人生には、その時々で分かれ道がある。
どの道が正しいか正しくないか、
どの道が成功してどの道が失敗するか、
それは誰にも分からない。
やってみなければ分からない。
ただ、
成功する要因として道の選び方はあると思う。
「消極的にどっちの道に逃げるのか」
ではなく、
「積極的にどの道を選ぶのか」
ということだと思う。
例えば勉強をやらずに成績の悪い子がいる。
その子がどうして勉強しないかを考えた場合、
それが 「ただ勉強から逃げているだけ」 の選択なのか、
それとも自らの強い意志で勉強以外のスポーツや芸術や職業で立身する目的があり、
あえて勉強の道を選択しないのか、
その違いだと思う。
自らの意志で勉強以外の選択をするならば、
それはそれで 「正解」 だと思う。
世の中そうやって、様々な分野で成功している人はたくさんいるからね。
でも、
ただ単に勉強から逃げたいだけの者には、きっと成功なんてやって来ない。
たとえ同じ道であっても、自らの意志で選んで来た人間と、何かから逃げて来た人間とでは、
自ずと勝負は決まってくる。
つまり、
逃げる人間はどの道を選んでも勝てない。
負けてばかりの今の環境が嫌だから逃げる。
↓
逃げた結果は中身がないから、また負ける。
↓
逃げた先でも嫌になってまた逃げる。
そしてその繰り返し。
そうやって「逃げ」と「負け」の連鎖が始まる。
いったんその連鎖の中に入ったら、
戻ってくるのは至難の業である。
だから、
「逃げずに頑張る」
か、
「自らの意志で道を選ぶ」
のどちらかでないと成功はしない。
逃げて流される人間に成功はないし、まして勝ち目など絶対にない。
今夜の中1に体験学習の子が来てくれた。
いわゆる成績不振で、
親子共々
「どうにかしなければ」
という子である。
問題をやらせてみたら、確かにできない。
しかし話を聞けば、
現状から逃げずに塾に通って向上したい、という本人の意志はある。
そしてその意志が強いなら、
塾に通うという 「選択」 は、その子の人生を変えるかもしれない。
逃げずに頑張る子は強いし、きっと成功する。
そういう子には、
是非とも応援したいものである。
今夜の体験学習生のお母様、
本日はわざわざ起こし頂きありがとうございました。
塾生と同じく理科と社会の宿題を渡しております。体験生だからといって区別はしません。
もし次回もいらっしゃることがあるならば、
宿題もやってきて下さい。
その代わり、
今後も精一杯の指導をお約束致します。