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かこぶろ。

0614 ロミオとジュリエット

熊川哲也さんの、Kカンパニー「ロミオとジュリエット」
数年ぶりに鑑賞。

14日は陽射しは暑いものの風が心地よく日陰は過ごしやすいというような感じで。
母親と待ち合わせをしてすぐ開場にもなりました。
恒例のモデルパネルを撮影。ライトで白くとんでますが。ヘヘヘ




熊川ロミオということで
ジュリエットに求婚するパリスは宮尾俊太郎さんです。
宮尾ロミオの公演もあるので忙しいですな!
遅沢ティボルトもロミオがあるのね。


モンタギュー家とキャピュレット家の間では長年にわたり敵対関係が続いているのですが、
舞台となる14世紀のイタリアの都市ヴェローナでは、
1239年に神聖ローマ帝国の皇帝フリードリヒ2世の協力を得て、
近隣のロンバルディア同盟諸国を征服し絶頂期にあって。
ローマ教皇グレゴリウス9世はフリードリヒ2世を反キリストであると非難して
近隣ロンバルディア同盟諸国を擁護し、再破門したことから
戦争となり、以来ヴェローナの支配層は教皇派と皇帝派に分かれて
熾烈な争いが繰り広げられるように。。(Wikiより)

皇帝派・モンタギュー家と教皇派・キャピュレット家も、宗教や政治が大元にありながら
卵と鶏のように殺したのが先か殺されたのが先か、憎しみが憎しみを呼び。
今も変わらず戦争が世の中にあることと大差ありません。
だからこそ、両家を代表する子供たちが恋におちたことも宿命のように感じ
平和的な展開をみせることを期待するのですが、

当然反対され引き裂かれるだろうと内緒に動いているうちに、
エスカレートした争いのすえ殺人がとうとう起きてしまい、怒りのまま連鎖し、
僧の計略(←もっと他に策は無かったのかと思わずにはいられない)がすれ違った挙句に
最大の悲劇が起きてしまうという、なんとも乱暴なラストへとなっていくんですよね。。

反射的に、身を守るため、としても人の命を簡単に奪いすぎる。
王道ストーリーとわかってはいるものの、切ない。。


ロミオ、マキューシオ、ベンウォーリオと三人同じ踊りを見せる場面は、けっこう好き。
そして仮面をつけてキャプレット家のパーティーに忍び込むのですが
ここでかかる音楽「騎士たちの踊り」があの、
ドラマ「のだめカンタービレ」だったりソフトバンクCMだったりで散々聞き慣れてしまったので
その後アレンジを変えながらメロディが流れてくると、頭に浮かんでくる。。ククク

乳母もキュートでジュリエットへのドレスを自分にあててみたり
陽気な面をたくさん見せて和ませてくれます。

カーテンコールでは、何度も何度も(明るくなり客が帰りだしても)
二人で現れては熊川さんがロベルタさんの手にキスを ♡
ジュリエットの愛をおしげなく表現していました。フフフ


キャピュレット家
ロベルタ・マルケス ・・ジュリエット
スチュアート・キャシディ ・・キャピレット卿
酒井麻子 ・・・キャピレット夫人
前田真由子 ・・乳母
遅沢佑介 ・・・ティボルト キャプレット夫人の甥
山田蘭 ・・・・・ロザライン キャプレットの姪

モンタギュー家
熊川哲也 ・・・ロミオ
伊坂文月 ・・・マキューシオ ロミオの友人 ヴェローナの太守の親戚
井澤諒 ・・・・・ベンヴォーリオ モンタギューの甥

宮尾俊太郎 ・・パリス 太守の親戚

川村海生命 ・・僧ロレンス
笹本学 ・・・・・僧ジョン


井田勝大 指揮
シアターオーケストラトーキョー

2014年6月14日(土)Bunkamura オーチャードホール


初めての二階席。
ステージを見下ろす感じなのでオケがよく見えるのも楽しい。

ただ、9割女性客のところ前が男性客で壁になり
ステージの1/3も見えなくなるという予想外の視界でしたが、
ほとんど彼が左の肘掛けにもたれていたおかげで、いくぶん助かった。ヘヘヘ

母親がオペラグラスを持参していて時折貸してくれるのですが
部分だけアップを見るより、王道ストーリーだし表情が見えなくとも
全体を見た方が楽しめました。








翌日15日まで開催されていた、真鍋太郎 CATS' LOVE 「猫に、恋」展
猫好きな友人に即メールしたわ。フフフ


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