隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

いろんな「コンコンコン」~カウベルやウッドブロックで漫遊です。

2021年02月17日 20時16分48秒 | スピッツ

2021.02.14
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 基本的に生放送ではないので、「放送されるときにどんな世の中になっているか、ちょっと予想できない・・・」と。
 まさしく・・・。前日に大きな揺れがありました。
 
 そして話は急に変わって。

 公衆トイレでペーパータオルが散らかっているとき、それをきれいに片づけていた、という草野くん。(うーん、頭が下がる)
 いい人アピールのつもりはなく、「いいことしていると自分が気持ちいい」「見て見ぬ振りができない」からなんだけど・・・って、いやいや、メチャメチャいい人です、とワタシ。
 だけど、新型コロナウィルス以降、人の触ったものに触れることへの問題などがあって、「見て見ぬふりをせざるを得ない状況ってどうなの?」と思う今日この頃、とか。
 (たしかに。ウォーキング中に道路に捨てられたマスクを見つけるたびに、それは感じる)
 だから、「それ用のトングとか持つべきかな、とか思ってね。社会の価値観とか、変わっちゃいますよね」。
 (あ、うちに2本あるから、差し上げましょうか? 1か月に2回だけ、ウォーキングのときトングをもってごみを拾ってます。あ、これ、いい人アピールです)(笑)
 (こういうフロントマンのいるバンドを好きになってよかった・・・とか)


 そして今回は、【コンコンコンで漫遊記】。
 カウベルやウッドブロック(先週の予告のところで、ウッドベルと書いてしまいました。すみません)が入っている曲、結構多いそうだ。
 バンドマンは当然知っている楽器なんだそうだけど、そうじゃない人は「あまり意識していないかも」。
 草野「今日は、そんな『コンコン』いってるロックナンバーを集めてお送りします

 オンエア曲
 01 ミカンズのテーマ(スピッツ)
 02 Honky Tonk Women(The Rolling Stones)
 03 Hair of the Dog(Nazareth)
 04 Little Sister(Queens Of The Stone Age)
 05 Pictured Life(Scorpions)
 06 L.A. Texas Boy(Nitzinger)
 07 Detroit Girls(Starz)
 08 WAO!(UNICORN)
 09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツの「ミカンズのテーマ」(2002年、10thアルバム『三日月ロック』)。
 草野「スピッツの曲でカウベルがコンコンいってる曲と言えば、まずこれでしょうか」
 (発想がおもしろくて、チャーミングな楽曲。なんだかうれしくなる)

 そして最初の曲は、「カウベルと言えば、この曲を思い浮かべる?」、The Rolling Stonesの「Honky Tonk Women」(1969年)。
 (懐かしい・・・。涙が出そう。最初に聴いたときは、なにこれ?というあやふやな印象でしたけど、今聴くと不思議にカッコいいではないか)

 カウベルについて。
 草野「コンコン鳴っていると、ちょっとコミカルな要素が加わります」。(なるほど)
 もともとは「牛の首にぶら下げるベル」。ヘビよけだったとか。これを叩いて楽器にしていた。
 生活用具が楽器になる、というのはよくあるパターン。「弓矢の弦をはじいていたのが、すべての弦楽器の始まり」と言われる。
 洗濯板をこすってパーカッションとして使うスキフルというジャンルの音楽もある。
 草野「お箸でお茶碗をチンチン叩いていたら、それが楽器になっていった・・・ということも今後ないとは言えない」
 ウッドブロックは正式にはジャムブロックと言い、樹脂製の楽器。
 
 実際に、カウベルとウッドブロックを持ち込んで、叩いてみてくれました。
 NHKの『今日の料理』のオープニングをウッドブロックで「チャッチャカ チャカチャカ チャチャチャ♪」とやってくれました。
きょうの料理 テーマ曲 冨田勲
(富田勲さんの曲なんですね~)
 wiki情報では、包丁で刻む音をイメージしているとか。


 そして次は、「70年代のイギリスのハードロックバンド」、Nazarethの「Hair of the Dog」(1975年、6thアルバム『Hair of the Dog』からの先行シングル」。 
 Nazarethは、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ブラック・サバスに比べると「ややマイナーだけれど」、ボーカルのダン・マッカファーティーはガンズのアクセルにも多大な影響を与えた、「メタルのボーカルのルーツのようなシンガー」。
 この楽曲は、「カウベルの入ったハードロックナンバーの見本のような曲で、いきなりコンコンいってますでの、楽しく聴いてください」
 (コンコンと太いギターのシンプルなフレーズがいいな。こういう曲、好きです)

 次は、Queens Of The Stone Ageの「Little Sister」(2005年、4thアルバム『Lullabies to Paralyze』)。
 PVによると樹脂製のウッドブロックを使用しているそうです。カウベルよりもかわいい音、と。
 この曲は、「ヒンヤリしたロックナンバーで漫遊記」(ココ)でかけた、「Blue Oyster Cultの『(Don't Fear)The Reaper』にインスパイアされたんじゃないかな」と。
https://blog.goo.ne.jp/kakera1221/e/f69beaacfcca90da6b83bbccb71f27a3

 「陽気なほうじゃなく不気味なほうのコンコンコン」だそうですよ。
 (ああ、なんとなくわかる。かわいさ効果ではないですね)

 次は、Scorpionsの「Pictured Life 幻の肖像」(1976年、4thアルバム『Virgin Killer 狂熱の蠍団』)。
 この前テツヤくんゲストの回でも話題に上ったバンド(ココ)。
 このバンドは、草野くんが初めてライブをみた外国のバンド。福岡で観て、「わ~、ほんものやん」って。
 ボーカルがいきなりカウベルを叩いていた印象があるらしい。
 Scorpionsにはカウベルを使った曲が結構あるそうだけど、「持ち味である泣きメロ全開の曲」ということで、この曲を。
 曲終わりで、「ずっと聴いてると、木魚を聴いてるような気がしてきます」(笑)


 メッセージコーナー。
 おじさまがたくさんいる会社!に昨年入社した女子。よく話しかけられるけど、どう返答していいのか、動揺しちゃうそうです。(おじさんだから??) 
 「どうしたらおじさまたちとノリのいい会話ができるのでしょうか??」

 「おじさまの代表であるマサムネさん」(爆笑)
 開口一番、「オレもね、若い世代となに話していいか、わからなくなってきてるもんね」。
 同じミュージシャンだと、共通の話題があるから、「なんとか話せますけど」。
 そしてアドバイスとして、「あたりさわりのない質問形式はどう?」と。
 「最近すごく寒いけど、課長は寒いの平気ですか」
 「何かスポーツとかされてるんですか」
 (なるほど~)
 会話の中で気になった単語があったら、「それってどういう意味ですか」などと尋ねる。「おじさん的には、質問されると助かるよね」
 (傾向として、おじさんは質問されると嬉々として答えるね)
 草野「すべてのおじさんがそうとは限らないかもしれないけど、オレは質問してくれる若い人だと話しやすいなと思っちゃいますね」

 ベルゲンの会報で草野くんが描いたカメムシを見て、種類をあてた虫博士のお子さん?がいるママさん。
 「虫についてくわしいのですか?」と。

 子どものころは「詳しかったのかなあ。特にスズムシ、コオロギなどの鳴く虫が専門」。
 「チチチ・・・」ときこえてくると「カネタタキかな?」とか、「リリリリリ~」ときこえてくると「ミツカドコオロギ、鳴いてるじゃん」とか、「誰もきいてないのに一人で言ってましたね」。
 東京ではなかなか耳にできないし、「忘れるよね~」。
 街路樹などでしきりに鳴いているのは、大陸からの外来種のアオマツムシだそうです。
 (ああ、夏の終わりころからウォーキングのときに浴びせられる、あの鳴き声だ!)
 これはミツカドコオロギ。癒される・・・。
ミツカドコオロギ 鳴き声
 草野「懐かしく虫のことを思い出させていただきました」


 さあ、次は、「ちょっとマニアックなバンドかな」、Nitzingerの「L.A. Texas Boy」(1972年、1stアルバム『Nitzinger』)。
 70年代、アメリカ、テキサス州出身で、ギタリストJohn Nitzinger率いる3ピースのバンド。
 「いかにもアメリカやな~」という、カントリーウェスタンのフレイバー漂うバンドで、「牛の首につけているベルをそのまま持ってきて演奏していると想像して聴いてもいいかも」。
 当時では珍しい女性ドラマーが「カウベルも叩いているのでしょう」。

 最後は、「70年代のアメリカのハードロックバンド」、Starzの「Detroit Girls」(1976年、デビューアルバム『Starz』)。
 「見た目がいいので、当時、日本でも『ミュージックライフ』で煽っていた」そうで、でもエアロスミスやキッスのように「人気爆発!にはならなかった」。
 キッスと同じ事務所、エアロスミスと同じプロデューサー起用・・・だったらしい。
 こんな感じです。
 
 草野「普通にカッコいいハードロックだったり、ときにパワーポップだったりするんだけど・・・。タイミングもあるのかな」
 ロゴがかっこいいので「真似したくなる」と。
 
 StarzとSpitzの共通点は、「sで始まりzで終わる5文字のバンド」。

 この楽曲も、「アメリカの大平原を走るトレーラーとかが似合いそうな感じ」なので、日本で受けなかったのはそこらへんも関係している?と。
 ただ、その後、ボン・ジョヴィやモトリー・クルーなどにも影響を与えたそうで、「再評価されてもいいのでは」と。
 カウベルは最後のほうで少し埋もれて聴こえにくくなっているけれど、「しっかり入っているので聴いてみてください」と。
 (何十年ぶりくらいに聴きました。気持ちいい)


 そして特集の最後に。
 せっかく借りてきたから・・・と叩きながら、「楽しくなってきますが」。
 カウベルを使った曲と言えば、グランド・ファンク・レイルロードの「アメリカン・バンド」も外せないけれど、﨑ちゃんゲストの回(ココ)でかけたので外した、と。
 (出だしから鳴ってます! 大好きなバンドです)
 また、レッド・ツェッペリンの「Good Times Bad Times」(デビューアルバム『Led Zeppelin I』の1曲目)も「いい感じでカウベルが入っているので、よかったら聴いてみて」と。
 (2007年のライブのオープニング映像を見たことがあるけれど、この曲だったと思う)


 そして、最後は「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 (「迷子の兵隊」の間奏? 「Day Tripper」のイントロが浮かんできちゃって、なかなか「迷子の兵隊」にたどり着かなかった)

 曲は、UNICORNの「WAO!」(2009年、復活1stシングル)。
 あんまり埋もれてはいないけれど、今回はこのコーナーも「コンコンいってる曲で」。
 草野くんのプレイリストには、カウベルなどを使っている日本の曲があまりないそうで、「日本のバンドはあんまりカウベルとかウッドブロックとか使わないのかな。ご存知の曲があったら、ぜひ教えてほしいくらいです」。
 草野「UNICORNは世代的に70年代ロックとか好きそうだし、民生さんはカウベルとか好きそうですよね。なにげに得意げにカウベルとか叩いているイメージが浮かびますけど」
ユニコーン 『WAO!』
 
(MVではカウベルじゃないけれど、たしかに得意げに叩いています、歌わずに)(笑)

 曲終わりで、「カウベルじゃなく、ジャムブロックっぽいね」と。


 そして来週は、「70年代のチープ・トリックで漫遊記」。
 チープ・トリックは「ワタクシ、草野マサムネが最も影響を受けたバンド」。(これ、有名な話ですよね)。
 草野「スピッツのお手本とも言えるバンド」
 「メチャメチャ聴いていた70年代のチープ・トリック」で漫遊します!
 (これは聞き逃せないな)



                              


 仙台在住の、小学校のときの友人に連絡。
 この前の揺れには、いろいろ思い出して震えがきたけれど、停電・断水は免れた、と。
 「部屋の中を整理していたら小学校のときの作文が出てきて、〇〇(ワタシです)のことが書いてあった。懐かしかった」と。
 字がきれいで、作文も上手だった友人です。

 宮城の仕事仲間は、「食器棚のグラスが2つ割れた」と。
 「安いグラスは山ほどあるのに、割れたのは母が初めての海外旅行で買ってきてくれたベネチアングラス。飾っているだけで使わなかったけど、こんなことなら使えばよかった」
 相変わらず、早口で明るい口調。
 彼女のお母さんが亡くなったのは、一昨年だったかな。
 

 ウォーキング終了。
 空に月がはりついて、明るい夜。

 「甘い手」にぴったりの夜。
 「遠くから 君を見ていた いつもより 明るい夜だった♪」
 大好きな曲。久しぶりに聴いてみよう。
 
 昼間はちょっと暖かだったけど、日が暮れて一気に気温が下がった。

 明日の朝は全国的に冷え込みそう。
 まだまだ「二月」だな。
 さあ、晩飯だ!


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