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小人閑居して何かを作ったりしてみる

がんばっていろいろ作ってみるよ。

ガレージキット「園江くれは」作成記その4

2014-12-08 | 模型(原型制作)
キットの組み立ての際にパーツとパーツの接続部にダボというのがあります。
それぞれのキットの接続部に凸と凹がありパーツ同士がきれいにはまるようになっています。


画像は右手と上半身ですが、上半身側の上の凹が型どり用のシリコンの欠損により埋まってしまって
右手側のダボがきれいにはまらないようになっています。


きれいにはまるようにするには、右手側の凸に合うように上半身の凹を整える必要があります。
右側にあるドリル(100円ショップで購入したハンドドリル用ビット)とリューター用ダイヤモンドビットを使用しました。
凹のサイズに合うドリルで埋まっている部分に穴をあけて、ダイヤモンドビットで整形しました。(凸がはまれはいいので整形する必要はあまりありませんが・・・)


作業後の画像です。胴体右手側の上部の穴を広げて、凹がきれいにはまるようになりました。

ガレージキット「園江くれは」作成記その3

2014-12-06 | 模型(原型制作)

両足の表面処理が出来ました。
とはいえ、パーティグラインのへこみや気泡はまだ埋めてませんが。
奥の胴体が表面処理を行っていない状態です。
表面処理を行った方が、艶が無くなっています。
逆に胴体の方は艶々しています。これは離型剤なのでこのまま塗装しても塗料を弾いて剥がれてしまいます。
流れとしては、ゲート後やパーティングラインの段差を240番の耐水ペーパーで該当部分だけをやすってなだらかにします。その後400番の耐水ペーパーで表面を整えます。
離型剤を落とすのも400番で全体を一皮剥くようにペーパーがけします。
全体の艶が無くなるように、光に当てながら角度を変えてひたすらペーパーがけをします。
スポンジヤスリの赤色も使ったりします。

パーツがでかいので、両足だけで2時間ほどかかりました。1パーツ1時間か・・・まだまだ先は長いなぁ。
次は残りの表面処理と段差と気泡を埋めていきます。

ガレージキット「園江くれは」作成記その2

2014-12-02 | 模型(原型制作)
パーツの確認を行いました。

ゲートが出ているので、右端のデザインナイフで少しずつ削っていきます。


0.5mmくらい残してゲートの出っ張りを削り落しました。
やっぱり、15年近く経っているせいか少しレジンの粘りが無く欠けやすいような感じでした。
気を付けて少しずつ削っていけば問題はなさそうです。

それと気になったのが、シリコン型の欠損によるキットの形状の変化がかなりあります。
俗に言うシリコンを持って行かれる状態で、複製時にシリコン型からキットを取り外す際にキットにシリコン型に一部が張り付いて剥がれると、次回以降の複製時にキットの一部が盛り上がったような感じになります。

元のキットの形状を推測しながら削っていく必要があります。

ガレージキット「園江くれは」作成記その1

2014-12-01 | 模型(技術とか)
お久しぶりです。
模型の方の人です。
いきなりですが、
知り合いの方のガレージキットを作成することになりました。

気軽に引き受けたものの、物を見て唖然・・・。


えっと、かなりでかいです。
乳と尻がではなくて、キットが。
1/5スケールです。
初めて作るサイズです。(いつもは、1/10とか3/1スケール(笑)ばかりなので)
いつもお世話になっている「K.Y.W」さんのバニーキットくらいあるかも。

とりあえず開けてみる。

全9パーツ。
水着なのでパーツ数が少なめです。
「ヴィーナス学園EX」より「園江くれは」
メガストアの読者参加企画のキャラらしいです。
メガストアは買ったことないなぁ・・・(遠い目)
原型師は湊川天羽さん。
2000年くらいのキットです。
樹脂の劣化は大丈夫かなぁ・・・。

まあ、水着だしパーツ数も少ないし、マスキング等の色分けも楽そうだと前向きに考えますか。
他の人の作ったキットを作るのは、実は初めてなのでいろいろ参考になりそうで楽しみだったりするので、あまり深く考えずに気楽にやってみましょう。


今後の予定としては、とりあえず完成を目指して順次、作成過程をアップしていく予定です。
次回は、パーツの確認と大きなゲートの除去を行う予定です。