隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

寒い寒い~高尾山初詣

2008年01月14日 23時39分21秒 | 私のPLACE(含・旅行記、山記録)
■高尾山初詣 (2008年1月14日)

 一月中に高尾山に初詣しないでヒドイ目にあったことがあるので、なぜかそれ以来、一月にここに来なかった年はない。本質的には神も仏も信じていないけど、でも向こう側の世界だけはどこかで信じたいんだよなあ。
 本当に寒い一日で、今シーズン初めて手袋のお世話になりました。

 
●木々のあいまから八王子JCT
 高尾山薬王院の手前の参道の右手の木々のあいまに「圏央道」の八王子JCTが見えた。



 写真だとわかりにくいけれど、結構すごい光景。こんなところになんだ!って秘密基地でも見つけたような気分。
 よかったら、ここを見てください。JCTの全景がわかります。圏央道の問題はどうとらえたらいいんだろう。高尾の自然保全の問題、交通の至便の問題、どちらも十分に議論されたんだろうか。

●薬王院までの参道
 茶店で飲んだ甘酒が熱くて甘くて美味でした。紙コップに軽く1杯で200円。きのこ汁も人気がありそう。とにかく寒いときは、熱い飲み物かお風呂ですよね。



 写真の茶店は薬王院の門の前の店。前は店頭に雑多な感じでみやげ物が並んでいたけど、今日見たら写真のように、ちょっと風情ありげなレトロな店先に変わっていました。
 そして、薬王院でお参り。家族だけじゃなく、親友や新婚の友人や、試験勉強中の知り合いの分まで、いろいろお願いしてみました。叶うといいけど。



●登山道の整備
 とにかく異様なほどに(笑)登山道が整備されていました。
 薬王院の裏手から山頂までの道はもう数年前からきれいになっていたけれど(以前は雪のあるときなど、私も何度滑ったことか)。
 下の写真のように、立派な木道(と言うよりテラス?)になっているところもあり。



 去年の初詣では整備中ということで、稲荷山コースは通行止めになっていたけれど、今日はそこもきれいになって、歩くことができました。
 山頂からの急坂はかっちりと階段になっていたし、途中にも何カ所か階段。
 また、杉などの古木が大分伐採されていて、登山道は広く明るく見通しがよくなっていた。



 最初は、なんでこんなになんでもかでも整備しちゃう必要あるのかなあ。自然にひたるにはある程度の困難も残しておいたほうがいいんじゃないかなあ、と思ったんだけど、でも高尾山の存在意義とか、求められていることを想像すると、こうなるしかないのかなあ、とかね。
 どこかの国のガイドブックでは、日本の観光地の三つ星だというし(京都にならんで)。
 ここは「山」というより、みんなが集える東京の貴重な自然、と思えば、こうやって高齢者でも体が不自由な方でも気軽に訪れることができるというのは大事なことかもしれない。
 そういうことをいろいろ思いながら、稲荷山コースを降りてきました。

●最後はやっぱりココ
 ああー、ハラ減った~!ということで、高橋家に飛び込んで「トロロそば」と日本酒を一杯。



 ふ~、冷えた体が温まりました!
 清酒「高尾山」は甘口のお酒で、私にはちょうどよかったかな。



 今日は曇りで、たまに日が差すという一日だったので、富士山はもちろん見えなかったし青空を楽しむこともできなかったけれど、でも曇りのときの遠近感鮮やかな山々はなかなかみものでした。

 下の写真は、高尾山山頂から富士山方面。その次は、稲荷山コース途中の見晴台からの東方向の風景。天気がよければ、新宿・池袋、運がよければ筑波山まで見えます。
 今日は私の住んでいる街が見えました。
 さて、私の「今年」がスタートしたってことかな。




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