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飯館村への思い

2011年05月17日 21時09分40秒 | 日記
福島県の飯館村という地域については、計画的非難地区になったというニュースを見て初めて知った。こんなに素朴で美しい地域があったのだな、という驚き!そして、原発事故の影響が大きいために、住民がこの美しい村を離れるよう勧告されているという悲しみ。

芝桜や推薦が見事に咲く佐藤家の庭。何年もかけて整えたこの庭を捨てて家を離れなければならない。仲良く暮らしていた三世帯の大家族は、分断され、とまどいながらそれぞれの仮の住居へ引越。酪農家は、子どもとも同志ともいう大切な牛たちを手放す。村長は「悔しい」と涙しながら、いつまでとも知れぬ避難生活に入る住民たちを見送った。酪農が盛んな高原であるこの村では、出産間近の牛を世話しながら、立入禁止となる日まで村に残る人もいる。

家も畑も、家畜も、もしかしたらペットも、いままでの生活をすべて捨てなければならない
なんて、わが身に置き換えたら耐えられない!どんなに辛いだろうな。

わたしは、最後の望みをかけて首相官邸、各省庁、原子力保安院や東京電力にも嘆願書を送っている。辛い思いをしている、飯館村村長にもお見舞いメールをおくりたい。

同じ思いを抱いていらっしゃる方も、ぜひメールしていただけませんか?
メールの送付先と私が首相官邸に送ったメールの内容を記載します。コピーして利用して
頂いても構いません。

首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
各省庁  https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
原子力保安院 https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html
東京電力 https://www4.tepco.co.jp/info/custom/service/echob_s-j.html


飯館村ほか避難地区の酪農家および家畜救済のお願い

5月12日、「警戒区域の家畜を殺処分へ 政府、福島県に指示」というニュース。
一方的な指示で、情もなく、酪農家に対する敬意もない。菅首相にがっかり。
酪農家にも家畜にも何の非もないのに、これまでの日常を壊され、
我が子とも同士とも言える家畜の命まで取り上げられようとしていることに、
大きな悲しみと怒りさえ感じます。
牛、馬、豚などの家畜も酪農家も国家の財産ではないのでしょうか?
酪農家がいままでこつこつと地道に努め上げてきた日々、培ってきた技術や誇り、
に対して敬意をはらい、わたしたちに牛乳などの食糧を提供してくれた牛たちに対して感謝をもって報いる方法を探しては頂けないでしょうか?
警戒地区の家畜をこれまで放置して飢えさせた罪も大きいと思います。
その上で、さらに殺処分という選択肢なしの一方的なやり方はひどすぎます。
酪農家の生活や誇り、心までも砕いておいて、金銭で補償できるものでしょうか?
酪農家や専門家の意見にもっと広くよく耳を傾け、細やかで柔軟で血の通った対応をお願いしたいのです。
酪農家の志を挫くようなことをしないでください。日本の酪農を衰退させてはなりません。これ以上食糧自給率を下げては国の存亡にかかわるでしょう。
菅首相と政府には、酪農家と国民全員とが今後に夢も希望ももてる措置を期待します。
一方で、私たちは原発にたよる生活を見直さなければなりません。




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1 コメント

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飯館村の家畜 (hanabi)
2011-05-18 11:09:24
ほんとにひどいことです。家族同様、生活の糧である家畜を処分しなくてはいけないなんて、全くひどい事です。ペットも人間さまの癒しとしての存在です。見捨てられるのは心が痛みます。原子力発電はいりません。ひとたび事故を起こしたら、全てを失います。
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