演奏会終了(2015年-9)

今年9つ目の本番は古典オケ。

毎回ナチュラルホルンで難曲珍曲にチャレンジしてますが、
今回もまたまた大変な曲ばかりでした

でも、大変だったけど本当に本当に素晴らしい曲ばかりで、
個人的には迷惑かけっぱなしだったけど
この名曲たちの演奏に自分も参加していることが
とにかく幸せでたまらないのでした

～感想～

個人的山場はベト8でした。
難曲だったので、右手の動きを通勤中でも寝る前でも何度となく確認していたのに、
本番では頭真っ白、全然違う動きに

がっくりしたけど後日録音を聴いてみると
ひどいながらも想像してたよりは(ほんのちょっと)まし？
いや、ひどいのには変わらないんですが…

で、メインのメンデルスゾーンは、感動の出会いでした！

「夏の夜の夢」
ちゃんと調べるまでは「真夏の夜の夢」だと思ってました…

で、この曲、なんていい曲なんだー！
こんなに素晴らしい曲を今まできちんと聴いたことがなかったなんて！
なんてもったいないことをー！

寝ても覚めても頭の中はメンデルスゾーン
本番が終わってからもしばらくは常に頭の中でメロディーが鳴り続けてました

そしてなんとこの曲、17歳の時に作った曲に
大人になってから依頼を受けて少し追加して完成させたらしい

メンデルスゾーン恐るべし
天才過ぎる


今回の曲は、オフィクレイドなるものが入りました
今で言うチューバの前身です

生音を聴くのは初めてで大興奮
演奏はとても難しそうでしたが、
チューバよりもまっすぐ抜けるような、面白い音がしました

あと、結婚行進曲はちょー有名ですが、
結婚行進曲の後に葬送行進曲もあるとは知らなかった！
しかもなんとなく「アラジン」に似てる…(笑)

そうそう、この曲は語りも入って全曲版で演奏したのですが、
ストーリーが複雑すぎて、あらすじを把握するだけで何回CDを聴いたことか…
そして聴く度に「あれ？こんなシーンあった？」ってなる(笑)
簡単に言えば、妖精の痴話喧嘩とイタズラ？って感じですが、
とにかく登場人物が多くて混乱

ついでにホルンは使うクルークが多すぎて更に混乱

ホルンのめちゃめちゃ難しく美しいソロは、
相方が随分と前から、朝も夜も夜中も料理の最中も
ずっとずっと練習してましてなんとか無事終了
私は毎日毎日あのメロディーを聴いていたので、
もうあれが家で聴けなくなると思うとちょっと寂しい

まぁそんなこんなで無事に演奏会が終わり、
ようやくメンデルスゾーンの洗脳(笑)がとけたと思ったら
次に脳内を支配したホルンアンサンブルの小品も
よく考えたらメンデルスゾーンだった！

メンデルスゾーン恐るべし

色々記憶に残る演奏会でした