2016.4.10(日)
■ 桜の次は・・・
午前中、ハガキを投函しに郵便局まで歩いた。途中、風が心地よくてちょっと走ってみたら、うっすら汗をかいて、それがなんだか無性に気持ちよかった。
誰かに言いたかったので、若い友人に「四季があるってステキですね」とメールを送った。
桜の花びらが風に舞い始めると、街は急に若い緑でいっぱいになる。
一年でいちばん「季節」を意識する、意識できる、前向きにとらえられる時だ。
外来種だってなんだって、雑草さえも緑が濃くなっている。
人間も動物も、そして植物も、生まれてくるときに何か気持ちのいいものを携えてくるんだろうなあ。私たちはそれに引っ張られて歩いて行けるのかもしれない。なにしろ、人間は、大人は・・・、疲れているのですよ。
自宅近くの八重桜の木々は、これまた枝を剪定されているので少々寂しげだけれど、それでも蕾たちは少しずつ開いて、数日後?には満開の時を迎えそう。
■ 子どもの頭
これは昔私も経験したことがあるからオチは見当がついたんだけれど、ほんとうに子どもって・・・といろんな思いを込めて言いたくなりますね。
Head stuck
■ 石田光成
私の若い頃には、女子に「歴女」というカテゴリーはなかったけれど、じつはそれっぽい趣味嗜好だった時代が私にもある。
好き嫌いではなく、石田光成という人物には興味があって、それなりの本を読んだけれど、評価の幅の広さに笑ってしまったこともある。
そんななか、なんだかおもしろく読んでしまった、軽めの「石田光成」ア・ラ・カルト。
http://mitsunari.biwako-visitors.jp/column/index.html
今夜の「真田丸」も、歴史を越えたところにある人間のドラマにはまってしまう。
「大名でもないのに・・・」を三度繰り返して(笑)、父上に「うるさい!」と言われる長男坊がおかしくて、ビデオを巻き戻して三度も見てしまった。
■ 絵本
前から幼子たちに贈りたいと思っていた『ビロードのうさぎ』。
http://www.bronze.co.jp/books/9784893094087/
まだ早いかな、とは思ったけれど、もう4歳だし・・・と贈ってみた。大人だけが読んでくれてもいいかな、と思って。
そうしたら、若い父親は泣きながら読み聞かせをし(笑)、子どもも泣きながら聞いていた・・・と。
いろいろな感情や思いは、その年齢なりのものかもしれないけれど、それでも一冊の絵本が心を震わせる時間をくれたのなら、それだけですてきなことだ。
幼い坊やが森で出会ったうさぎが、かつて一緒に時を過ごしたぬいぐるみのうさぎだったとしたら・・・。絵本を手にした幼子の胸にはどういう思いが去来したんだろうね。4歳の心の中でどんな思いが揺れて涙になったのか、知りたくなる。
『北極のミーシカ ムーシカ』(理論社)も、こっちが胸をつまらせて読んでやった思い出がある。
http://www.rironsha.com/?pid=27242949
これは1993年発行? この前に読んだ記憶があるから改訂されたのかなあ。
それから、『ぼくのぱん わたしのぱん』(福音館書店)
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=599
三人のきょうだいがパンを作っていく過程を追っていくだけの内容なのに、なぜか子どもたちの心をつかんで、何度も読んだ思い出がある。
裏表紙に出来あがったパンの絵があって、
「いい匂いがするね」
と言った幼子の笑顔が忘れられない。
そうそう、『ふたりのイーダ』を読んで、親も子も胸をつまらせたのは、あれはいつのことだっただろうか?
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061228146
私の中の絵本にも、小さな歴史があるんだな。
20年前の4月10日に、スピッツの「チェリー」がリリースされたそうです。
大阪のマルさんが知らせてくれました。
ありがとう。
20年間、変わらずに愛されている曲です。
スピッツの曲の中で好きな曲は他にもたくさんあるので、近ごろはついつい冷たくしちゃうけど、大サビの歌詞とか、本当は大好きです。