隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

気まぐれ二題~「介護する側とされる側」+「えびす屋のわかさぎ空揚」

2009年10月24日 21時09分43秒 | 日記
2009年10月24日 (土)


■「介護する人」と「される人」
 南田洋子さん逝去。
 夫の長門裕之氏による介護生活がテレビで放映されていたとかで、メディアでもいろいろな形で取り上げられていた。
 女優である妻をそこまでさらけだすのはどうなのか?という意見もあったけれど、私が見たり聞いたりした限りでは、「夫婦愛」のコメントが多かったような。
 それについては別に意見はない。きっと大変でもあり、ある意味充実もしていた、第三者には想像できない時間だったのだろうし。
 けれど、テレビでの露出の目的のひとつが「介護の実情を伝えること」であるのなら、長門氏の苦労と夫婦愛だけが一人歩きしている番組作りはどうなんだろう。
 一緒に介護をしていた事務所の方やヘルパーさんの存在もきちんと示すべきだと思うけど。
 そして、今ふっと思ったんだけど(誰でも思うことかもしれないけど)。
 自分が「介護される側」になる将来を想像して、「もし番組で取り上げたい」と言われたらどうするだろう。たいていの人は「うーん、どうだろう。やっぱりイヤだな」と答えるような気がする(根拠はないけれど)。
 でも「介護する側」にいたら? 受けてもいいかな、と思う人、案外いたりして…。
 人間って、そういうもんかもしれない。


■えびす屋のわかさぎ空揚
 えびす屋の「わかさぎ空揚」をちょっとだけ食べました。ほんの少しだけ。
 これが「やめられない」不思議な旨さ。少ししかなかったから、「やめられない」は大げさなんだけど。
 店情報は、コチラをどうぞ。
 お取り寄せできるのかな。



 うまく言えないけれど、この年齢になってわかること。
 ずっとふわふわと順風満帆に生きていけたらこんなにいいことはないと思っていたけれど(なかなかそんな人生はないのかもしれないけれど)、でも、きっとそれだけだったら、アホっぽい浅い道のりになってしまうのかもしれない。
 雨風にさらされてなかなか進めない時間を知っているほうがステキな人をつくる? それは真実かもしれない。
 なんてね、最近ちょっと思うのであります。
 いろいろありまして、ちょっと心境の変化です。
 アホな人間なりに、ちょっとはまともに深くなりたいもんだな、などと考えて、ひとりで顔を赤らめたりしています。

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