隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「NadeNade ボーイ」かっこいい!!~NACK ON TOWN

2007年09月24日 18時31分45秒 | スピッツ
■NACK5「NACK ON TOWN」(16:00台に出演)

   パーソナリティー:土屋滋生、澤美代子

 前半は録音ではなく記憶を頼りなので悪しからず。
 全体的に、メンバーはみな元気でテンポもよく、キャンペーン、頑張っているようです。
 アルバムへの自信っていうか、充実感ですか? そういうものが感じられました。
 アルバムリリースから少したつと、結構冷静に聴き始めてしまってシビアになる、とどこかで語っていたから、今くらいの時期が最も素直に「いいアルバムができました」という心境で話せるのかも(ま、キャンペーンのときにそうでなかったら困るけど。笑)。
 そうそう、崎ちゃんが珍しく積極的に発言していて、それがなんだかすごくうれしかったな。

★スピッツ常識的な「スピッツ貯金」のお話から
最初は「節約方法を教えて!」という視聴者からのメールに答えて、「メンバー内でいちばんの節約家は誰? 浪費家は誰?」という話題に。
 「うーん、誰だろう」と迷いつつもマサムネが、「あ、俺はテレビとかのスイッチをこまめに消すよ。楽屋から出るときもみんなつけっぱなしで出ようとするから、俺が消す」と。
 テツヤは「パンの耳やピザのはしっこは残す」に、「あれは持つところだから」。これは結構スピッツ常識(笑)?
 あと、田村君が「俺は使うよ。結構ものを買う。金は使うものって親から言われてた。宵越しの金はもたない!」。
 一応最も節約家ということになったマサムネは「節約の秘訣」を聞かれて、「当時はとりあえず米を炊いて、なにかしらのおかずで食ってた」。とりあえず米さえあれば、ということらしい。
 「おかずは?」には「納豆とか?」。土屋さんはそれをうけて、「その普通の納豆が金の納豆になり、高級納豆になり…」なんて言ってたけど。
 バンドとしては?という話題では、これももう「スピッツ常識」の最たるものだけど、「スピッツ貯金」の話。
 ライブのギャラを打ち上げの飲み代になんて使わずに、田村名義の口座に預金して、スタジオ代などにまわしていた、という…。これ知らない人、もぐりです(笑)。
 家計簿っぽいものもつけていたとか。「堅実なバンドだな」とちょっと自嘲気味なマサムネのひと言。
 食事代は500円まではスピッツ貯金からの支給があり、650円使ったら150円は自前。「すごく助かった」とテツヤ。
 まだ消費税のない「昭和」の話、ということで、「古いバンドだなあ」と、みんな笑っていました。

★『さざなみCD』は、「全曲シングルカット!」(笑)
 「群青」が流れたあと、いよいよアルバム『さざなみCD』のお話に(ここからしばらくはテープ起こしです)。

澤「視聴者の方からの質問です。『4回に分けてのレコーディングで、そのつど行った選曲会議でいちばんいいと思った曲を採用したそうですが、惜しくも選抜されなかった曲は何曲くらいあるのですか。その中でスピッツらしいタイトルの曲はありますか』」
草野「あ、ボツ曲で?」
澤「はい! あ、はい、なんて言ってしまいましたが」
(笑)
草野「あ~、思い出せないなあ。でも結構な数あると思います、落選した曲。でもまた次のアルバムのアイデアになったりしますから、あんまり無駄にならないように。ハイ」
土屋「アルバムを4回に分けて? 今までのアルバムもそういう形なんですか」
草野「前回とかはね、夏の間にまとめて10曲くらいとかね、したんだけど」
崎山「4回の中でも細かくセッションとか分けたりしているので」
草野「だから、細かく分けたけど、延べレコーディング時間というのはそんなに多くないかもしれない」
土屋「ああ、期間はながいかもしれないけど」
草野「レコーディング時間は結構短くやったと思いますよ」
土屋「それは何か意図があったりするんですか」
草野「一気にまとめてやるとですねえ、きついんですよ(笑)。なんか2、3曲ずつやったほうが集中力できるかな、と。それは曲とか詞を作るうえにおいても。まとめて作ると似たような表現とかが増えちゃったりとか」
土屋「例えば、AグループとかBグループとかっていう括りはあるんですか」
草野「ああ、このタイミングでこの曲とかいうのはありますね」
土屋「テイストは同じものだったりするんですか」
草野「バランスなんですけどね。例えば2曲録るとしたら、1曲がアップテンポだったら、もう1曲はもうちょっとミディアムなのにしよう、とか。野菜と肉、みたいな」
土屋「(笑)。ああ、なるほどね。
田村「でも、野菜+野菜のときもあったような(笑)」
(笑)
田村「肉+肉っていうのはなかったのか?」
草野「肉+肉はない(笑)」
澤「さっぱり系で」
草野「さっぱり系で(笑)」
澤「選曲会議っていうのはみなさんでやるんですか」
草野「4人とスタッフも含めて」
田村「これは毎回やっているんだけど。今回は4回っていうか6回のセッションの1カ月前くらいに集まって、今回はこれをrコーディングする?っていう具合に、というのを繰り返し繰り返しやったんで」
崎山「楽器もたずに、顔をつきあわして、曲聴きながら」
草野「会議室でね」
土屋「結構、意見は分かれるものですか」

 ここで、録音が途切れたので、ここからは再び、記憶に頼ってまとめてみました。最後の土屋さんの質問にどんな反応が返ってきたのかは聞き逃しました。
 それぞれのレコーディング前に選曲会議では、草野が「5曲入りアルバム」のように、曲順も決めてプレゼンをしたそうです。
 タイトル曲の「漣」の漢字。メンバーも土屋さんも知らなかった、と。
 草野は「タイトルをつけるときは、その言葉にヘンな意味やスラングがあるとイヤだから、事前に辞書で調べるんだけど、そのときに、あ、こんな漢字なんだ~と知った」そうです。

 最後に、『さざなみCD』についてのメンバーからのコメント。
崎山「シンプルで強いバンドサウンド炸裂!」(ああ、楽しみだ~)
テツヤ「バラバラになるかと思ったら、すごいまとまりのあるアルバムになった。捨て曲なし!」
田村「今まででいちばん好きなアルバム!」(田村君はいつも、いちばん新しいアルバムがいつもいちばん好き!って言うけど)
草野「シングル曲が3曲入っているけど、ほかの曲もそれに負けないくらいいい。スピッツ初めての方にも聴いてほしい」
 これに対して、土屋さんたちが「捨て曲なし!! レコード会社の人に言って、全曲シングルでリリースしてほしい」なんて(笑)。

最後にツアーの話。
初めての人にも「気楽に来て楽しんでほしい」とマサムネ(って、なかなかチケットとれないんだけどね)。

 最後に流れた「Na・de・Na・de ボーイ」!!
 Aメロが早口のラップっぽくて(すいません、うまく説明できないんで)、サビでちょっとのびやかに「Na・de・Na・de ボーイ」という感じ。
 「明大前で乗り換えて」なんて駅名もありつつ、歌詞も草野らしさが表れてる雰囲気で、サウンドもメチャクチャかっこいいです。こういう曲でも、メロディーの強さがスピッツの真骨頂なんだろうなあ。
 これはマジで、アルバムがどれくらい期待を越えちゃうものなのか、想像がつかない!!!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思い出はいつも… | トップ | ブーケ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (luke)
2007-09-24 21:47:47
こんばんは。
ほんと、スピッツにお詳しいんですね。打ち上げ代をスタジオ代にまわしていた頃があったなんて、知らなかった・・・もぐりでーす(笑)。
「ROCKIN ON JAPAN」買っちゃいました。音楽専門誌を買うのは、子供の頃の「明星」や「平凡」以来?(笑)。今まで全く興味がなかった音楽雑誌を買うなんて、ホント、はまってるなあと再認識した次第です(笑)。
興味深々でスピッツのページを一気に読みました。マサムネさんのコメントで一番印象深いのが、記者の「飛ぶ系の言葉はやはり減ってはいますよね。」という問いに、「そっか。歩いてんだ」という答え。最近のマサムネさんの曲は、確かに、地に足つけて歩いてるという感じのものが多く、これは同じ年代の者として、共感できる部分が多いです。特にこの時期だからという意味で。
それ以上に感動したのが、田村さん、三輪さん、崎山さんのインタビューに対するコメントで、マサムネさんの才能を誰よりも認めているし、そして、その上で、4人でやっていこうという気持ちがよくでていて、なんか、うれしくなってしまったのです。
改めて、あの4人だから、スピッツなんだって!
ファン歴は浅いですが、インディーズの頃の曲も、初期の曲も、1995年頃の曲、そして最近の曲も全て好きですよ。その理由が少しは分ったような、インタビュー記事でした。
返信する
失礼しました。 (かけら)
2007-09-26 18:06:25
いえいえ、知らないことがたくさんあります。
何でもそうだけど、えっ!って驚く瞬間がうれしいですよね。その連続です(でも、「スピッツ貯金」は常識かも。笑)。

ロックバンドは野球の4つのベースのバランス、というマサムネ君のコメントがよかったですね。
草野正宗の作る歌詞とメロディーということではなく、「スピッツ」というバンドが作る曲が大好きな私です。

過去にさかのぼって、いろんな雑誌のインタビューを読むのもおもしろいですよ。結構「若気の至り」的な発言もあって(笑)。

アルバム、楽しみですね~。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。