最終回は寂しいけれど～「素敵な選TAXI」

2014.12.17（水）


　北海道や東北、北陸で大雪、明日は冬の嵐とか…。
　みなさんのところはいかがですか。
　北海道の小夜さん、青森の結城くん、どうか気をつけて！

　選挙結果に呆然としている暇はない。
　たとえ小さな、情けないほど小さな力でも、それぞれがきちんと向き合うことの大切さを思う。
　


■選TAXI ステキな幕切れ

　http://www.ktv.jp/sentaxi/index.html

　このクール、ちゃんと見ることができたのはこの番組だけかも。
　それが本当に見事に「当たり」で、私の「ど真ん中」で、よかった！
　それぞれの回のお話がオムニバスのようにバラエティに富んでいて、でもちゃんとcafe「choice」でつながっていて。
　バカリズムの脚本が本当によくできていて、オシャレで、重くなくて、でも心に心地よく残って、見た者どうしで、ああだこうだ、語り合える。「あそこが好き」とか、隠されたエピソードに「気づいた？」とか…。
　そういえば、第9話のコンビニ泥棒の回は唯一、「戻車」にならなかったんだよなあ。ここ、気が利いてるなと思った。ここは戻っちゃマズイでしょ、ってね。

　ゲストはもちろんだけれど、「choice」の面々もいつの間にか個性をしっかり発揮してステキだ。
　若い女性たちにもいろいろ隠された事実があったり（笑）、標さんが実は選TAXIのドライバーだったなんてね。
　そして、ふだんは文句なくカッコいい竹野内豊さんが、普通な地味な優柔不断な男を（やっぱりカッコよく（笑）、品よくコミカルに）演じちゃっているところに、毎回胸がときめきました。
　最終回の恋人との会話での独白部分が秀逸だったな。
　そして、「彼女の三か月をゼロにはできない」と言ったときのなんとも優しい目。枝分さんの本質が見えましたね。

　これ、シリーズ2を期待しちゃっていいんでしょうか？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　THE BOOMのラストライブ。WOWOWでみる。
　見事なロックバンドの最後の雄姿。
　「手紙」の深さに、改めて自分の来し方を振り返り…。
　なんだか今は言葉もないほど心を震わせている。
　自分たちの手で最後を決めた彼らの心情を想像している。