■夏の入り口
今朝の空気は 空から落ちてきて
淀んだこの星を包み込む
サラサラとこぼれ落ちる優しさと
微熱みたいな魔法で
深い緑と光が交差するなかを
ブルーの日傘が揺れる
足どりと思い出が
同じ緩やかさで近づいてくる
すべて解決はしないけれど
短い休息が二人の間を行ったり来たり
許される小さな時間に
笑い声が小気味よく味つける
あのときも 夏のはじまりを
こうして眺めていたこと
今でもときどき思い出す
キミは覚えているのかな
今朝の空気は 空から落ちてきて
淀んだこの星を包み込む
サラサラとこぼれ落ちる優しさと
微熱みたいな魔法で
深い緑と光が交差するなかを
ブルーの日傘が揺れる
足どりと思い出が
同じ緩やかさで近づいてくる
すべて解決はしないけれど
短い休息が二人の間を行ったり来たり
許される小さな時間に
笑い声が小気味よく味つける
あのときも 夏のはじまりを
こうして眺めていたこと
今でもときどき思い出す
キミは覚えているのかな