Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

おおきくなっちゃった~! あのヒメギボウシが咲き始めた

2024年07月04日 12時10分40秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月4日:ヒメギボウシ
 (姫擬宝珠:キジカクシ科ギボウシ<ホスタ>属の多年草)
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 📸2024年7月4日:配色の妙! とても暑い梅雨だが涼しさ薫る。
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 📸2024年7月4日:葉が外斑とでもいうのか、これも見た目涼し気である。
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 2017年6月5日、身延山久遠寺を参拝後、道の駅・なるさわにて入手したヒメギボウシである。
 数年前に地植えとしたのだが、<姫>と呼ぶには障りがあるほどに大きくなってしまった。
 まぁ、それでも葉の長さで言えば30㎝ほどなのだから、ヒメギボウシの規格サイズの上限には合致するようである。
 鉢植えの時は随分と小体にまとまっていたのだが、これはこれでよしとしなければならないだろう。試みに、今年は再度鉢取りし、昔の姿を追い求めてみようかしら。

姫擬宝珠と山瑠璃虎ノ尾 ~その開花の顛末記~ - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

その出会いは、突然に!~想像だにしなかった二人の乙女との出逢い~身延山久遠寺・ご本堂2017年6月5日、富士五湖の一つ、山中湖付近へ赴く。当日は一路、身延山久遠寺を目...

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 📸2024年7月4日:タマガワホトトギス
 (玉川杜鵑:ユリ科ホトトギス属の多年草)
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 📸2024年7月4日:ほらっ、二番花となるべきはずのつぼみを発見!
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 一昨年に開花した折りには、頭頂部に花を付けたのみで終わってしまった。
 地植えにしたからか、株が成長したからかはわからぬが、先日一番花を付けたその下の葉腋部分につぼみがあることを発見した。
 タテイチの画像の方には、別の株の上部につぼみらしきモノがポチッと見えるようだが、これはま海のモノとも山のモノともつかぬようだ。

 📸2024年7月4日:カッコウセンノウ(郭公仙翁:ナデシコ科マンテマ属の多年草)
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 📸2024年7月4日:う~んっ、やはり花が小さいような気がするのだが・・・・・・。
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 カッコウセンノウが咲き始めている。先日記述した通り、花茎は2㎝ほどと、やけに小さいようだ。参考のために、関連サイトを閲覧してみると、花径3~4㎝などとの記述が目に付く。やはり小さいのかな?
 ヒメギボウシは「おおきくなっちゃた~」(by マギー審司)と悩んでいたが、カッコウセンノウは「ちっちゃくなっちゃた~」(by Kite.com)と嘆くばかりである。


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ヤブコウジの果実やワレモコウの背比べの話<「変化朝顔:その④」も添えて>

2024年07月03日 16時46分20秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月30日:ヤブコウジ(藪柑子: サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木)
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 日を重ねるごとに、その花姿が果実へと変わっていく。
 さらに、日を追うごとに、このグリーンの実は、緩緩と赤く染まっていくことだろう。
 実が落ちることなく、真っ赤に熟した果実を見ることができるといいのだが。

 📸2024年7月1日
 タンナワレモコウ(丹那吾亦紅:バラ科ワレモコウ属の多年草)
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 矮小種のタンナワレモコウである。
 梅雨の晴れ間に、私の方が背が高いわね、いや僕の方が高いだろうと、背比べをしていた。
 団栗の背比べに似て、誰がどれだけということはないのだが、ヒト属ばかりでなく、草本たちもしゅっとした姿に憧れがあるようだ。

2024年の変化朝顔:その④<矮小種であると思われる二種を別々の鉢に盛る>

 📸2024年6月30日:黄打込弱渦 林風葉 淡紫地紅紫 車絞丸咲
 (きうちこみじゃっか りんぷうば あわふじじべにむらさき くるましぼりまるざき)
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 📸2024年4月22日:この変化朝顔に関する遺伝学普及会の解説。
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 うねうねと捉えどころのない形状で地にひれ伏している。一向に大きくなる気配がないのだ。
 遺伝学普及会の解説には、「葉や花弁がやや肥厚する弱渦系統」とある。まだ花びらの状況は見ることができないが、確かに葉は解説の如くと言っていいだろう。楽しみな種の一つである。

 📸2024年6月30日:青渦 蜻蛉葉 藤鼠 丸咲(あおうず とんぼば ふじねずみ まるざき)
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 📸2024年4月22日:この変化朝顔に関する遺伝学普及会の解説。
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 こちらの種も渦(弱渦<じゃっか>)の系統で、「渦小人」などという奇妙奇天烈な形態を呈する出物が出ることで知られている。
 昨年まで数年、渦の種を播種してきたが、渦小人には逢うことができなかった。「この成長の遅さは、ひょっとして・・・」などと、夢を抱かせるに足る形状なんだけどなぁ。

注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。

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鈴懸草や、カッコウセンノウが咲いたことなど

2024年07月02日 14時00分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月2日:スズカケソウ(鈴懸草: ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草)
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 📸2024年7月2日:葉腋に張り付くように咲いている。
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 📸2024年7月2日:下から上へと徐々に咲き進んでいるようだ。
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 二年越しで花を見ることができたスズカケソウ(鈴懸草)である。坪庭に移植した株にも、いくつかのつぼみが見えている。
 お分け頂いた隣人は、とても貴重で、難しい花であることを強調していたが、山野草などと言われる草本は、どれもこれもが気難しくできているものと思っている。

📸2024年6月29日:上部はビニ温の四段目に達する。
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📸2024年6月29日:鉢はビニ温の二段目に置いてある。
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 スズカケソウは、四段のピニ温の二段目に置いてある。頭頂部は四段目に置いてあるレンゲショウマの鉢にしな垂れかかっている。一段は大体40㎝ほどだから、ゆうに1m20㎝を越える。
 残念ながら、自生するスズカケソウを見たことがない。自然では、どんな姿で咲いているのだろう。不思議でならない。
 上部の葉腋からは、数本の茎が伸び始めている。さて、挿すにしてもこの夏さ、いかがなものかと思うのだが、やってみる価値はありそうだ。

 📸2024年7月1日:カッコウセンノウ(郭公仙翁:ナデシコ科マンテマ属の多年草)
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 カッコウセンノウが開花した。ひしゃげたようなというべきか、あるいは、なんだか困ったような表情をして、カッコウセンノウが開花した。
 もっと花茎があるのかと思っていたが、意外と小さい、2㎝ほどしかないのだ。まだ未成熟なのかな?

 📸2024年7月1日:オクラ<エメラルド>(秋葵:アオイ科トロロアオイ属の一年草)
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 これは、オクラの実のようである。いつ、花が咲いたのかな? 毎日のようにベランダに出て、飽かずに鉢を眺めているのに、見逃したか。
 いずれにしても、これはあのエメラルドの蒴果に違いないと思うのだが・・・・・・。

 📸2024年7月1日:ハコネギク(箱根菊: キク科シオン属の多年草)
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 やたらと蒸し暑い。耐えきれずにエアコンを入れた。
 とあるネットで、「ジジイの短パン姿はダサい」なんて記事を目にした。う~んっ、その論調、抵抗あるなぁ~と思いつつ、暑さに負けて、4~5年前、無印のセールで求めた短パンを引っ張り出してはいている。色は少々褪せてきたが、その洗いざらし感がビンテージっぽくてなかなかいい、なんてね。
 ベランダでは、ハコネギクの開花が進んでいる。
 いつもと違う梅雨が来て、いつもと違うタイミングで、あの時と同じ花が咲き出している。
 ちょっとずつ地球の体内時計が乱れ始めているようだ。


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薄い藍地に白覆輪:Pierrotさん、この子は居着いたようですよ

2024年06月30日 12時02分15秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月30日:メガネツユクサ(眼鏡露草:ツユクサ科ツユクサ属の一年草)
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 📸2024年6月30日:つんと伸びたO字型雄しべの美しいこと!
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 📸2024年6月30日:花の下部にある白色の花びらの透明感に気品が漂う。
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 南側に蒔いた種はほとんど子葉を出すことなく潰えてしまった。何故なんだろう?
 北側にある玄関横の小さな花壇、ここに蒔いたグループも捗々しくなかったが、二年目から本気出したみたいで、メガネツユクサらしい気品を辺りに振り撒いている。
 びっくりするほど増えるわけでもなく(土壌が悪いせいか?)、蒔かれたエリアにつましく暮らしているようだ。
 という訳で、Pierrotさん、メガネツユクサは息災に暮らしています。

 覚醒の兆しが見えた草本たち

 📸2024年6月30日:カッコウセンノウ(郭公仙翁:ナデシコ科マンテマ属の多年草)
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 はて、何をもって「カッコウ(郭公)」なのだろうか?
 ある人は、カッコウの啼く時期に咲くからという。またある人は、カッコウの巣の形に似るからという。諸説あるということらしいが、今年はまだその鳴き声を聞くことはなく、恥ずかしながらその巣は見たことがない。
 ヨーロッパ原産の園芸種らしいのだが、種を購入した時は、その名前からてっきり日本原産のモノと思っていた。不明を恥じるのみ。

 📸2024年6月30日:オゼミズギク(尾瀬水菊:キク科オグルマ属の多年草)
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 オグルマ属のミズギクという草本があり、その変種が尾瀬や裏磐梯などで見られるため「オゼミズギク」と称するようになったのだとか。
 そもそも、そのミズギクという草本すら知らず、とある園芸店の通販をした折に<おまけ>として頂戴して初めてその存在を知った。
 尾瀬においては、それほど珍しい花ではないらしい。この花があたり一面に咲く頃、尾瀬の地において秋の帳が下り始めるという。
 とは言え、一般的には、6月頃から10月いっぱいが花期とされている。この花が咲く頃、ここ狭山の地では梅雨の真っ盛りということらしい。


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ヤブカンゾウ、ボタンクサギ・・・etc. 裏藪を覗いてみたら、そこにはいろいろな花が息衝いていた

2024年06月29日 12時26分38秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月29日:ヤブカンゾウ(藪甘草:ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草)
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 我が家は、坂道の途中に建っている(?)。というのは、北側に位置する玄関は一階なのだが、そこを起点にして南側へと緩やかな坂道を下るように道が続いている。
 一階、いや、ここでは地下一階というべきか、その南側は擁壁となっており、駐車場が設えてある。ちょうど、その駐車場の上に母屋が建っている訳だ。擁壁の南側には藪が展開している。去年までは、5~6月頃にその土地のオーナーが雑草や雑木を伐採していたが、今年はどうもシカトしているようだ。我が家の西側には7件ほどの住宅が連なっている。そう、薮の広さはかなりなものだ。オーナーさんよ、面倒になってしまったのかい。
 これから猛暑の夏となる。鬱陶しいことこの上ない。そんな薮の中にヤブカンゾウを見つけた。

 📸2024年6月29日:ボタンクサギ(牡丹臭木:クマツヅラ科クサギ属の落葉広葉低木)
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 ベランダから藪を覗くと、ちょうど二階から写真を撮っている感覚となる。何が言いたいかって? 「だから、画像がちょっと荒れていてもしょうがない!」
 おい、おい、言い訳のつもりかい。いつもと大して変わりないクオリティーだけどね 笑
 閑話休題――
 ヤブカンゾウのさらに奥にはボタンクサギが見えている。意外といろいろな花が咲いていることに気が付いた。

 ボタンクサギと言えば、ちょっと解せないことがある。2017年7月13日にアップした「ボタンクサギ(牡丹臭木)の真実!」という日記が、いまでもそこそこの数、ご覧いただいているようなのだ。何が契機でそうなっているのか、まったく理解不能なのだけどね。

ボタンクサギ(牡丹臭木)の真実! - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

この時期、藪でひと際輝いているのがボタンクサギ。漢字で書くと、こうなる。牡丹臭木臭い木!本当に臭いのだろうか?花に、そーっと鼻を近づけてみる。私の鼻のせいだろう...

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 あっ、そう、そう、もう一つ、「ヤマアジサイ 藍姫(あいひめ) & 奏音(かなと)が咲き出した」(2024年5月13日)って言う日記も、ページごとの閲覧数が500~600ほどあるんだ。こちらも、どうしてご覧いただけているのか、いまもってとんと見当がつかない!?

ヤマアジサイ 藍姫(あいひめ) & 奏音(かなと)が咲き出した - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📸2024年5月12日:ヤマアジサイアイヒメ(山紫陽花藍姫;アジサイ科アジサイ属の落葉低木)何処で買ったっけな?園芸を始めた当初だから6~7年前になろうか。確か、JA花園...

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 📸2024年6月28日:カリガネソウ(雁金草:シソ科カリガネソウ属<トリポラ属>の多年草)
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 さらに、目を凝らして見ると、青紫の玉っころがいくつか見える。どこかで見た覚えが、そうだ猫の額に仮住まいしていたカリガネソウではないか。嫌気がさして、隣の藪へと逸出したか。

 📸2024年6月28日:イシミカワ(石見川・石実皮・石膠:タデ科イヌタデ属のつる性の一年草)
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 そのカリガネソウに覆いかぶさるように茎を伸ばし、三角形の葉っぱをひらめかせているのは、ひょっとしてイシミカワだろうか。
 場所を違えて撮ってみて、Googleレンズに問うてみると、ママコノシリヌグイなどの画像に交じって、かなり高い頻度でイシミカワの画像が検出された。
 昨年までは気が付かなかっただけなのか、はたまた、鳥さんたちのサプライズ・プレゼントなのか定かではないが、すぐ近くで花やら、実やらが見て取れるのかしらん。
 とは言っても、この薮の中に侵入していく勇気は湧きそうにないのだが・・・・・・。


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萩・江戸絞りが咲いていた朝には・・・・・・

2024年06月28日 16時32分50秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月28日:エドシボリ(江戸絞り:マメ科ハギ属の落葉低木)
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 📸2024年6月28日:いいものだねぇ~。先駆けて咲くって。
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 まだ咲くまいと思っていた。油断だ。昨日か? はたまた今朝か?
 かつて、何度か通りすがりのお宅に咲く江戸絞りを撮らせていただいたことがあり、いずれは自分でも育ててみたいものと思っていた。
 昨年、縁があって取り寄せることができたが、小さな株であったため6号鉢に植えておいたのだが、水枯れで瀕死の状態なんてことが一再ならずあった。
 ハギは乾燥に強いという。だからなのか、土壌は<水はけがよく、水持ちがよい>モノが適するのだとか(この表現、よく目にするけど、相反する環境のようでどう塩梅すればいいのかいつも迷っている 汗)。
 今年も、つい先日同じ過ちを犯し、大慌てで水遣りをしたものである。その甲斐あってか、梅雨らしからぬ土砂降りの雨の朝、葉や枝に守られるように咲く江戸絞りの花を見つけたのだった。

播磨国は萩の花から生まれたぁ~!?|みんなの趣味の園芸|Kite.comさんの園芸日記

 萩である。江戸絞りである。いい色合いだね。今年は、やけに早くないかな(・・? この萩の字が最初に書物にあらわれるのは、奈良時代初期に編纂された播磨国風土記だと言...

みんなの趣味の園芸

 

 📸2024年6月28日:ユキザサ(雪笹:キジカクシ科マイヅルソウ属の多年草)
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 すべて落ちてしまったものと思っていた。ユキザサの実のことである。
 もう何年となく咲いてくれてはいたのだが、一度たりとも、そして、一粒さえもその実を見たことがなかった。見事に、これほど完璧に、実を結んでくれないのが園芸種のユキザサなのだと諦めていた。
 江戸絞りの開花を寿いだ朝、何気なくそのユキザサを見ると、小さな3ミリほどのグリーンの粒を発見した。これっ、ユキザサの実じゃないかえ。そうだとすれば、自宅の鉢で初めて目にした一粒ということになるのだが、この緑の一粒が赤らむまで見守ることができるのか・・・・・・、夢まぼろしとならぬようにと祈るばかりである。


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ブラ散歩で出逢った花 & 2024年の変化朝顔:その③

2024年06月26日 11時55分20秒 | みんなの花図鑑

家の周囲をちょこっとブラ散歩

 📸2024年6月25日:コウゾ? いや、ヒメコウゾかしらん。
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 📸2024年6月25日:クチナシ<八重咲き>(梔子:アカネ科クチナシ属の常緑低木)
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 📸2024年6月25日:八重咲き、艶やかだね!
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 📸2024年6月25日:おや、咲き進むとクリーム色になるのかな? これは、ヒト属も・・・・・・。
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 📸2024年6月25日:トキワツユクサ(常盤露草:ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草)
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 6月25日午前、平野の森の北辺の小径を抜け、ブラ散歩がてら買い物へ。
 林縁に顔を出しているヒメコウゾ(?)、真っ赤な実が印象的だ。
 垣根に顔を出していたのはクチナシの花、大きな八重咲きが艶やかに咲いている。
 咲き進むとクリーム色に変化していくとか。ヒト属も加齢とともに・・・・・・。
 トキワツユクサがちらほらと見ゆる。う~んっ、ツユクサの仲間って、放置しておくと大変なことに。このくらい、ほどほどが一番だね。

2024年の変化朝顔:その③

 📸2024年6月25日:「青渦蜻蛉葉藤鼠丸咲」(読み:あおうずとんぼばふじねずみまるざき)
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 📸2024年4月22日:この変化朝顔に関する遺伝学普及会の解説。
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「青 渦 蜻蛉葉 藤鼠 丸咲」<読み:あお(葉色)うず(葉質)とんぼば(葉の形)ふじねずみ(花色)まるざき(花の形)>のいまの姿がこれ。
 ここに紹介している変化朝顔は、同時期に播種したモノだが、茎が伸びず地を這うように葉を出している。渦の系統では成長が遅く、矮小化したまま花を結ぶ株が見られることがある。出物とまではいわないが、どんな花、そして姿を見せてくれるか今から楽しみである。

 📸2024年6月25日:青並葉木立紫覆輪星咲(読み:あお なみば こだち むらさきふくりん ほしざき)
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 📸2024年4月22日:この変化朝顔に関する遺伝学普及会の解説。
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「青 並葉 木立 紫覆輪 星咲」<読み:あお(葉色) なみば(葉の形) こだち(つるの性質) むらさきふくりん(花色) ほしざき(花の形)>のいまの姿がこれ。
 この画像を見ると、ごく普通のアサガオじゃん」なんてことになるが、どうしてどうして、「木立」というからにはつるが伸びず矮小化するのだという。さて、思い通りの花が出るか、見ものである。



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肉屋で買い物をし、七福神を連れ帰った件について

2024年06月25日 14時52分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月25日:ハコネギク(箱根菊: キク科シオン属の多年草)
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 📸2024年6月25日:花びらの先端にはパープルリップを差したかのよう。
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 まだ開き切らぬ花びらの先端が藤色に染まっている。筒状花の黄色とのコントラストが美しい。
 一般的な花期は、8月から10月とされる。今年は、総じてキク科の開花が早いようだ。
 キク科の仲間というと、とても増えるという印象があった。ヒメノコンギクなどは黙っていても地下茎を放射状に張り巡らし、どんどん増えていく。
 どうもハコネギクは、つつましやかな印象を受ける。いくらかは新たな茎を見出すことができるのだが、驚くほどではない。鉢増しをしなかったからかな?

 📸2024年6月25日:草を掃ったら、ツクシカラマツの花がことさらに目立つ。
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 📸2024年6月25日:ヒメフウロソウの白花がひっきりなしに咲いている。
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 葉ばかりとなったサクラソウなど、春の山野草の残滓を整理した。陰に隠れていたツクシカラマツの花々が、これ幸いとばかりに前面に躍り出て、ヒト属には辛い猛暑日を満喫している。花の印象からはそうとは思えないのだが、かなり男前な花であるようだ。
 気づいたらそこに咲いていた、なんてことが度々なのだ。このフウロソウってやつの花の適期って何時なのだろう。ちょっと段差のある場所に土留めとして植えてみたが、これほどツボにはまったキャスティングはなかった。置かれた場所で咲いてくれる、とても得難い花なのである。

 📸2024年6月24日:エケベリア<七福神>(七福神:ベンケイソウ科 / エケベリア属の多年草)
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 📸2024年6月24日:小さな肉屋さんで買い物をしたら、福までお裾分けしてくれた。
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 野菜が尽きた。いつもなら農産物直売所へ行くのだが、この日(6/24)はサイボクの楽農ひろばを訪れた。野菜はもちろんのこと、漬物やら、梅干しなどを買い求め、サイボクを後にする。
「おい、ここまで来て目と鼻の先のミートショップへは寄らないのか?」だって。そう、寄らないのである。サイボクの肉はとても美味い。ほっぺたが落ちそうになるくらいだ。その報いかどうかは即断しかねるが、懐には空っ風が吹く。
 そこでだ、街道からそれた小道を数分走る。すると、「肉の〇野屋」という小さなミートショップに行き当たる。
 数日分の食材として牛のさいころステーキ、ぶ厚いトンテキ、しゃぶしゃぶ用バラ肉を買い、夕食用にメンチ、エビカツ、カニクリームコロッケを求めた。
 会計を済ませて立ち去ろうとすると、ワゴンの下に数個のポットを発見した。そこには、簡略を極めた紙が貼ってあり、「七福神:どうぞお持ち帰りください」と読める。
 眺めていると、おかみさんらしき人物がつつっと近づいてきて、「2~3個持って行けば・・・」と言う。「簡単だよ。すぐに大きくなるし!」と言って店の脇にあるプランターを見せてくれた。あっ、そう、そう、エケベリアは花も咲くんだった。お言葉に甘えて2ポット頂戴し、肉とともに七福神を持ち帰ったという訳である。



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スズカケソウが花の片鱗をのぞかせる!

2024年06月23日 13時38分10秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月23日:スズカケソウ(鈴懸草: ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草)
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 📸2024年6月23日:驚くほどの草丈に、置き場に困る有り様となっている。
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 昨年、近隣の方にスズカケソウの苗を頂戴したからお裾分けと言ってその一株を託された。花を見ることなくその年は暮れたのだが、いやはやとてもよく伸びるのである。
 ひょっとして挿し木ができるのではと思い、いくつかの挿し穂を作り鉢に挿しておいた。3本ほどが活着したようで、こちらは坪庭に地植えとした。上記の画像は、その親木の方である。
 年が改まり、短くなった親木の脇から新たな芽が萌し、ずんずんと伸び始めた。ゆうに1mは越えている。さて、その先端はと見ると、葉腋から新たな枝が萌え出て放射状に伸び始めた。
 それに対して下部のほうの葉腋には、花芽と思しきとげとげした球状のモノがいくつか育っていた。やがて、濃い紫というのだろうか、はたまた目にも鮮やかな今紫か? いま、葉腋に育まれた花芽が、その花本来の色に染まり始めてきたのである。

 📸2024年6月23日:タンナワレモコウ(丹那吾亦紅:バラ科ワレモコウ属の多年草)
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 矮小種のワレモコウである。平鉢に植えてあるが、草丈は20㎝ほどと低い。
 矮小種には、この丹那をはじめとして、済州島とか、屋久島とか、姫の名を冠したものがある。だが、その地名に由来したものか否かは判然としないとの説もある。
 いわゆるワレモコウの花はもう少し後、7月から10月といったところか。

 📸2024年6月23日:オクラ<エメラルド>(秋葵:アオイ科トロロアオイ属の一年草)
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 5月23日の日記でご紹介した1ポット110円のオクラである。
 「花より団子」というよりも、「花も、団子も・・・」というつもりで、久方ぶりに野菜に手を染めた。そう、オクラの花、意外と綺麗なのである。
 直売所でオクラを買うと、1パック8~10個入って200円ほどか。2パック求めたので20ほども稔れば元が取れる。さて、上手くいくのかな 笑

2024年の変化朝顔:その②

 📸2024年6月23日:黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲(G0788)
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 📸2024年6月23日:黄縮緬抱丸葉紅鳩台咲(G0516)
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 📸2024年6月23日:黄打込弱渦林風葉淡紫地紅紫車絞丸咲(G0840)
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「黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲」
<き(葉色) うちこみ(葉質) じゃっか(葉質) まるば(葉の形) ふじいろふぶき(花色) まるざき(花の形)>
「黄縮緬抱丸葉紅鳩台咲」
<き(葉色) ちりめん(葉質) かかえまるば(葉の形) べにばと(花色) だいざき(花の形)>
「黄打込弱渦林風葉淡紫地紅紫車絞丸咲」
<き(葉色) うちこみ(葉質) じゃっか(葉質) りんぷうば(葉の形) あわふじじ(花の地色) べにむらさき(花の色) くるましぼりまるざき(花の形)>

 昨日ご紹介した通り、上記三種も公益財団法人遺伝学普及会で求めたモノである。
 どう成長するのか、どんな花が咲くのか、これから一つひとつ追っていこうと思っている。


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そろそろ変化朝顔のことなど

2024年06月22日 16時21分38秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月22日:ご覧の通り、斑入り葉である。名は<青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲>となる。
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 📸2024年6月22日:読みは、「あおふいり とんぼば こだち ちゃふくりん まるざき」となる。
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 2024年の変化朝顔は、公益財団法人遺伝学普及会で求めた6種、おまけで頂戴した1種を加えて7種ということになる。しかし、播種が早過ぎたためか生育はあまり芳しくない。
 一般的に、アサガオの生育には、少なくとも20度以上の温度が必要とされる。ところが、今年の播種は5月中旬頃であった。確かに、夏日、真夏日といった日も珍しくなかったが、10度などという低温の日にもしばしば遭遇した。
 7種のなかで順調に推移しているのは、上記で示した「青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲」である。この長ったらしい名前は、この変化朝顔の性質を列挙したものである。読みと該当する部位を示すと、以下のようになる。

「あおふいり<葉色> とんぼば<葉質> こだち<つるの性質> ちゃふくりん(花色) まるざき<花の形>)」

 ご覧の通り、まだ本葉が数枚出た程度だから、これからどうなるか分かったものではない。生き物の生育にはハプニングが付き物だものね。

 📸2024年6月22日:タマガワホトトギス(玉川杜鵑:ユリ科ホトトギス属の多年草)
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 他のホトトギスに先駆けて咲いたタマガワホトトギスが花びらを落とした。
 すると、花びらと同様、黄色味を帯びた実が出現した。この鞘のなかには1ミリにも満たない種が出来るというが、いままでその種を確認した試しがない。栄養が行き届かないせいだろうか? 今年こそ種を取ってみたいものである。

 📸2024年6月22日:ゲンペイシモツケ(源平下野:バラ科シモツケ属の落葉低木)
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 挿し木にして育ったゲンペイシモツケである。この株には、赤系統の花しか出ない。
 一説によると、赤系統の花が咲いた枝を挿し穂にすると赤系統しか出ないとか。源平の名の如く、紅白の変化咲きを求めるのであれば、白系統の枝を指し穂としなければならないという。それほど多くのケースを試したわけではないので、この説が正しいか否かは藪の中。

 📸2024年6月22日:斑入りツユクサ(斑入り露草:ツユクサ科ツユクサ属の一年草)
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 📸2024年6月22日:アネモネ・カナデンシス(アネモネ・カナデンシス:キンポウゲ科イチリンソウ属)
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 この時期、花に困るとこの二種に頼ってしまう。
 斑入りツユクサと初夏咲きのアネモネであるカナデンシスである。
 ともに強靭な生命力を有するが、ご覧の通り、葉や花は愛でるに値する。なかなか得難い草本だと思うのだが・・・・・・。


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