夢みるアンドロイド

アンドロイドは電気羊の夢をみるか?
膨大な情報を蓄積し相互にリンクするインターネットはやがて知性を持つかもしれない。

自分データベース (CJ)

2010年05月09日 17時46分23秒 | CNET Japan 読者ブログ■ネットの未来記
CNET Japan 読者ブロガーのmugendai氏のブログ「夢幻大∞のドリーミングメディア」の記事、「ブロガーのスキル」を読んで。

mugendai氏のブログを読んで、いろいろ考えることがあったので、書かせていただきます。

「プロのジャーナリストとしての記者との対比において、ブロガーが持つべきスキルとは何か。ジャーナリストが提供する(取材に基づく)一次情報に対する分析力である。情報に対する分析、解釈、切り口の斬新さ。優良なコンテンツを探し出してくるピックアップ、フィルタリングのスキル。そのようなスキルを獲得するためにはとにかく大量に量を書くしかない。」非常に大雑把ながらmugendai氏の投稿を要約するとこんな感じです。



その投稿の中で引用していた佐々木俊尚氏の言葉、「記事というコンテンツは、『一次情報』と『論考・分析』という二つの要素によって成り立っている。」という言葉から、先月書いた私のブログとの関連に連想がはたらきました。



ネットの普及により、一般ユーザによる情報発信(CGM)が急拡大し、世の中に流通する情報量が爆発的に増えた。それによって、メディアの発信する情報の量的シェアが相対的に低下。シェアの低下によりメディアがユーザに与える影響力も相対的に減少しその価値も減少する。

メディアの価値



そうした環境において、メディアの価値は事実を伝えるということから、事実を解説することに重点が移るのではないか。事実についての背景や原因・結果の因果関係を解説し、過去のニュースとのつながりを説明するような、そんな分析がメディアの価値になっていくのではないか。

メディアの向かう先



メディアの果たすべき役割として、佐々木氏のいう「一次情報」の提供から、「論考・分析」に重点が移るのではないかということです。



そしてテーマはガラッと変わるのですが、mugendai氏が引用する橋本大也氏の、「ブログの過去ログが1,000を超えると、外部記憶が自分データベースとして機能する。」という主旨の言葉から、また別の連想がはたらきました。

そうだ。やっぱりブログは自分の外部記憶なんだ。

短期記憶と長期記憶ふたたび

http://japan.cnet.com/blog/denkiami/2008/08/03/entry_27012709/





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