隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

親や教師の知らない世界~「学校にまつわる洋楽ロックナンバーで漫遊」

2020年07月29日 13時00分46秒 | スピッツ

2020.07.26 21:00
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM


 今回もスタジオではなく、「都内某所のとあるお部屋」から。
 背後からの「妙な音」にはご容赦を、と。

 今日のテーマは、「学校にまつわるロックナンバーリクエストで漫遊記(洋楽編)」。
リクエスト多数だったので2週に分けての特集です。


 オンエア曲
 01 正夢(スピッツ)
 02 Rock 'n' Roll High School(Ramones)
 03 Don't Stand So Close To Me 高校教師(The Police)
 04 Another Brick In The Wall, Pt. 2(Pink Floyd)
 05 Teenage Dirtbag(Wheatus)
 06 School of Rock(Teacher's Pet)feat. Alex Brightman(The Original Broadway Cast of School of Rock)
 07 Schooldays(The Kinks)
 08 スクール・ガール(C-C-B)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「正夢」(2004年、29thシングル/2005年、11thアルバム『スーベニア』)。
 スピッツで学校関係と言えば、『あすなろ三三七拍子』(「愛のことば-2014 mix-」)、『白線流し』(「空も飛べるはず」)、『ハチミツとクローバー』(「魔法のコトバ」)、『先生』(「歌ウサギ」)など、「たくさんあるんですが」(主題歌、ってことで、内容が学園ソングというわけではないですけど・・・)、
 草野くんが選んだのは、TVドラマ『めだか』(ココ)の主題歌「正夢」
 「いいドラマだったけれど、地味だったから忘れられてる?」ということで。
 (ホント、いろいろ考えさせられたり、ほっこりしたり、そしてミムラさんが印象的な先生でしたっけ。もう16年も前だなんて)
 ラジオ「SCHOOL OF ROCK」の初代校長やましげ校長だった、俳優の山崎樹範さんも「重要な役」(定時制高校の生徒約)で出演、と。
 (「正夢」は聴くたびに心に染み入る、私の大事な曲。寒い朝に縮こまって出かけるとき、駅までの道で脳内を流れ、私は「どんどん商店街」を走っている気分になる)

 最初の曲は、「70年半ば、ニューヨークで結成されたパンクロックバンド」、Ramonesで「Rock 'n' Roll High School」(1979年、11thシングル)。
 (いいなあ、鬱陶しい気分が一気に晴れる感じ)
 この曲は映画『Rock 'n' Roll High School』の主題歌だそうで、「学生のころ、レンタルビデオを田村の家で見た記憶があるね」。

 おばか映画で、細かいところは覚えていないけれど、有名なプロテニスプレイヤー、ヴィンセント・ヴァン・パタン主演だったそうだ。
 草野「日本で言えば、松岡修造さんがおバカ映画の主役やってる、みたいな感じではないか」
 リクエストした方は、数年前に若者がRamonesのTシャツを着ているのを見て、「キミたちはRamonesを聴いたことがあるのか」と思いつつ、うれしかったそうだ。
 人のTシャツを観察するのが好きなんだそうで、「年配の女性がメタリカのTシャツを着ていたりしたら、草野さんはどう思う? 私は、息子さんのお下がりなのかな?と想像したりして、一日幸せな気分」と。

 それについては、最近はユニクロでもかっこいいロックTシャツもあって、「音楽を聴いたことがなくてもデザイン優先で来ている人もいる」のでは、と。
 昨年GUでバッドカンパニーのTシャツを見つけたときは即買いしたそうだ。
 草野「年配の方がセックスピストルズの『No Future』を着ていたらかっこいいと思いますね。高齢でNo Future というのがね。なかなかブラックな感じがしますね」(ホントに)
 (2年ほど前に母の外出で一緒にユニクロに行ったとき、ガンズ・アンド・ローゼズのTシャツが気に入ったらしく、しばらく手に取って見ていたのでどうしようかな、と思った記憶があります。何が気になったんだろう)(笑)
 (私は一昨日、今年のスピッツの夏イベントの黒のアニマルTシャツを着てスーパーに買い物に行ったぞ。これ着て、本当は野外ライブに行きたかったなあと思いつつ)
 

 次は、「中学生のころヒットした」、The Policeの「Don't Stand So Close To Me 高校教師」(1980年、3rdアルバム『Zenyatta Mondatta』)。
 生徒は先生の年齢の半分、「『先生』より不埒な印象」とリクエストした方。(おお!)
 ご夫婦ともども教師だそうで、「あぶない歌詞と軽快なメロディーが魅力」と。
 草野「教師と生徒の恋愛の歌で、まあまあやばめの歌詞なので、知りたい方は自分で調べて」(笑)
 (いやいや、こんな教師が高校にいたら、それだけでやばいでしょ。かっこいい・・・)
The Police - Don't Stand So Close To Me

 次は、「中学1年のころ流行ってた」、Pink Floydの「Another Brick In The Wall, Pt. 2」(1979年、コンセプトアルバム『The Wall』)。
 先行カットされて、全米全英1位!「ピンク・フロイド、欧米では人気ありますからね」
 2枚組のこのアルバムの中で同名の曲がPt 1~3まであって、このPt 2だけがシングルカットされている。
 Pink Floydのベーシスト、ロジャー・ウォーターズの自伝的作品で、映画化もされている。
 「学校教育へのアンチテーゼ。『狭い塀の中に自分たちを閉じ込めるな』というようなメッセージを、不気味なメロディーにのせて子どもたちに叫ばせている」。
 そこがロックだなと思った草野くん。いつかスピッツでもその手法で・・・と思いつつ、まだ実現してはいない、と。
 MVも興味深い。
Pink Floyd - Another Brick In The Wall, Part Two (Official Music Video)

 次は、Wheatusの「Teenage Dirtbag」(2000年、デビューシングル/1stアルバム『Wheatus』)。
 リクエストした方は、曲名だけでなく、サビや歌詞のドキドキ感を教えてくれました。
 1999年ころ、グランジのあと、「エモなロックバンドがたくさん出てきたころ」にWheatusも登場して、「いつかロック大陸でもWheatusをかけたいな」と思っていたそうだ。
 作者でギタリストのブレンダンさんの子ども時代の体験がもとになっているとか。
 (なんとも魅力的で力強いポップなサウンド!)
 お約束みたいなMVも楽しい。
Wheatus - Teenage Dirtbag

 次は、The Original Broadway Cast of School of Rockで「School of Rock(Teacher's Pet)feat. Alex Brightman」(2015年、初日の2日前にリリース)。
 草野くんは、『School of Rock』は映画とドラマ両方とも見たけれど、アンドルー・ロイド・ウェバー氏のミュージカルは知らなかった、と。
 草野「『キャッツ』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』などを作曲された方で尊敬しています」
 草野くんが主人公の破天荒な教師デューイだったら、「どんなロックを子どもたちに?」という質問には、
 草野「ロックは本来、いかがわしくて不謹慎なものだと思いたいので、『親や先生に知られないようにこっそり聴けよ』と教えたいですね」
 草野マサムネ、変わらないなあ・・・。
 映画のトレイラー。
School of Rock - Trailer
 (笑ったし、スカッとしたし。できれば10代の、まさに学校の住人だったときに見たかった!と思いました。もう十分すぎるくらいに大人だったしね、公開当時)

 最後は、The Kinksの「Schooldays 思い出のスクールデイズ」(1975年、15thアルバム『Schoolboys in Disgrace 不良少年のメロディ〜愛の鞭への傾向と対策』)
 「大人になってしまった主人公があの頃に戻りたいと恋焦がれるように歌う、キンクス屈指の名バラード」とリクエスト。
 草野「今になってみると、あの頃は親や大人のコミュニティーに守られて遊んでいたんだなと思いますね、じじいになると」
 教師にはむかつくこともたくさんあったけれど、一人の人間として考えたなら、今の自分よりよほどちゃんとしていたんだなと・・・そんなふうに思うそうだ。
 最近問題になっているブラック校則については、「どうなの?」ということだけど。
 そんな「振り返りモード」を彩ってくれる美しい曲。
 そして、蛇足ながらキンクスと言えば・・・。
the kinks- you really got me


 特集の最後に。
 ロックナンバーということで、学校に対してネガティブは曲が多かったこと。
 草野「ロックというのはそういう役回りの音楽だし、そうあってほしいなと思います。親とか先生の知らない世界をもつことはすてきなことだったな、それがオレの場合はロックだったな、と思い出させてもらいました」


 そして、最後は「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 (「五千光年の夢! 久々に1st聴きたくなってきた・・・)
 曲は、C-C-Bの「スクール・ガール」(1985年、4thシングル)。
 草野くんが尊敬する筒美京平・松本隆による楽曲が5作続いているそうで、「よくないはずがない!」と。
 この曲は前作の「Romanticが止まらない」よりさわやかな感じなんだけど、出だしの歌詞が「スカートを派手めにひきずって つぶした鞄はからっぽさ♪」が「とても時代を反映させるナンバー」と。
(懐かしい~)


 来週の予告!
 「学校にまつわるロックナンバーリクエストで漫遊記(邦楽編)」
 リクエストの中から・・・楽しみです!



                              


 南のほうから梅雨明けしてくるのかな。
 長い梅雨・・・。
 山形や新潟での被害が続く。
 日本のどこで起こってもおかしくない被害の光景が映像で流れる。


▼「もう少し」・・・
 少し前の記事だけれど、なんとなくわかりやすいなと思って。
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f17c124c5b6f2f6c9eef0fe?ncid=other_trending_qeesnbnu0l8&utm_campaign=trending
 私たちに判断が任されて、よく考えて行動しなさいよ、と背中を押されても、大半の迷いや疑問は解決されない。
 未知の世界へ進んでいることだけは事実で、だからこそ、100%とはいかなくてもかなりの割合で信じていい、と思える道筋がない。
 こういうとき、政治家が「もう少し」わかりやすく、「もう少し」筋の通ったことを言い続けてくれないと、と思う。
 「もう少し」って、こちらの要求もだんだん力がなくなってくる。
 

▼マスク、まだ配るのですか?
 https://news.yahoo.co.jp/articles/067dc44c7e681195be4815eaa1aedfd428dd397f
 どんな利権が働いているのか?
 まさか本当に、あのマスクが「多くの人から感謝された」とは思っていないでしょ??
 もちろん、助かりました、という方もいるだろう。だけど、巨額の税金をつぎ込むならば、もっとほかの使い道がいくらだってある。
 本当に、どんな利権が? どんな業者と?

 

 異常な?汗かきおばさんは、佐賀の下着メーカーのマスクを購入。
 十分な大きさ、通気の良さ。気持ちいいし、品質も信頼できる。
 ただ、ここはどうなの?と思われるようなところに外出しなければならないときは、やっぱり不織布マスクなんだろうな。ねえ?
 

▼ Mikkeツアー

 https://spitz-web.com/mikke/tour-info/
 楽しみは先に・・・と。
 きっと・・・と思いつつ。


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