■コロナ遺伝子組込み用人間改造注射液ーーこれがワクチンの正体だ!!
岡田正彦(新潟大学名誉教授)医学博士
http://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
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【新型コロナのエビデンス】
コロナ遺伝子組込み用人間改造注射液ーーこれがワクチンの正体だ!!
Q1 ワクチンを打っても大丈夫のか?
A 60年の歴史があるインフルエンザワクチンでさえ、真に有効かどうかの直接証明はまだなされていないのです。
私の職場では、毎年200人弱の職員全員にワクチン接種を行っているにもかかわらず、1割くらいの人がインフルエンザに罹患しています。
ワクチンが万能でないことも理解しておく必要があります。
私は、コロナワクチンが完成したと言われても副作用が怖いので10年間は受けません。
年の瀬も押し迫った31日、米国の2つの製薬企業が、ワクチン第3相試験の結果を同時に発表しました。
海外の巨大製薬企業(ビッグファーマ)は、これまで数々の詐欺的論文を発表し、告発を受けてきました。
その歴史を調査してきた私に言わせれば、この2つの論文にも多くの疑念を指摘することができます。
しかもアストラゼネカ社が治験を行ったブラジルと南アフリカで、ワクチンの効かない耐性ウイルスが同時に発生しているのです。
(中略)
Q6 特効薬はできたのか?
A 米国で「レムデシベル」という薬が有効だと評価され、急きょ日本でも使えることになった、との報道がありました。
ウイルスの増殖を抑えるという触れ込みなのですが、しかし、この薬は数々の疑惑に包まれています。
疑惑の第一は、4月末に発表されたばかりの論文で、プラセボ(そっくりにつくった偽薬)と比べて死亡率も、病気回復するまでの日数も、またウイルスが完全に消えるまでの日数も、いっさい差がなかったと報告されていたことです。
中国、米国、英国の共同研究でしたが、調査の方法も、論文の書き方も正統であり、かつ製薬企業との癒着(利益相反)もないというものでした(薬の研究のほとんどは癒着がある)。
それにもかかわらず突如、米国で評価されたのは、「症状が回復するまでの日数が4日だけ早い」という研究結果が米国の政府機関を通じて発表され、トランプ大統領が「すばらしい薬」と悪乗りしたためでした。
その後、データを報じた論文が刊行され、私の手元にも届いたのですが、きわめて内容の乏しいものでした。
結果は先の発表と同じで、死亡率には差がないというものです。
世界中の41を超える医療機関の共同研究ということになっていましたが、このどさくさに、果たして調査手順の統一が守られていたのか、など多くの疑問が残ります。
そもそも、論文発表の前に、検証されていないデータをマスコミにリークするのはルール違反です。
ニューヨークタイムズ紙も、この薬の疑惑について詳細な記事を載せています。
重症者が対象だったのですが、病気が進行してくると、ウイルスそのものよりも免疫機能が破壊されるなどの影響が色濃くなるため、ウイルスの増殖だけを抑えても効果は期待できないはず、等など発表を疑問視する専門家のコメントをいろいろ紹介したものでした。
私自身、長年にわたり巨大製薬企業(ビッグファーマ)の不正を調査し、その手口を分析してきました。
「レムデシベルは信用できない」というのが、統計データのウソを見破る専門家としての私の見解です。
日本で開発されたという薬、アビガンも同罪です。
まともな論文がひとつもなく、評価する価値さえないのです。
政治家がむきになって、この薬の名を連呼していたのはあまりに不自然。利益相反はないのか気になります。
現在のところ、いかなる薬も効果がなく、むしろ症状を悪化させてしまうだけであることがわかっています。
万能薬の代表であるステロイド剤でさえも議論が分かれていましたが、つい数日前、デキサメタゾンというステロイド剤を重症者に使った場合に限り、死亡率を36パーセント下げると断言した論文が発表されました。
Q7 無症状で陽性となった人から感染するのか?
A 最近はPCRの集団検診が盛んなことから、無症状の陽性者が増えています。
気になるのは症状がない人から、感染したりすることがあるのかという点です。
今年の3月に発表された論文では、中国武漢市のデータをもとにコンピュータ・シミュレーションを行った結果が報告されました。
それによると、症状のある人が他人に感染させる割合を1とすると、無症状の人は0.5くらいだということでした。
ただし武漢市が大騒ぎをしていた最中だったことに加え、低温・低湿度の真っ最中でもありウイルスの分裂能が最高潮に達していたころのデータでした。
その後、多くの研究者がこの問題にチャレンジしてきましたが、簡単ではありませんでした。
ほんとうに無症状なのか、あとで熱が出てきたりはしないのか、何人の人と濃厚接触し、その人たちが感染したかどうかなど、雲をつかむような追跡と分析をしなければならないからです。
台湾は感染を見事に抑え込んだ国としてWHOからも高く評価されている国です。
その国で徹底した追跡調査が行われ、9月に入って論文が報告されました。
まず無症状の人が他人に感染させうる期間は4.1日で、感染させる割合はわずか1~5%に過ぎないことがわかりました。
WHOも、せいぜい2.2%ほどだろうとしています。
つまり無症状の人から感染するリスクはかなり小さいのですが、それでも散発的に集団感染を起こしていることになります。
Q8 免疫はできるのか?
A 人間には、一度感染した伝染病に再びかからないようにする仕組み(免疫)が備わっています。感染した覚えがなくてもできていることがあり、合わせて自然免疫あるいは集団免疫と呼ばれます。
免疫の本体は「抗体」と呼ばれる物質で、その有無を調べる方法が「抗体価測定」です。
米国で、この検査を一般市民にすることにしたとのニュースがありました。
しかし、その抗体があれば二度と感染しなのか、いつまで効果が続くのか、重症者と軽症者で違うことはないのか、そもそも正しく測れるのか、など疑問だらけで、明確な答えはいまのところありません。
私自身、大学の研究室で多くの検査法を開発してきましたが、上記のような問題点をクリアし、国の認可をえて安心して使えるようになるまで、どれも5~10年の歳月が必要でした。新しい検査法の開発は簡単ではありません。
かつて、驚くべき人体実験が行われました。
健康なボランティア18人に、普通の風邪の原因と知られていたコロナウイルス(現在流行中のものとは異なる)を接種し、1年後、うち6人に同じウイルスを再び接種したところ、まったく症状は出なかったとのこと。
また、残りの12人に少しだけ遺伝子の異なる風邪コロナウイルスを接種したところ、症状がまったく出ないか、出てもごく軽いものでした。
さまざまな実験データを総合すると、免疫の獲得は1年くらい続き、その後は徐々に消えていくと考えられます。
米国で多数の一般市民を対象に抗体検査を行ったところ、80パーセントを超える人に認められました。
いま大流行に襲われている国、あるいは地域ほど、来年以降の流行に対する免疫を備えたことになります。
いずれにしても、集団免疫の高まりが感染の終息に寄与する、ひとつの要因であるのは間違いありません。
Q9 なぜ2週間なのか?
A 「2週間」、「2週間」とニュース報道で連呼されていました。
それにしてもなぜ2週間だったのでしょうか?
誰れが最初に言い出したのかわかりませんが、いまになって考えると、なぜなのか、よくわからない話なのです。
経緯はともかく、実際に人に感染させるリスクがある期間がどれくらいなのか、検証してみましょう。
ウイルスが体内に侵入してから何らかの症状が出るまでを潜伏期といいますが、当初、これが2週間くらいとされていました。
しかし実際の潜伏期は、報告によって若干異なりますが、3.1~5.2日であることがわかってきました。
最長で7日です。
当初、症状が出ても4日間はPCR検査をしてもらえませんでした。
厚生労働省がブレーキをかけていたからです。
運よく5日目に検査を受けられたとしても、陽性の連絡を受けるまで最長3日かかっています。
これらの日数を全部足し算すると、最長で14日間となります。
しかし、この計算には、保健所の対応が遅いなど社会的要因も含まれています。
実際には、すでに述べたように「潜伏期5日」と「人に感染させうる期間5日」を合わせて10日間の隔離で十分なのです。
体調不良を感じたとしても、PCR検査をあえて受ける必要はなく、10日間の自粛をすればよいことになります。
Q10 PCR検査は絶対なのか?
A PCR検査だけ徹底すれば感染爆発は止められるのかという点について検証してみます。
まずサンプルをどこから採ったかで陽性率が大幅に異なるというデータがあります。概要は以下の通りです。
肺にチューブを入れて 93%
痰から 72%
鼻の奥から 63%
咽から 32%
これは驚きのデータです。現在、鼻の奥からサンプルを採取する方法が主流となっていますが、この方法では感染者の4割近くが異常なしと誤判定がなされ、放置されてしまうことになってしまうのです。
「PCR検査とワクチンが頼り」との発想は明らかに誤りであり、むしろ状況を悪化させしまうことにしかならないでしょう。
Q11 なぜ感染症は自然に終息するのか?
A ワクチンがなくとも「感染症の流行は必ず終息する」という鉄則があることが歴史からわかっています。以下、そのカラクリを探っていくことにします。
これはアンダーソンとメイという2人の生物学者が考えた数式です。
なにを意味しているかというと、まず「基本再生産数」は、ひとりの感染者から何人に伝染させたかを表す数字です。
1より大きければ感染はどんどん拡大し、1より小さければ次第に収束していくことになります。
意味は単純明快なのですが、この値を左右する要因がたくさんあって、かなり複雑です。
まず計算の元になる「感染率」は、ひとりの感染者が一定期間に感染させる人数のことですが、新型コロナの場合は前述したとおり約1週間の総数と考えればよいでしょう。
この値が大きいほど感染力は強いことになります。
次に「集団の大きさ」は、周囲にどれくらいの人がいるかということで、時間とともに免疫ができたり、あるいは死に絶えたりするため次第に小さくなっていきます。
分母にある3つの言葉の意味は明らかと思いますが、着目すべきは「その他の死亡率」です。
たとえば高齢者集団では、ウイルス感染とは無関係に老衰で自然に亡くなる人も多いわけですが、そのことさえも計算結果に影響を与えていることになります。
なぜなのでしょうか?
実はここに、悠久のときの流れの中で、自然界で繰り広げられてきた人と微生物との不思議な関係が隠されています。
人間は自分の都合でいつも物事を片付けてしまいますが、発想をかえてウイルスの立場で考えてみてみましょう。
ウイルスは3.5億年も前から地球上に存在していたとされ、人間よりずっと先輩なのです。
ウイルスの最大の特徴は、ほかの生物の細胞内に寄生することでしか生きていけないことですが、そのためには、2つの矛盾した条件を同時に満たさなければなりません。
ひとつは自分自身が生き続けなければならないこと、もうひとつは大事な寄生先である人間を絶滅させないことです。
そこで、上で紹介した式の重要な意味がわかってきます。
ひとつは、ウイルスが原因であってもなくても、とにかく人間集団の死亡率が高くなりすぎてしまうと、ほかの寄生先を探さなければならなくなることです。
言い方をかえると、基本再生産数を一定に保つため、感染力が強くなるのです。
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岡田正彦(新潟大学名誉教授)医学博士
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