スマイル聖夜の奇跡(2007)

2008年、新年一作目の映画鑑賞です。

陣内孝則さんが大好きだという「小さな恋のメロディ」を私はタイトルしか知りません。
初監督「ロッカーズ」も観ていません。
アイスホッケー映画だったから、これは観なきゃ！という勢いで。フフフ
音楽（タップ）とホッケーの組合せもビックリでした。
タップに精通した未來くんだからこそ、あのリンクサイドの上でもタップが踏めたのでしょうな～～～。
ホッケー少年に演技をさせるという選択、正解でしょう。
陣内さんのキャラクターが乗り移ったかのような森山未來くん演じる修平も面白かったけれど、
表情もなかなか良い、主役はやっぱりイキイキとした子供たちでした。
「少林サッカー」の漫画ちっくなアクションや陣内ワールドを楽しめる方、
ベタベタな展開も楽しめる方には向いている映画だと思います。
思っていたよりずっとずっと楽しめました♪
ドラマ「プライド」を観ていたこともあり、佐藤浩市さんや坂口憲二さんがホッケー映画に出演してくれてニヤリでした。
「マイティダック～飛べないアヒル」シリーズ、観たくなったなぁ

・

陣内孝則「スマイル聖夜の奇跡」
・OST 「スマイル聖夜の奇跡」
　クリスマスソング、マイケル・ジャクソン、Tレックスなど懐かしい音楽がいっぱい
・主題歌　レミオロメン「Wonderland」（「Wonderful&Beautiful」）　

＜公開時コピー＞　「本当の奇跡は、一番最後にやってくる。。。」
＜あらすじ＞　タップダンサーの夢を諦めた修平は、恋人・静華と結婚するため北海道に戻って来た。
しかし、厳格な静華の父親はすぐに承諾せず、
自分のアイスホッケー・チーム、スマイラーズを優勝させれば、結婚を許すと条件をつけた。
修平はスケートも出来ないド素人の上、スマイラーズはこれまで1勝もしたことがない弱小チーム。
しかし、子供の心を掴むのが上手い修平のコーチングの甲斐あり、チームは次第にまとまりを見せていく。
そんな中、チームのエース：昌也は、リンクで出会ったフィギュアの少女：礼奈と淡い恋心を育んでいくのだったが。。。

森山未來・・・佐野修平
加藤ローサ・・山口静華
田中好子・・・猪谷幸枝
高樹沙耶・・・礼奈の母
森公美子
松重豊・・・・拓也の父
モロ師岡・・・静華の父
RIKIYA ・・・・サンダーバーズ監督
佐藤二朗・・・教師
原田夏希・・・フィギアを滑っていた女性
綿貫智基（立花裕大という名前で役者でビュー）・・・猪谷昌也
岡本杏理・・・篠原礼奈
谷啓・・・・・・・今泉邦雄
坂口憲二・・・現代の猪谷昌也
塚本高史（友情出演）・・レストランの客
玉木宏（友情出演）・・・・先生
飯島直子（友情出演）・・拓也の母
原沙知絵（友情出演）・・昌也の母
佐藤浩市（友情出演）・・ゴルフ場にいた男性
寺島進（友情出演）・・・・病院の警備員
清水省吾　・・・スマイラーズ4：幹夫（キャプテン）
鈴木拓也　・・・スマイラーズ5：拓也（元補欠）
吉岡大輝　・・・スマイラーズ7：良平（元サンダーバーズ）
チョーミン樹南　・・スマイラーズ14：シェフチェンコ（ウクライナ留学生）
江口悠里（江口千夏という名前で役者デビュー）　スマイラーズ17：千夏（フィギアから転向） ←森下千里さんにちょい似
浅間太智　・・・スマイラーズ21：トオル（GK→FW）
錦織草吾　・・・スマイラーズ19：一郎太（元相撲部員）
鈴木智聡　・・・スマイラーズ77：貴志（ゴーリー）
和田真之介　・・スマイラーズ97：太郎（聖歌隊）
□HP　http://go-smilers.jp/index.html
（↓　注：以下ネタばれあり）☆☆☆★★

通常はGK、DF2人、FW3人というセットを4組で交替しながらプレーするのですが、
弱小スマイラーズは10人やっと集まった感じで、
それなのに大会を勝ち抜いて優勝できたのは、
修平の作戦もありますが、メンバーの人間離れした圧倒的な運動量でしょう！
ホッケーシーンはスピードのある競技なので、迫力のある映像で魅せてくれました。

会場での合唱シーン、森公美子さん、見せ場でしたね。凄い声量です。
旦那さま役：どーよテルさん、ネタのデニーロものまねがそのまま役というのも、
松重豊さんが自宅でマリモ作っていたり、
寺島進さん演じる警備員が、最初は注意していたのに応援し始め、同じように注意しにきた医者を怒り出したり、
相撲やコサックダンスでメンバー引き抜きの後で玉木宏さんが電球を光らせていたり、遊び心満点でした。
佐藤二朗さんが時代を感じさせる大きな携帯電話持参で合コンしたりと、
豪華カメオ出演者をバランスよく出していたなぁ。

そして立花裕大くんに今後も期待大です。
「誰も知らない」柳楽優弥くん系というのかな。