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隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「世界中にコピーしたバンドがいっぱい」~キンクスをカバー!

2025年04月13日 19時25分19秒 | スピッツ

2025.04.06
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM



 「4月に入りまして、新年度なりましたね。この春から一人暮らし、という方もいらっしゃるかな。インスタントラーメンを作る機会も増えたりしてね」
 インスタントラーメンのネットの記事「袋のインスタントラーメンを美味しく作るコツ」から、「煮ているときにほぐさない」。「これ、目からウロコだったんですけど」と。
 ついついほぐしていた草野くん、「試したら、たしかに、なんか美味しく感じました」。
 お好み焼きを焼いているときに上から押さえつけない、というのもあり。「昔はよく、上からヘラで押さえたりしてましたし」。
 料理をするときは、「なるべく触らずに放っておくことが大事」。
 料理に限らず、言えることかも。でも「なかなか難しいけれど」。


 そして今日は、【キンクスのカバー曲で漫遊記】
 「キンクス(The Kinksの曲を誰かがカバーした曲」特集です。
 この類の特集は、ビートルズ(ココ)、ビリー・ジョエル(コチラ)でやったが、「キンクスもよくカバーされてるバンドです。もとの曲がいいからね」。


 オンエアリスト
 01 仲良し(スピッツ)
 02 You Really Got Me(Van Halen)
 03 All Day and All of the Night(The Stranglers)
 04 Lola(Madness)
 05 Stop Your Sobbing(Pretenders)
 06 Waterloo Sunset(Def Leppard)
 07 Sunny Afternoon(Halie Loren)
 08 David Watts(The Jam)
 09 東京ららばい(中原理恵)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「仲良し」(1997年、17thシングル「運命の人」のカップリング曲/1998年、8thアルバム『フェイクファー』)。
 キンクスは「You Really Got Me」のようにギターリフの曲のイメージが強いが、「アコギを使ったカントリーテイストの曲も多い」。
 「それからいくと、スピッツのこの曲はキンクスっぽいかな」
 (かわいい曲だなあ。あの世紀末の頃の私を少しだけ癒してくれたっけ。この番組では初オンエアだそうです。7年前のリクエストとメッセージが披露されて、そんな昔のものも大事にしているんだ~と、ちょっと感動しました)

 最初の曲は、「キンクスのカバーと言えば、まずこれかな?」、Van Halenで「You Really Got Me」(1978年、1stアルバム『Van Halen』/1978年、デビューシングル/キンクスのオリジナルは、1964年、3rdシングル)。
 (おお、懐かしい!!!)
 「Van Halenの曲の中でもトップ3に入るんじゃないかな。『Jump』と『Can’t Stop Loving You』とこれ?」
 草野くんも、「You Really Got Me」はVan Halen・ヴァージョンから聴きました」。
 まだ小学生だったので、「ヘンなメロディーだな」と思った、とZO-3で「アブラカダブラ~ アブラカダブラ~ ブラブラ~♪」と呪文のように。
 でも「60年代にこういうザックリしたリフのロックを大ヒットさせたっていうのは、キンクスが最初だった?」と、ZO-3でリフを弾く。


 キンクスについて簡単に。
 60年代から活躍するイギリスのロックバンド。
 レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス兄弟を中心に1963年、ロンドンで結成。
 ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーらとともに、イギリスのレジェンド・ロックバンド。
 本国イギリスではトップ20にチャートインした曲が17曲! アメリカでも大人気だった。
 でもザ・フーなども同様だが、ビートルズやローリング・ストーンズに比べると、「日本では過小評価というか、イマイチ人気なかったかな」。
 ビートルズやローリング・ストーンズには、ジョン、ポール、ミック・ジャガーのような「わかりやすいスター」がいたし。
 (「通はこっちだよ」的な発言を、当時ロック少年だった友人が誇らしげに言っていたような)


 次は、The Stranglersの「All Day and All of the Night」(1988年、2ndライブアルバム『All Live and All of the Night』/キンクスのオリジナルは、1964年、4thシングル)。
 この曲も「You Really Got Me」同様に、ザックリしたギターリフが印象的。
 キンクス特有コード進行のリフ、「エレキギターを抱えたらとりあえず弾きたくなってしまうリフ」と、例のリフをZO-3で。「世界中にコピーしたバンドがいっぱいいると思いますが」


 メッセージコーナー。
 「草野さんの思い出に残るDJや影響を受けたDJは?」
 自分は「声にエッジもないし、活舌もよくないほう」なので、「ラジオのトークやナレーションには向いてないのかな、と思うことがある」。
 だから、「好きなDJは自分とかけ離れた存在として憧れて聴いていた」。
 でもこの番組を始めたころ、「お手本にしたいな」と思った人がいる、それが俳優の渡辺徹さん。
 NHKの動物や生き物をテーマにしたドキュメンと番組『地球ドラマチック』のナレーションが彼だった。「柔らかいんだけどすごく聴きやすくて、ステキだなと思って、お手本にしたいと考えていたこともあった」。
 「そんなにエッジがない、というところを共通点だと感じていました」
 「ま、こんな声ですけど、今後もお付き合いしていただきたいなと精進していこうと思っています」


 次の曲は、Madness「Lola」(2005年、8thアルバム『The Dangermen Sessions Vol. 1』/キンクスのオリジナルは、1970年、33thシングル)。
 「リズムがスカになっている以外は、結構。忠実にカバーしています。メロディーがキャッチーなので、どんなアレンジでもいけそう」
 この曲は「トランスジェンダーとかゲイの人との恋愛がテーマ」になっているが、キンクスがこの曲をリリースした70年当時のキリスト教メインの社会ではまだまだこういうテーマへの風当たりは強かったようで、「そういうテーマの先駆けをリリースしたということで、キンクスはすごいなと思います」。

 そして次は、Pretendersの「Stop Your Sobbing」(1979年、デビューシングル/1980年、1stアルバム『Pretenders』/キンクスのオリジナルは、1964年、1stアルバム『The Kinks』))。
 Pretendersのクリッシー・ハインドさんはこのカバーのあと、キンクスのレイ・デイヴィスさんと結婚している(正確には事実婚)。
 彼女はもともとレイ・デイヴィスさんのファンだったらしいので、「アーティストとファンの結婚?」。
 35年前の話、スピッツがアマチュア時代に対バンしていたバンドのギタリストの青年は、「バンドで成功したら、オレ、三田寛子ちゃんと付き合う!」と言っていたそうで、「それが叶っちゃった、という話?」。
Pretenders - Stop Your Sobbing (Official Music Video)


 メッセージコーナー。
 FMレコパルの特集から思い出がよみがえったというリスナーさん、「キャンディーポップ、ぜひぜひ特集してほしい」。
 キャンディーポップ特集したいんだけど、「ロックなのか?」という疑問もあり。「でもこの番組はフォーク特集(ココ)もしたことあるし、たまには逸れてもいいかな」と検討中?


 そして、Def Leppardの「Waterloo Sunset」(2004年、ベストアルバム『Best of Def Leppard』のボーナストラック/2006年、カバーアルバム『Yeah!』/キンクスのオリジナルは、1967年、17thシングル)。
 1曲目のVan Halenもそうだが、ハードロックやメタルのバンドによくカバーされるキンクス。これは「ギターリフの強さがあるから」。
 でもDef Leppardは、あえてそういう曲ではなく、「バラードっぽい美メロの曲を選んでカバーしている」というのは、「かえって彼らのキンクス愛を感じる」。
 Waterlooは「ロンドンのでっかいターミナル駅があるエリア、東京で言うと、東京駅や上野駅あたり? 大阪でいうと梅田周辺って感じかなあ」。
 草野くんがWaterlooに行ったときは曇っていてサンセットは見られなかったそうです。
 曲を聴いていると、Waterlooが「おたる~」に聴こえたりするので、「北海道の小樽で流れていてもいいかも」。

 次の曲は、Halie Lorenで「Sunny Afternoon」(2012年、2009年のライヴ音源を収録したアルバム『Stages』/キンクスのオリジナルは、1966年、13thシングル)。
 キンクスにはいろんなタイプの曲があるが、この曲は「カントリーというか、ちょっとホンキートンクな、酒場で流れているような曲」。
 それをHalie Lorenさんは「ジャズアレンジで」。ロックバンドの曲をジャジーに、というのは「最近よくあるが、このバージョンに関しては、こっちがオリジナルなのか?というくらいすばらしい仕上がり」。
 オリジナルはこちら。
The Kinks - Sunny Afternoon (music video)

 最後の曲は、The Jamで「David Watts」(1978年、3rdアルバム『All Mod Cons』/キンクスのオリジナルは、1967年、5thアルバム『Something Else by The Kinks』)。
 The Jamはもともとモッズな雰囲気のバンドなので、「キンクスのカバーをやるのはメチャメチャ自然」。
 カバーというより、「これ学園祭のコピバンか?というくらい忠実にやっている」。
 好きな曲や好きなバンドをカバーするときはあまりいじりたくなくて、「カバーというよりコピーか?」というのは、「スピッツがカバーするときもコピーになりがちになるんで、よくわかる」。
 ちなみにキーの関係で、ポール・ウェラーではなく、ベースのブルース・フォックストンが歌っている。


 特集の最後に。
 洋楽のロックって、邦楽よりもカバー曲が多いので、今後「こういうテーマで特集がやれそう」。
 ローリング・ストーンズとかツェッペリンとか?


 そして今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、中原理恵さんの「東京ららばい」(1978年、1stシングル/作詞:松本隆、作曲・編曲:筒美京平)。
 (イントロは、「けもの道」??? わかんない)
 「きれいで、かっこいい、スッとした雰囲気のシンガーでした」
 歌いだしの「午前三時の東京ベイは 港の店のライトで揺れる♪」を聴かせてくれて、「これ、聴くたびに思うんですよ、『午前三時の東京ベイ』って、どのあたり?」。
 バブルの頃は芝浦あたりに倉庫を改装したクラブとか、遅くまでやっているカフェバーみたいなのがあったらしい。

 でもそれって80年代? この曲は1978年リリースなので、「70年代はどうだったのかな? 誰かご存じの方いらしたら、教えてください」。
 東京湾のベイエリアは、今なら豊洲、みなとみらいあたりは店も結構あるが、「それでも午後10時には閉店するよね。零時過ぎにちょこちょこお店が開いている湾岸エリアって、どのあたりだったのかな?」。
 「今度、松本隆さんにお会いすることがあったら、ぜひきいてみたい」


 そして来週は、ワンアーティスト特集、「ブームタウン・ラッツで漫遊記」。
 ブームタウン・ラッツといえば、ボーカルのボブ・ゲルドフさんがバンドエイドの発起人だった、というイメージのみで留まっているかも。
 でも「結構いい曲が多いです。ボブ・ゲルドフさんは決してうまいボーカリストではないけれど、心にひっかるいい歌唱」。
 「わたくし、草野は世代的にドンピシャです」


 「草野さん、通販で買い物したら、広告の写真と実物が違いすぎて、笑ったわー」



                              


 雨の一日。
 久しぶりにずっと在宅。
 夕飯は、これも久しぶりに相方のハンバーグだ。


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