昨夜の中3にこんな話をした。
公立高校の受験まで、あと何日あるか知ってるか?
今日を含めて42日だ。
明日になれば残り41日となり、今週中には確実に30日台となる。
それしか勉強するチャンスがないということ。
この40日間で合否が決まるということ。
受験というのは、
最終的には 「気迫」 と 「執念」 である。
その高校にどれだけ行きたいかという、
「思いの強さ」 である。
友達と無駄話をせず、学校からは早く帰ってくる。
常に単語帳を持ち歩く。
トイレに歴史年表を貼っておく。
食事や入浴もさっさと済ませ、その時間を勉強にまわす。
ゲームやネットやラインなどもってのほか。
6時間の睡眠を確保し、最低限の生活に必要な時間以外はすべて勉強にあてる。
あと1年そういう生活をしろと言ってるわけじゃない。
40日という短期間だからこそ、無茶もできる。
自分もライバルも平等に24時間を持っている。
ただ、その使い方で差が生じる。
ライバルより1秒でも多く勉強しなさい。
自分の弱点を中心に、そんな無茶な生活を40日間もやれば、中学校の勉強ぐらいならどんな高校でもまず受かる。
それが出来ないということは、
君たちの志望校への 「思いの強さ」 は、しょせんその程度ということ。
第一志望に落ちて、行きたくもない高校に3年間後悔しながら通えばいい。
たしかに不安もあるだろう。
その不安を取り除くには、二つの方法がある。
一つは、
不安を忘れるほど勉強に打ち込むこと。
もう一つは、
志望校を下げること。
志望校を下げれば不安は無くなるかもしれないが、自分のプライドまで無くすことになる。
それが許せないなら、やるしかない。
眠くても、辛くても、めんどくさくても、落ちて後悔するぐらいなら死ぬほど勉強しろ。
友だちとおしゃべりしながら勉強したり、問題を空欄のまま答えを写したり、そんな勉強は本気でない証拠。
勉強とは、自分を追い込んで寡黙にやるもの。
どんな言い訳も要らない。
分からなければ聞け。
そのために君たちには開陽舎がある。
そこまでやらずに落ちたら、それは当然の結果でしかない。
泣くほど勉強して合格発表で笑うか、
へらへらしながら勉強して発表で泣くか、
それを決めるのは40日前の今の君たちである。
それを意識して明日から行動するように。
みんな私の目を見て真剣に聞いていた。
一人でも多くの子に響けばいいのだけど。
そして昨夜も充実の宿題。
しっかりと考え、悩みながらやってきなさい。
くれぐれも空欄などしないように!