそうです。
解放音の運指が多い曲は音色が明るくなるから、
ナチュラルもinAなど明るい音が出る調が指定されてるとか
ベートーヴェン奥深すぎ!!)

とにかく興奮しっぱなしの1日でした!

次回は何年後かに、きちんと演奏会としてやるみたいなので、
今からとっても楽しみです

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